7.26.大阪ハロコン〜飾りじゃないのよ涙は〜



※ハロコン・ネタバレあり












大阪前日に「Mステ」の「ハピサマ」を見て、PJを見て、
私の気分は卒業モード一色に突入していた。
緊急出張命令により初日の名古屋を回避、今回も日曜日に仕事を入れられ、
土曜日のみの参戦。
このライブを見終われば残すは代々木2Day’sのみ。
いよいよだ、いよいよ・・・。


純粋なライブとしては埼玉以来、待ちに待ったライブがスタートした。
あやや、メロンに会場を温めてもらい、いい感じに私の体も汗ばんで来たその時、
早くもWの登場である。曲は「寂しい熱帯魚」。
イントロに合わせステージ後方からWが登場する。
エレガントな衣装を身にまとった2人が華麗に歌い踊る。
Winkが巷でブレイクしていた頃はアイドルなんかにまったく興味がなかったので
「有名」と言われているあのフリもほとんど覚えてはいなかった。
しかし、Wの2人が華麗に踊る姿を見ているうちに、私の体も自然にHeart on waveである。

Wが歌っている姿を見るのは「恋のバカンス」に次いでこれが2曲目。
「恋バカ」とはまた違う感じでエレガントな魅力を存分に振り撒く2人。
歌っている時の表情も含め、新たなWの魅力を見せ付けられた。
表向きは「W+保田圭、稲葉貴子、アヤカ」という事になってはいるが、
完全にWのステージだった。
終わった瞬間、感動で流れた涙を拭きながら横を見るとでんでんも泣いていた。
そして、お互い無言で頷いた。そこに言葉は必要なかった。ユラユラDreamin’である。


その後が話題の「乙パス」。
「乙パス」の間は加護ちゃんがどんな感じでこの曲を聞いてるのかが
気になったので加護ちゃんをずっと見ていたのだが、
とりあえず手拍子はしてたものの、隣の辻ちゃんとずっと楽しそうに話をしていた。
私としても「乙パス」を久しぶりに聞きながら、仲良くしてるあいののを
見れたってことでとても心地よい時間を過ごせた。
私にとっても非常に思い入れの強い曲であるが、初めて見た感想としては
不快感は特に湧いてこなかった。
「乙パス」という名曲を後輩が引き継いで歌って行ってくれるのは
いいことだと思うので、これからも「恋しちゃ」とかも歌ったらいいと思う。


その後、なっちが奇妙な歌と踊りで私達を楽しませてくれたり(誉めてますw)、
裕ちゃんの気合のこもった歌と客煽りに感動したりと色々とあり、
ミキティの歌声しか印象に残らなかったカントリーが終わった直後、
花道先端にダブダブのベスボールシャツを来た2人が颯爽と登場。

すでに何百回も聞いてるあのイントロが流れ始める。「サウスポー」。
先ほどのエレガントな雰囲気とは打って変わって攻め攻めである。
いつ何時も完全な踊りストとして踊りまわり、「サウスポーは死ぬ気で行くで!」
とライブ前に宣言していたあのでんでん氏が、棒立ちである。
こんなでんでんはユキドンの時しか見たこと無い。あと圭織。
無敵の踊りストが完全に制圧されている。
踊りたいのに踊れない。ヘビに睨まれたカエルのように立ち尽くすでんでんを横目に、
Wは圧倒的な存在感で観客を魅了し続ける。
「ミュージックフェア」でこの「サウスポー」は披露されているので
すでに見た人も多いと思うが、あんなもんじゃない!
おばちゃんが横にいないねん!!キュートなレディ2人だけやねん!!
圧倒的やねん!!!!
曲が終わった瞬間、私の方を振り返ったでんでんの目には涙が溢れていた。
私の目にも大粒の涙が。そして、お互い無言で頷き再びステージに目をやる。


(辻ちゃん)
そしてそして、次にお届けする曲は?

(加護ちゃん)
はい!ドラえもんのエンディングテーマ曲なんだな!

(辻ちゃん)
だな〜!
8月18日に発売する新曲!

(2人)
「あぁ いいな!」



「なまず・なまず・なまず」とサンプリング音が入りその後に
「ナ〜マ〜ズはウロコがなぁーーい!」と例のフレーズを2人が歌い出す。
その後、歌に入るまでは軽やかなメロディのイントロが続く。
この時の音が「ぐにゅ〜ん」とタイムマシーンに乗ってる時のような音がして、
その音に合わせ花道を走りながらステージに戻っていく2人を見ていると、
私の体も夢の世界に迷い込んだ気分がしてくる。
やはり伊達にドラエもんの曲じゃない。夢いっぱいだ!
「曲がり角 曲がったなら」とTVで流れてる部分が始まる。
もうこの段階で涙ボロボロ。
曲を聞いて幸せな気持ちになって泣いたってかなり久しぶりなことだ。

歌も凄いがフリが更に素晴らしい。
「恋のバカンス」でも、2人で指を絡ませたり、手を握ったりと
デュオならではの合わせ技を見せてくれたが、これはそのレベルではない。
二人で足をブラブラさせたり、背中くっつけたり・・・ってこんなんでゴメン!(w
細かく覚えてません。とにかく凄いんで見て!としか言えない。

ひな壇で手拍子しながら見ている裕ちゃんとなっちが心の底から楽しそうに
2人を見つめていた。
お約束で手拍子をしてるのとは違って、楽しくてしょうがない!って雰囲気が凄いでてる。
ハロコンで卒業するって事に関してはあまり良く思ってなかったけど、
裕ちゃんやなっち達も居るこの場所で卒業できる方がやっぱ幸せだよなと、
この時あらためて思った。この場所から新たな出発をするっていいことだなって。
みんなだって2人の卒業を傍で見守っていたいだろうし。


ライブが始まる前までは、卒業モードに入っててちょっと寂しいって気分もあったが、
ここまで圧倒的なWのステージを見させられたら、その寂しさは一気に吹っ飛んだ。
モーニング娘。としてのステージが始まっても、これで最後なんだって気持ちも
あまり湧いてこなかった。
最後の一曲が始まるまでは・・・


(やぐ)
「2人から卒業の時にぜひ歌いたいと希望のあった思い出の曲を、
今日はモーニング娘。14人で歌います。」

(りかっち)
辻希美、加護亜依2人の、

(よっすぃ〜)
モーニング娘。の

(辻ちゃん)
そしてみんなの

(加護ちゃん)
ステキな未来を願って

(全員)
「I WISH」



加護ちゃんと辻ちゃんが歌い、よっすぃ〜とりかっちが続く・・・。
まだ、一週間先やっちゅうのにアカンわ。ボロボロ泣けてくる。
W見ててもボロボロ泣いたけど、あの涙とこの涙は全然意味が違う。
2時間の間に、こんなに感情が変化するライブは初めて。
来週の代々木ではこの「I WISH」をどんな気持ちで聞いてるのか、
どれだけ泣けば気が済むのかってぐらい泣く気がする。
で、この直後にみんなでスラーーッシュ&みんなでクルクルーですよ。これどないやねん!
精神分裂症になってまうちゅう話やで!!(w


残りあと4公演。
思いっきり楽しんで思いっきり泣いたるでぇーー!!!