9.26.ロボキッスに震えた夜〜Wスタンバイ仙台公演〜



とんでもねぇー曲だった。

とんでもねぇー踊りだった。

とんでもねぇー世界がそこにあった。



ほとんど予備知識を入れずに臨んだ仙台公演。
私にとって初のWスタンディング公演だったこと、「白い色」が過去最高に完璧に決まったこと、
MCコーナーで2人に魔法をかけられて観客全員が猫になったこと、
久しぶりに合法的に顔面に肘鉄喰らわせたこと(w、色々とあった公演だったけど、
「ロボキッス」の凄まじさの前にはすべてがかすんでしまう。
ライブが始まって3曲目、開演後僅か10分でこの日のクライマックスが来てしまった。
踊ることも、手拍子することも、体を動かすことも、まったくできない。
瞬きするのもおしいと思い、必死にステージの2人を凝視した。
アホの子みたいに口をポカーンと開けたままステージを見つめてた気がする。
「ロボキッス」後のステージもいつも通りに素晴らしく楽しいステージだったけど、
アンコールが終わった後、もう一回「ロボキッス」を見たい、「ロボキッス」の部分だけを
エンドレスでリピートしたい、そんな気持ちが胸の中に渦巻いた。

モーニング娘。の加護ちゃん、ミニモニ。の加護ちゃん、タンポポの加護ちゃん、
三人祭、ハッピー7、SALT5の加護ちゃん、そしてさくら組の加護ちゃん。
私の好きなすべての加護ちゃんを全部ミックスしたような、
スペシャルミックス加護ちゃんがそこに居た。
かわいくて、楽しくて、かっこよくて、美しくて、最後は切ない。
この素晴らしさは加護ちゃん一人だけでは出せないもの、
最愛のパートナー辻ちゃんと2人で作り出した素晴らしい世界。
これこそがWの魅力だよ!これがWなんだよ!って胸を張って自慢したい曲。
Wスタンバイツアーのことを「おもちゃ箱みたい」と称した人が居たが、
そのWスタンバイツアーの魅力を全部凝縮したような曲だった。

寺田氏の作った楽曲、それを編曲した高橋氏&田中氏、振りを付けた先生、
みんなが揃って素晴らしい仕事をしている。
これぞ完璧なスタッフィングワーク。
そして、その裏方さん達の努力を何倍にも増幅させて、最高の世界を作り上げたWの2人。
ここまで完璧に魅せてくれたら、スタッフ達も感無量だろう。
この2人だからこそハンパな仕事はできないとの思いがスタッフ全員にあって、
必死になって作り上げた感が見てて伝わってきた。

正直、曲や踊りの詳細については書きたくない。
書いちゃいけないと思う。っていうか、書けない。
私の文章力じゃ、この曲の素晴らしい世界をうまく伝える事はできないので断念します。
なので、とにかくすげぇーんだ!って事だけを今日はお伝えします。
TV初公開になるのは、たぶん10月8日のMステSPでしょう。
ぜひ自分の目で見て確認して欲しい、Wに特別興味を持ってない人に特に見て欲しい。
Wがとんでもない物を作り上げちまったって事を世界中の人達に知ってもらいたい。
〜っぽい曲とか、〜風な曲とか、そんなレベルの曲ではない。
Wが歌うべくして、Wにしか歌えない曲。それが「ロボキッス」だ。



やっぱフリについてちょっとだけ書こうw。
キラウラ/センチメタルボーイ風の「向き合ってグラインド」のフリが使われてます。
でもこれはヲタはマネしちゃいけないと思います。Wの2人にしか許されないフリです。
絶対に振りマネとかは止めて頂きたいです。でんでんさんお願いしますね。

最後の最後、曲が終わるとき、2人が背中合わせになり首を回して、
ピタッと相手の肩に頭を乗せて、人形が動きを止めるような仕草で終わるんだけど、
ここまで美しい曲終わりは今まで見たことがないです。
楽しさ全快の曲なのに、この最後の部分で、涙がこぼれてきます。
実際見てないと、何が凄いんだかわかんないでしょうが、
メルヘンチックって言葉はこのためにあったんだって、見た人誰もが思うハズです。




っていうか、ユニバーサルレコード!!
世界に紹介すべきアーティストはUTADAじゃねぇーよ!
Wやっちゅうねん!!