4.14.W/恋のバカンスTV初披露


4月10日土曜日、イラク人質問題で日本全国が騒然としてる中、
一部の地域のみはまったく異質な空気が流れていた。

東海地方。
CBCテレビ(ラジオ)というローカル局に、朝の9時からモーニング娘。がTV生出演。
全国放送ではない一部地域のみしか見られない一地方局に
天下のモーニング娘。が5時間に渡って生出演する。
CBCがいくら積んだのかはわからないが、元々ハロプロと強いパイプのある局だからこそ
奇跡的に実現させた企画だと言えるだろう。


奇跡はそれだけではない。
全世界が待ち焦がれているスーパーデュオ・Wが
デビューシングル「恋のバカンス」をTV初公開する。
番組の最大の目玉でもあり、初披露は5時間という長丁場の最後までおあずけ。

 
いつも以上にご機嫌な様子で出演する2人。

「おやつタイム」と称して何度も休憩タイムを貰うVIP待遇を受けるWの2人。
2人は「局始まって以来の大偉業を成功させる!」との局側の意気込みを感じ、
三流芸人との共演にも嫌な顔1つせず、終始ニコニコ笑顔で出演。
2人が並んで画面に映るだけで、ローカル番組とは思えない華やかさ。
いい画を撮るにはカメラマンの技術や有能なディレクター、金かけたスタジオなど必要ない。
それがハッキリと証明された。


ハッピーな空気が流れ続ける東海地方でもさすがにイラク人質問題のニュースを
伝えないわけにはいかない。
番組中、数回ニュースが入ったのだか、その重いニュースを伝えた直後
思わず女子アナがWサイン。



この日ばかりは何をやっても許される。
そんな空気がTV局内、いや東海地方に流れていた。
この日の東海地方はサマワパーティーどころではなかったのだ。




そして、時は来た。
番組終了時間まで30分を切ったオーラス中のオーラスである。



突如、Wの衣装にを身をまとった2人が登場。
モーニング娘。の時とも、ミニモニ。の時とも違う、
あいののであってあいののではない。
Wの加護亜依、辻希美。


恋のバカンス初披露。





今の私にはTVを見ていない方々にWの魅力を伝えられる文章力は持ち合わせていない。
余計な事書いてみなさんに変な先入観植え付けることはよろしくないと思うので
ご自分の目で確認し、そして震えて頂きたい。
もはや、ピンクレディもピーナッツも遥か後方に置き去りになり、過去の遺物でしかない。

CBCラジオのスタジオ内というチープな場所でのお披露目となったが、
これはWの魅力を余計な演出やセットで壊したくない、ありのままのWを
お茶の間に届けたいとの思いがあったからだろう。
放送後全国のヲタ達に動画として流れることを計算して、「CBCマーク」の映るスタジオを使った
というローカル局ならではの必死さも垣間見れるが。

今回はWにとってあくまでもゲネプロ。
CBCという一地方局をジャックしての壮大なるゲネプロである。
さいたまスーパーアリーナで娘。コンが終わった後の5月からは、Wの2人が全国ネットのTV局を
暴れまわることになるだろう。

来週はミニモニ。ラストシングル「ラッキーチャチャチャ!」が発売される。
そしてミニモニ。のステージを見れるのも名古屋と埼玉を残すのみ。
ミニモニ。との別れの悲しみを癒してくれるのが、Wの2人。
とても複雑な気持ちであるが、Wが誕生して良かった。今は心からそう思う。