2.3.矢口リーダー、ミニモニ。を卒業



2月2日(日)大阪厚生年金会館〜Hello! Project 2003 Winter 〜最終公演


いつもなら、ミニモニ。劇場が始まる場面で、

矢口:辻ちゃん、加護ちゃん今日はハイテンションだね

加護:そうですよ。今日は矢口さんのミニモニ。卒業ですからね。

矢口:ミニモニ。もここまで大きくなったし、辻ちゃん加護ちゃんも成長したしね。


涙を流す矢口リーダー、必死に涙を堪えようとするが半泣き状態の辻ちゃん、
そして加護ちゃんは、涙を見せることなく矢口リーダーを暖かい眼差しで見つめていたらしい。
泣きじゃくる我が子を暖かくやさしく見守る母親のような顔に見えたそうだ。

やぐは涙を流しながらも、これからのミニモニ。について、新メンバーの高橋について、
気丈にファンにコメントしたらしい。

通常通りにコントを進めようとするが、いつもよりもかなり短縮したバージョンで進んで行き、
ミカ登場のシーンでは、登場するとすぐにミカはやぐに抱きつき涙を流しながら感謝の言葉を
述べたそうだ。


大阪公演に参戦していた、ミニモニ戦士・でんでん氏からこの事実を聞かされても、
まだ実感が沸いてこない。
今日でやぐリーダーがミニモニ。を卒業することはある程度覚悟はしていた。
去年のうちから、やぐミニモニ。卒業公演(大阪ハロプロ)は連番しようと話していたが、
どうしても抜けられない仕事が入ってしまい、泣く泣く遠征をキャンセルした。
市井ちゃん卒業公演に参加して以来、卒業公演と名の付つくものにはすべて参戦してきたが
今回初めて、それも私の大事なミニモニ。矢口リーダーのラストなのに立ち会うことができなかった。

私が立ち会わなかった場所で愛するユニットが終わりを迎えた。
残念で悲しくて悔しい気持ちがあるが、なんだか実感が沸いてこない。
卒業コンに立ち会えるヲタは、全国のヲタの中でも限られた人だけなのは当たり前なんだけど、
今回初めて“立ち会わない側”に立ってみて、このなんとも言えない現実感の無さを思い知った。
裕ちゃんの時もごっちんの時も、あの会場に居なかった人達はこうゆうなんともやるせない気分
だったんだろうなぁと今日あらためて実感した。


ミニモニ。の歴史は私の娘。ネット歴とほぼ同じ。
まだ、デビューも決まってない時期、ミニモニ。定例会議をへそやハロモニ。で放送してたあの頃、
私もGMの掲示板で書き込みを始めた。
年明けのデビューが決まり、1人で大ハシャギしたものの、GMで好意的にミニモニ。を迎えてる人は
かなり少なかった。
CDが発売されても「ミニモニ。はいいや」とCDを買う事をしないモーヲタもたくさんいた。
「一枚だけの企画もので終わってくれ」「ライブで歌うのは勘弁」など、数々の罵倒も目にした。
その中でも一番悲しかったのが「矢口がミニモニ。なんてかわいそう」という言葉。
やぐがミニモニ。を愛している事は、ミニモニ。誕生から見続けてるものなら誰もが疑うことはないのに。
「そうゆう風に思われるのは辛い」と当時本人も語っていた。


そんなミニモニ。もあっという間にモーニング娘。本体と肩を並べるほどの重要なユニットに成長した。
モーニング娘。のユニットの中でミニモニ。ほど強力なケミストリーが生まれたユニットはないと思う。
加護ちゃんと辻ちゃんという娘。に入ったばかりの2人と、お姉さん組に成りかけのやぐ。
この3人が織り成す世界感は素晴らしかった。
ミニモニ。が生まれた事によって今のモーニング娘。のバラエティよりの路線ができたと言ってもいい。
私はミニモニ。が生まれた事がモーニング娘。に与えた影響は絶大だと思っている。
それは子供ファンを獲得したという事ではなく、モーニング娘。に新たな方向性を見出したことの方が
大きいと思っている。


加護ちゃんと辻ちゃんが居ればいい。
私の中にこの考えがあるのは事実だ。
しかし、あの3人が織り成す世界観がやっぱり大好きだった。



っていうかね、めっちゃ楽しかったっちゅうねん!(涙)



なんか堅苦しく書くのめんどくさいから、こっから勢いで書くわ(w

2年半本当に楽しかったもん。思い出がたくさんありすぎて何から書けばいいかわかんないけど、
ジャンケンぴょん!の時に頭に加護ちゃんと同じヘアバンドして赤白手袋はめて踊ったこと、
リンリンリンでは、お化粧コンパクト、カメラ、携帯電話の3点セットを用意して挑んだこと、
ひなまちゅりの時には、原宿行ってピンクの扇子を買ってきたこと、
って全部コスプレかYO!!(w

30過ぎたおっさんに「同じ恰好したい!同じ物を持ちたい!」って思わせるユニットなんて
他にはないよ!
こんな気持ちになった事も今まで生きて来て初めてですよ。
それほど凄いユニットなのよ!!
ぶっちゃけ、ミニモニ。よりもタンポポの方が好きだったけどね、でもタンポポのコスプレしたいとは
思わないのよ。タンポポはあのかわいらしい世界を見つめていたい、見守りたいって感覚だったけど
ミニモニ。は違うんだよね。


俺達はミニモニ。になりたかったんだよ!!なりたかったんだよ、なりたかったんだよ...


そんな風に思わせてくれる素晴らしいユニットだったんだよね。
ラストステージでも加護ちゃんは涙を堪えて矢口リーダーを暖かく送り出した訳だし、。
これからはあいののがやぐの代わりも務めて、ミニモニ。を引っ張っていかなきゃならない。
今まで以上に私もミニモニ。をガッチリと応援していきますよ。それは事実。
やぐの卒業も肯定的に受け止めようと思う気持ちもある。
でもね、やっぱ寂しいわ。悲しい。二度と見れないってのがね。もう本当辛いね。
モーヲタやってると心が疲れるね。
ミキティが入ろうと、6期が入ろうと、分割しようと、全然構わないんですけどね、私は。
やっぱ卒業は堪える。こればっかりは心が痛い。


今日はなんか普通の精神状態じゃないんでね、なんかダラダラと言いたい事を
書きなぐりましたが、やぐには本当感謝の気持ちがいっぱいです。
素晴らしいユニットに成長したのも、矢口リーダーのお陰ですからね。
つんくの力ではなくリーダーの力でここまで育ったユニットってミニモニ。だけですよ。
まあ、裏で色々と仕掛けしてるのはつんくであり、事務所だろうけど、
加護ちゃんや辻ちゃんがここまで強くなれたのは、矢口リーダーのお陰だと思ってます。


すべてのモーヲタに愛されるメンバー・矢口真里。
人間的にも女性としてもリーダーとしても本当に素晴らしいと思います。
これからも、ミニモニ。のことを加護ちゃんのことを暖かく見守っていて欲しいです。
加護ちゃんが困ったら力になってあげて欲しい。
そして、ハロプロキッズ・ユニットではりさたむをよろしく!(w


矢口リーダーありがとう!!

矢口リーダーは永遠にミニモニ。リーダーだ!!







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