4.12.松戸・森のDANCEHALLに足を向けろ

〜MAKI GOTO CONCERT TOUR 2004 SPRING 初日・松戸〜






ネタバレはじめました。  
※ごっちんコンネタバレ嫌な方はお戻りください。




松戸・森のDANCEHALLに足を向けろ
ありったけの金を持って松戸・森のDANCEHALLには
同じような気分の奴らが わんさかいるんだ

客席へ降りてゆくドアを開ける
いきなり彼女が頭上から降りてきた
「PAIN IT GOLD」っていう名のミルクシェイクを頼むぜ
次の瞬間、ステージに登場した彼女が バカでかいホースでさ
それをあたりかまわず撒き散らし始めた
客席中大騒ぎさ でもルールはちゃんと決まってる
紫の照明が金色に変わったら ダンスを始めなくちゃいけない
そう誰も踊ったことのないような おまえだけのダンスを
波打つ床に乗りながら

松戸・森のDANCEHALLに足を向けろ
ありったけの金を持って
松戸・森のDANCEHALLでは
いかした彼女がとびきりの魔法をかけてくれる



(3104丁目のDANCEHALLに足を向けろ/BLANKEY JET CITY)



  

ごっちんにとっての三度目のツアーが遂にスタートした。
2ndアルバム「PAIN IT GOLD」、最新シングル「サヨナラのLOVE SONG」を
ひっさげてのツアー。
昨年秋のツアーでは『進化する後藤真希』という言葉が生まれたように、
回を重ねるごとにステージが進化し続け、最終公演までファンを魅了し続けた。
昨年のあのツアーをどう超えるのか?ファンの期待が高まる中ツアー初日はスタートした。



今回のツアーのセットリストはこちら。

1・ペイント イット ゴールド ★
2・抱いてよ! PLEASE GO ON
3・やる気! IT'S EASY
4・サヨナラのLOVE SONG ☆
5・長電話 ☆
6・HEY! 真昼の蜃気楼(with稲葉) ☆
7・気まぐれ(with稲葉) ☆
8・涙の星 ★
9・メドレー
  愛のバカやろう 〜 うわさのSEXY GUY〜 スクランブル 〜 手を握って歩きたい
10・LIKE A GAME(DANCE SOLO)
11・LOVE,BELIEVE IT! ★
12・愛ってどんな×××...
13・盛り上がるしかないでしょ!
14・オリビアを聴きながら ☆
15・原色GAL 派手に行くべ!
〜アンコール〜
16・秘密 ★
17・晴れた日のマリーン

★印が2ndアルバム収録の新曲、☆印がツアー初登場曲。


ライブ終了後、このセットリストに賛否両論があった。
一番驚かされたのがメドレーだ。
愛バカ、セクガイ、スクランブル、手握、そしてLIKE A GAMEと昨年のツアーでは
キラーチューンとして使われていた曲がほぼ入っている。
ごっちんの代表曲と言ってもおかしくない曲である。
この曲をあえてメドレーでやってしまった事に勿体無いと言う声があがっていた。

私はこの曲をメドレーとして歌ったことに非常に好感を持つし、
ごっちんの「歌いたい曲を歌う」という強い意志を感じた。
この5曲はごっちんライブにはなくてはならない曲であるが、
この5曲をセットリストに加えてしまえば他の曲が当然カットされることになるだろう。
そしてこの曲をセットリストに加えると、昨年のツアーとの色の違いが
あまりなくなってしまうハズだ。

今回は「ペイント・イット・ゴールド」収録の新曲4曲を初披露することが
一番の目玉だったと思うが、その他にライブ初披露としてカップリング曲の「長電話」「きまぐれ」
そして「オリビア」までも歌ってくれた。
ライブの盛り上がり、観客との一体感を求めるのならば、この3曲を歌うよりも、
メドレーの5曲をフルで歌った方が当然盛り上がるということは
ごっちんもスタッフも重々承知してるハズだ。

観客との一体感という事を取れば、今やごっちんコンがハロプロコンの中では一番であろう。
昨年の秋ツアーでそれを証明した。
ごっちんも凄いがそのごっちんを支えているごっちんヲタ達も素晴らしい。
ファンと一緒になって作り上げる素晴らしいステージが出来上がっている。
ファンとの信頼感を築き上げたごっちんは、今年のツアーではその一体感だけに拘らず、
更に次へ進むために自らの色をもっと出すステージを作り出そうとしている。
自分の歌いたい歌を、自分を信頼してついて来ているファンのみんなに聞かせたい。聞いて欲しい。
代表曲をメドレーに押し込んでまでも「長電話」「きまぐれ」「オリビア」を歌ってくれたごっちん、
そしてその選曲を決めたスタッフはとても素晴らしい。


MCでごっちんが
「(今回のツアーは)進化するというよりも、素の後藤に近くなってると思う。」(たぶんこんな感じ)
と語っていたが、昨年一年間でライブアーティストとしての土台を作り上げ、ファンと強い絆を結び、
今年は今まで以上に自分らしさをファンにさらけ出してリアルな後藤真希を見せていこうと
しているのではないだろうか。


代表曲をメドレーにしたことによりもうひとつ良かった事がある。
新曲4曲がこのライブでかなり活きている点だ。
ライブの頭に新曲を固めてくると思っていたが、上手く4曲を散りばめて
今ツアーの核になる曲として使われている。
特に私が一番驚かされたのが「LOVE,BELIEVE IT!」。
「LIKE A GAME」を初めてライブで見たときも、あまりのカッコよさに度肝を抜かれたが
この曲は「LIKE A GAME」ほどの派手さは無いものの、実に完成度の高い曲として
ライブの見せ場となっている。
つんくがここ数年に渡ってチャレンジし続けた「つんく流R&B」。
その完成形を見た気がした。ただただステージのごっちんに見惚れてしまう、圧倒的なパワーを感じた。

この曲繋がりで始まった「愛ってどんな×××...」昨年の春ツアーで見たときは、
軽やかな感じに聞こえたのだが今回はかなりパワーが増しており、より黒っぽさが出ている気がする。
「LOVE,BELIEVE IT!」と並んで見ごたえ十分である。
PPPHや合いの手を入れづらい曲なので、暴れたい系の人には受けが悪い2曲だと思うが、
私の中ではこの2曲の流れ(LIKE A GAME含め)が、今ツアーの最大の見せ場であった。
とにかく見ていて聞いていて気持ちがいい。自然に体が動き出す感じ。
ピストルinDANCEHALL状態だ(w
ごっちんしかできない曲。このタイプの曲はごっちんの武器と呼んでいいと思う。

オープニングの登場シーン、キラーチューンメドレー、稲葉さんとのダンスなど
色々見せ場があるツアーではあるが、アルバム曲4曲がツアーを重ねて行くと共に
どのように変化していくのか楽しみである。
私は残念ながら次の参戦予定は未定であるが、後半戦になんとかしてもう一度参戦したいと思う。
しばらくは熱いごっちん推し達のレポートを読んで現場の様子を感じていたいと思う。



  




初日は渋滞に巻き込まれ開演時間に間に合わず、扉を開けた瞬間に
ごっちんがロープで下りてくるというスタートを切ってしまいました(涙w
全17曲だけどメドレーも含まれてるしゲストのみで歌う曲もないのでかなり濃厚ですよ。
いい感じでバラード曲が入ってるのでなんとか息つけるけど、
この曲数で激しいナンバー続けられたら死者がでてることでしょう。

LIKE A GAME(DANCE SOLO)では稲葉さんがヲタ芸をやります。
ダンサーも一緒にヲタを煽りながら。観客も当然やりまくり。
3公演とも違うパターン。
初日はOAD。2日目昼はマワリ。
夜はロマンス来るか?とみんなで話してたら、ズバリでした(w
これからも色々とヲタ芸を盗んで披露してくれることでしょう(笑)

3公演フル参戦して本当楽しかったです。

ごっちんありがとう!!



「W/恋のバカンス」初公開、CBC番組については数日後に書きます。