5.13.「月影のナポリ」 「悲しき16才」〜第4回・加護右翼試聴会〜






「恋のバカンス」発売1週間前ということで、いつもよりもちょっち遅めですが
恒例の加護右翼試聴会を行いたいと思います。
シングルで試聴会っていうのも初めてなんですが、
あまりにもすごい作品ですので、これはやらずにおれません。
      ということで、萌えの彼方のでんでんさんをお呼びしております。


毎度です。でんでんいいます。
加護さんと辻さんの為ならヒョードルとだってケンカできる男です。でも絶対負けます。
毎回ピストルさんとミニモニ。レビューさせてもらってます。
今回のWも随分前に某先生から頂いてたんですけどね、
      ミニモニ。の件があったのと何も書けないほど曲が素晴らしかったので
      ここまで日が延びてしまいました。


ちょっと延びすぎたね。明日から連日TV出演が続くし今日しかないんだよな。
っていうか、取ってつけたかのような一言カキコでセンマガに感想書かれた時は
むかっぱら立ったけどな(w
今回はアルバムレビューの前哨戦ということで、軽目に行きましょうか!








 『月影のナポリ』  D・亜依・Jのピストル



これから世界を震え上がらせることになる史上最強デュオのデビューシングル。
このシングルには「恋のバカンス」と合わせて3曲収録されている。
どれもザ・ピーナッツのカバー曲だ。(原曲は「恋のバカンス」以外は外国曲)
シングル発売の2週間後には15曲入りというフルボリュームのアルバムが発売されるので
シングルのカップリング2曲はアルバムから漏れた曲、アウトテイク的な曲だろうと
思っている人が多いハズだ。
私もこの曲を聞くまではそこまで大きな期待は持っていなかった・・・そう、聞くまでは。


ヘッドホンを耳につけ、この「月影のナポリ」をゆっくりと聞き始めた。
イントロはピアノの音色で始まる。
軽やかなピアノの調べが耳に心地よいと思ったのも束の間!!


( ´D`) ( ‘д‘) <ティンタレー ラディ ルーナ♪


一瞬にして俺の脳内に魔性のキューティーハニーが潜り込んだ。
両耳から脳の奥にキューティーハニーがぐいぐいと突き進んで来る。
この世のものとは思えないそのキューティーボイスに俺の体もみるみるキューティーになっていく。
俺自身がキューティーだ。キューティーはにゃ〜んだ!
その時間、僅か2秒。あっという間の出来事だ。
キューティーはにゃ〜んとなった俺は、2人と一緒に歌いだした。


( ´D`) ( ‘д‘) (;`Д´)y━~ <ティンタレー ラディ ルーナ♪

( ´D`) ( ‘д‘)<お屋根のてっぺんで 子猫みたいにね♪

(;`Д´)y━~<にゃあ〜〜ん♪

( ´D`) ( ‘д‘)<あの子とふたりで 月を見ていたら ねぇ〜♪

(;`Д´)y━~<ねぇ〜ん♪

( ´D`) ( ‘д‘)<恋をしちゃった♪

(;`Д´)y━~やっちゃった♪


ありえない!こんな音楽ありえない!!この歌声は凄まじすぎる!!
軽快なピアノの伴奏に乗って史上最強の2人の歌声が私の体を蝕んでいく。
夢にまで見た瞬間。
加護ちゃん辻ちゃんの歌声だけに体が支配される快感。
これをエクスタシーと呼ばず何をエクスタシーと呼ぶのか問いたい!
激しく問いたい!代々木忠を問い詰めたい!!


( ´D`) ( ‘д‘) <ティンティンティンのお月様♪


軽快なリズムから一転、テンポを落としてハニー達はやさしく歌いだす。
しっかりと私のハートを掴んだままゆっくりと丁寧にスウィートに。
さっきまで激しくはにゃ〜んだった私の体もその歌声に包まれ、
半はにゃ〜んに戻りつつあった。
しかし、ハニー達は容赦しない!してくれない!さすものか!


( ´D`) ( ‘д‘) <ティンタレー ラディ ルーナ♪


ティンタレキタ*・゜゜・*:.。..。.:*・゜(゜∀゜)゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*!!
この魔法の呪文を唱えられると、私の体は問答無用ではにゃってしまう。
さきほどよりも激しさ、キューティーさを増した2人の歌声にピストルはにゃ〜ん地獄絵図だ。

(;`Д´)y━~<OK!かも〜ん!ギターー!!

自らギターを手にチャックベリーよろしく右足を上げながら片足で部屋中を跳び回る。
俺のギターで2人がダンス!!

( ´D`) ( ‘д‘) <ダンス!ダンスするのだぁ〜!!イェ〜イ!!

(;`Д´)y━~<はぁ〜にゃん!はっはっはにゃ〜ん!たらたらたぁ〜ん♪

そしてまたまたスウィートな歌声で歌いだすキューティーW。
そのブリリアントな歌声に首を左右に振りながら一緒に口ずさむ俺(34歳・管理職)


( ´D`) ( ‘д‘) <ティンタレー ラディ ルーナ♪


またかあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!休ませてくれんかい!!
激しくヘッドバンキング!もう頭振るしかないっす!
首だけ振ってると次の日起きて「なんでこんなに首が痛いんだろう?」ってことになるので
体全身を使ってなるべく首だけに負担がかからないようにヘッドバンキング!

もうすごい!!!ありえない!!つーかカバーとかそんな次元ちゃうから!!
完全無欠な名曲の誕生っすよ!!(号泣)
これカップリングでアルバムに入らないってありえないから〜!!
っていうか、アルバムどうなっちゃうんねん!!(走召期待)



こんな感じで曲の雰囲気は多少なりとも掴めたかしら?(w



Tintarella di Lunaはイタリア語。
Tintarellaは「日焼け」、Lunaは「月」。
直訳すると「月による日焼け」となるが、
「白い月明かりを浴びて、白く焼ける」という意味だそうです。(ぐぐって調べたw


僕の体もWという眩しい明かりに照らされて、焼けまくってます。燃え上がってます。

Tintarella di W














 『悲しき16才』  でんでん



「ヤ♪ヤ♪ヤ♪ヤ♪ ヤ♪ヤ♪ヤ♪ヤン♪」

一瞬だ。イントロの時点で勝負は既に決まった。
「ヤ」と「ン」、このたった二つの言葉をあいののが
発しているだけだというのにイキナリ世界を創りあげてしまう。

とにかく圧倒的な萌えヴォイスだ。
萌え評論家の私ですら家の中をゴロゴロと萌え転がるほどの破壊力。
ほんの少し音が洩れただけで近所では夫婦ケンカはピタリと止み、
犬はアメリカ風に「バウ」と鳴き始めたくらい凄い。

ここ一、二年、娘。にいるののたんは太くて力強い歌い方が多く、
あいぼむもどんどんナチュラルでピュアになる感じだった。
どんどん進化している証拠だし、当然不満は無かったけど、
逆に『恋愛って〜』や『NONSTOP』の頃のような
歌い方はもう無理なんだろうなって残念な気持ちもあったんですけど…


楽 勝 で で き る や ん っ ! !


しかも更に萌えに磨きがかかってるっ!鬼すぎるって!
昔は萌えを1速(ロー)で飛ばしていた感じだったけど、
今回は5速(トップ)まで憶えて自由に操ってます。
この曲の加護師匠なんて老若男女問わず完全に萌え殺す気ですよ。

最近また尾崎人気が復活しているけど、
今のJ-POPでは聞かないような彼の熱い言葉に惹かれて
当時の尾崎を知らない人がアルバムを買っている事が多いという。
あいののの歌声もこれに近いものがあります。
歌詞とかメロディを超越した一種のテレパシーみたいなもんが
どんどん伝わってくる。

「こんな気持ち誰にも 判るはずがないのよ

 パパやママも私をただ笑うだけ。」


曲のサビはこんな事を言ってくれるんですよ!
隠れヲタにとってはこれだけでめっちゃ励まされるんですよ!
ある意味ヲタ応援ソングなんですよ!

「悲しき16才」の気持ちを正真正銘の16才が歌ってるのも
素晴らしいですね。
普通に歌っただけで歌詞の主人公とシンクロ率100%ですよ。
当時のピーナッツは10代後半だったらしいし、
本家を超えてますやん!むしろあいののの為に創った曲ですやん!

萌えの境地から、夫婦円満、犬の健康にといい事づくめなこの曲。
唯一問題点を挙げるとするならば…
『悲しき16才』なのに“幸せ”にしか聴こえない所かな。えへへ。









いや〜デビューシングルから容赦なしやね!!
完全に上から目線やん!!(意味違爆)
俺はアルバム聞くのが怖いよ。怖くてたまらんよ!
このレベルで15曲って、聞き終わった後に心臓が動いてる自信がないね。



ああ、完全に上から目線ですわ。
これにピンクレディとかも加わったら過去のデュオ達の補完計画が完了しちゃうね。
一枚の中に歴史を全て詰めこむって、そりゃあ恐ろしい事ですよ。
自分は全く知らなかった曲も中には何曲かあるけど、
      どの曲も知ってたというW老戦士にとっては感動も更に大きいだろね。


シングルもアルバムも結局つんくは何もしてないってことだろ?
曲はカバーでアレンジも人に頼んでるし。
つんくこのまま何もせん方がいいかもね。
こんだけ強力なもん作っちゃったら、
      つんくもオリジナル書くのめっちゃプレッシャーなハズやで。
      Wの次のシングルは、つんくの正念場になるね。
      つんくが後10年この世界でやってけるかどうか、
      次のシングルにかかってんちゃうん?
      どんな曲でもWが歌うってだけで、それ相当の物はできあがるだろうけど
      ある意味、Wvsつんくって感じだよ。
      このWの凄さをつんくが更に上に突き上げることができるかどうか。
      非常に楽しみだね。頑張れ!光男!


今回レヴューした2曲からも判るように、カップリング扱いとはいえ
どれも昔の名曲ばかりだからね。
それを天下のあいののが歌うんだから外す訳がない。
下手に寺田が創るよりも名曲をカヴァーしてる方が安心かもしれない。
      寺田作品は最近更に演奏者・アレンジャーの色が強く出てるし、
      どこまで本気で楽曲に取り組んでるか見えないわ。
      Wは無限の可能性があるだけに、逆に色を決めるのはメッチャ難しいと思う。
      最初はやっぱり寺田に気合を入れて創って欲しいけど、
      一杯一杯な感じな曲しかできないようなら外注もアリですわ。


Wの未来に一点の曇りもなし!!光男だけが問題だ!!