8.31.遂に発売決定!!  ミッシェル・ガン・エレファント解散!


ザ・ビートルズの映画「LET IT BE」のDVD発売が発表された。
ザ・ビートルズがすでにバンドとしての機能を果たしてない状態になっている最後の姿を
克明に記録している貴重な映画だ。
私は中学生の時にTVで深夜に放送したものをビデオに録画しているので今まで何度も見ているが、
このような形でDVDとして発売されることが決まり非常にうれしいし素晴らしいことだと思う。
この映画はスタジオの屋上でザ・ビートルズが演奏する有名なシーンが収められていて、
結果的にはこれがザ・ビートルズのラストステージになってしまっている。
ザ・ビートルズほどの偉大なバンドでも最後はあまりにもあっけない終焉を向かえ、
正式な解散コンサートなんてものは行なわれていない。
きちんとした形で解散コンサートをやる事自体、ロックバンドしては稀なことであり、
気づいたらあのステージがラストステージだったんだな〜っていうパターンがほとんどだ。


日本では比較的、解散コンサートと銘打ってライブを行なうケースが多い。
1988年のBOφWYのLAST GIGSの影響か、その後のロックバンドは必ず最後に一発
ライブをやって解散するパターンが定着している。
ファンとしてみれば最後のステージというのはメモリアルとして保存しておきたいものだ。
解散する時に、全盛期の勢いがないバンドでもラストステージというものは
特別な力が発揮され素晴らしいライブになることが多い。
解散自体を最後のビジネスと考え、ツアーからビデオ発売まですべてパッケージ化されたような
ケースはあまりいい気分がしないが、それでも作品として残るというのは重要なことだとは思う。


今年春、偉大なユニットが終焉を迎えた。
終焉を迎えると同時に新たなユニットとしてスタートも切ったわけだが。
このユニットはデビューからすべてのシングルをDVDとして発売しており、
映像を後世に残すという事に重きをおいて来た。
客前で披露したライブもほぼすべてDVDとして商品化されている。
終焉を迎えると同時に、新たなスタートを切ったという事もあり、
このライブが作品として発売されることはなかった。30分の特番で放映されたのみであった。
その1ヶ月後に行なわれた「保田圭卒業ライブ」はすでにDVD化されているのにも関わらず。
ユニットとして新たなスタートを切ったので、過去を振り返ることをしたくないという事も
わからないでもない。
2ヶ月連続で新曲をリリースするタイミングで、このライブを発売するということは
戦略的にもマイナスだと判断したのかもしれない。


私はこの歴史に残る貴重なライブが作品として残らない事が悔しくてしょうがなかった。
せめてFC限定でも構わないから発売して欲しい!そう願っていた。
ここまで全盛期の中で終焉を迎えたユニットは非常に稀であり、
このユニットの最高に輝いてる瞬間が記録されているであろうライブ映像を
ぜひ、これからの新しいファンのためにも残すべきだと強く思っていた。
そんな思いもいつしか忘れそうになってきた頃、
突如、この作品が発売されることが発表されたのだ!!



ミニモニ。スペシャルライブだぴょ〜ん!(10月29日発売)



ハワイに行かなかった事に_| ̄|○いた私に、スペシャルな贈り物が届いた。
遂にあの伝説のライブがDVD化されるのだ。
「LET IT BE」の発売決定をも上回る衝撃が全世界に走ったであろう。
あの日会場に立ち会えなかった全国1000万人のミニモニ。戦士達が歓喜の声をあげたハズだ。
願わくば、2月2日大阪厚生年金のステージもボーナストラックとして収録して欲しいところだ。

しかし、なぜこの時期に発売するのであろうか?

新生ミニモニ。としての3枚目、注目の新曲「CRAZY ABOUT YOU」を
10/16にドロップした2週間後である。
初代ミニモニ。の幻影が薄れてきて、新生ミニモニ。の姿が世間に認知されてきたこの時期に
あえてリリースする事を決めたということは、それだけ「CRAZY ABOUT YOU」は本気!
という事なのではないだろうか?
3/29直後にリリースされていたら、初代ミニモニ。を心の中に引きずってしまい、新生ミニモニ。に
感情移入できなかったであろう。
しかし、今のミニモニ。ならば、何があっても大丈夫、そう判断してのこの時期のリリース決定
なのではないだろうか。


「ミニモニ。スペシャルライブだぴょ〜ん!」の発売決定は天にも昇るほどうれしい話なのだが、
それ以上に「CRAZY ABOUT YOU」がすごい事になってるって事が確信できた方が
今の私にはうれしい出来事であった。


ごっちんと握手した時に

(;`Д´)y━~<ライブ楽しみにしてるよ!


( ´ Д `)<ほ〜〜い♪


と言ってもらった時と同じくらいうれしい出来事であった(w







「真希〜ほほほほ〜い〜/DIJのピストル」

ほほほーい!

ワン、ツー、ワンツースリー ワン、ツー、ワンツースリー

ごっちんと握手した時 こう言ったんだ 「ライブ楽しみにしてるよ!」

ほほいほほい

そしたらごっちんは 僕の目を見て 「ほ〜〜い!」って言ってくれたんだ!

ほほほーい
ほーいほほーいほほほーい ほほほーいほほーいほほほーい(×2)
ほほほーいほほほーいほほほーい ほーい!
ほほほーいほほほーいほほほーいほーい(×3)

今日から 僕を ホイ泥棒と呼んでもいいよ♪
ほほほーい!ホイ!






















ミッシェル・ガン・エレファント 10月11日幕張メッセで解散


Thee
Michelle
Gun
Elephant
Thank You Rockers
I Love You Baby
Burning Mortors
Go
Last Heaven



私が好きなロックバンドがまた一つ解散する。
ロックバンドはいかにカッコよく解散するかってのが、一つの美学としてあるけれども、
今回のミッシェルはちょっと残念な解散だ。

「ギヤ・ブルース」で頂点を極めた後、「カサノバ・スネイク」「ロデオ・ダンデム・ビート・スペクター」と
しっかり地に足の着いたアルバムを発売し、その後1年以上の活動休止期間に突入。
昨年秋にまずツアーから活動を再開、その際に披露された新曲「太陽をつかんでしまった」で
新たなミッシェルを見せつけてくれた。
「太陽をつかんでしまった」を含んだアルバム「SABRINA HEAVEN」は、「ギヤ・ブルース」とは
違った意味でミッシェルの代表作になる素晴らしいアルバムだった。
それと対をなす形のアルバム「SABRINA NO HEAVEN」を6月にドロップ。
今年のFUJIロック初日の一発目に突如出演を決めたり、
秋のツアータイトルが「LAST HEAVEN TOUR」だったり、何やら解散の噂は立ちこめてはいた。
しかし、今のミッシェルは解散するにはまだまだやり残してるだろうと思っていたので
発表を見るまで私には信じられなかった。
ナンバーガールの解散は突然すぎたけど、“らしいな”となんだか納得するところもあった。
ブランキーは誰しもが解散を予期してた時の解散だったので燃え尽きる所を見届ける気分だった。
しかし、このミッシェルの解散はとても歯切れが悪い。残念だ。
ここで解散かよ...。


1999年夏、モーニング娘。第三期オーディションが行なわれている最中に北海道で行なわれた
第一回の「RISING SUN ROCK FES」に私は車で友人数人と北海道まで見に行った。
車の中で「後藤真希って子がすげーんだよ!」って言ってたら、みんなに引かれた思いでがある(笑)
ブランキー、ミッシェル、ナンバーガール、ギターウルフ、サニーデイ・サービス、UA、椎名林檎...
史上最強のラインナップで行なわれたこのロックフェス。
あれから4年。ブランキーもナンバーガールもサニーデイも解散してしまった。
そしてミッシェルも解散。
あの時はこれから「日本のロック界はすげー時期に入るぜ!」なんて興奮してたもんだけど、
この4年間でここまで寂しい状況になるなんて思いもしなかったなぁ。
そういえば、ごっちんもすでに娘。にいないしなぁ〜。4年間で色々と変わるもんだよなぁ(しみじみ)


10月11日はハロプロの予定は何もないので幕張でミッシェルの最後を見届けてきます。