11.29.東北行脚2週目〜傷だらけの天使〜


約半年間に渡って繰り広げらたハロプロパーティー、その最後の難関と言われた
東北シリーズが終了しました。2週間で5ヶ所9公演というキチガイスケジュール。
私は金曜日の秋田公演以外の8公演に参戦してきました。
そして、そのオーラスである原町夜公演で、壮絶なライブを目の当たりにしました。
辻ちゃんが途中退場した件に関して、現場の声にも速報で書き込みしましたし、
正直、現場に居なかった人達には心配をさせてしまったかもしれません。
あまりネット上で「具合が悪い」とか書くのは、よろしくないことかもしれませんが
原町の公演に立ち会った数少ない参加者の一人として、当日の公演を
覚えてる限りレポしたいと思います。
あのステージを最後まで笑顔でやり抜こうと頑張っていた7人のためにも。





先週の飯坂公演直前に行なわれたサッカー代表戦での国家斉唱。
あややは風邪を引いていて、直前まで声が出ない状態だったらしい。
飯坂公演でも、本調子ではなく、ライブの途中に裏側に戻る場面があった。
「可能性の道」を歌う時、加護ちゃんとあややが一瞬すれ違う場面がある。
その時に加護ちゃんがあややに向かって「がんばって」と声をかけていた。

三重公演では、加護ちゃんが途中ライブに出てこない場面があり、
あややがMCでうまくフォローしてくれたり、最後は加護ちゃんの手を握りながら
歌ってくれる場面があった。

愛媛公演では、あややがステージ上で倒れる場面があった。
それを残りのメンバーがフォローし、あややも少しの休憩を取っただけでステージに戻り、
最後までコンサートをやり遂げていた。

約半年間に渡る長期ツアー。色々な事があったけど、その都度、7人のメンバーが
お互いをいたわり、力を合わせてここまで乗り切ってきたと思う。
回を重ねるごとにパーティーのメンバー同士の信頼関係・仲間愛を強く感じるようになった。
原町のMCであややは「まだ来週の追加公演があるけど、ツアーで廻るのは今日が最後。」と語っていた。
パシフィコ横浜での最終公演は残っているけど、原町公演こそが半年間に渡って行なわれた
巡業ツアーの千秋楽だという気持ちがあったのだと思う。
体はボロボロだけど最後までやり抜くというキャプテンとしての原町公演に対する意気込みは強かったハズだ。




11/26(土)山形県・酒田公演
あややの体調が悪そう。「草原の人」で階段に登る時、観客に後ろを向いた瞬間、
顔を歪めるような表情を見せる場面もあった。
「美学」を歌い終わった後、いつもはあややが観客を煽る場面だが、
一旦引っ込んだあややが出てこない。
しばらくすると、左袖から加護ちゃんが登場し、あややの代わりに煽りをする。
その後「ハニーパイ」。この時登場した辻ちゃんはお腹(腰)にサポーターを巻いている。
途中から出てきたあややも辻ちゃんと同じ位置にサポーターを巻いていた。


11/27(日)原町・昼公演
あややも辻ちゃんも最初からサポーターを巻いて登場。


11/27(日)原町・夜公演
私は3列目中央での参戦。
「ロボキッス」の間奏場面。いつもは加護ちゃんがくるくる回された後に
辻ちゃんが回されるはずなのに、あややが回す手を止めない。
辻ちゃんも一緒になって「まわっとけ!まわっとけ!(笑)」と加護ちゃんを回し続ける。
ずーっとクルクル回り続けた加護ちゃんは足元フラフラ(笑)。
そのまま歌に入っても足がフラフラしてあややに支えられる。
次の「Missラブ探偵」の歌いだしまで、加護ちゃんは笑いながら足元がふらふらした感じ。
この時はとても微笑ましく見てたこのシーンも後から考えると、
辻ちゃんが腰が痛いので回ることも辛かったのかな?と思えてくる。

「ねぇ〜?」までは普通に登場していた辻ちゃん。
「あなたなし」終わりのMCで姿を見せない。
あややと柴ちゃん、大谷さんの3人でMCを進める。

あややソロコーナー。「気がつけば あなた」「草原の人」と続き、「桃色片思い」。
上段のステージに居るあややの元にスタッフが出てきて耳打ちをする。
そのままあやや一人だけで「桃色片思い」がスタート。
この時点でかなり重症だなとの思いが強くなる。
「美学」が終わり「ハニーパイ」。
辻ちゃんが居るべきポジションには誰も立たず。

そして「絶対解ける問題」。
この曲はメンバーがステージ前に出てきて客を煽る。
最前に居た辻ちゃん推しが「辻ちゃんは大丈夫?」と書いたボードを必死に
加護ちゃんに見せていた。
加護ちゃんは「だいじょうぶ」と心配させまいとその彼に向かって笑顔で答えている。
最前にいる「ののTシャツ」を着た客が呆然と立ち尽くしているのを見た加護ちゃんは
「元気出して!」とばかりにマイクを向けて励ましながら煽りを入れる。
この時の加護ちゃんはあえて辻ちゃんファンの人ばかりを選んで煽ってるように私には見えた。
最前列で見ていたユカターズの1人もガックリとうな垂れていたが、目の前に来た加護ちゃんが
マイクを向けてやさしく煽ってくれた(励ましてくれた)ので救われたと言っていた。

曲の途中、一瞬袖に戻ったあややが険しい顔をしてドリンクを一口飲み、
すぐにステージに戻る場面があったそうだ。
「LOVEマシーン」の途中で一人づつ、観客に煽りを入れる場面では、
大谷さんに向かって厳しい表情で指を2本出して「2回!」と即座に指示を出していたらしい。
「辻ちゃんの分も含めて2回煽って!」と即座にキャプテンとして大谷さんに指示を出すあやや。
あややも辻ちゃんと同じように体が限界に来ているハズ。
でもステーシではそれを見せずキャプテンとしてみんなを引っ張ろうと必死に頑張っていた。


本編終了。いつもより長めのインターバルをおいて、再びメンバーがステージに登場。
ここでも辻ちゃんの姿はなかった。


この、もう1人居て7人と、またライブをやってくださいね〜!!
それではみなさんのアンコールにお応えしましてこの曲行ってみたいと思います。
ののにも届くようにガツン!とお願いしますよ!!「Yeah!めっちゃホリデイ!」



「めちゃホリ」が終わり、オーラスの「可能性の道」。
普段は左側のステージに立つ加護ちゃんがなぜか右側に立つ。
いつも加護ちゃんの居る場所は誰も立たない。
イントロが流れ出すと、その場所に辻ちゃんの姿が!!
明らかに泣きはらした顔をした辻ちゃんがステージに現れた。
その姿を見てるだけで私も涙が止まらない。

泣きながら歌う辻ちゃん。私の目の前に居る村田さんの目からもボロボロ涙が流れてる。
加護ちゃんは涙を見せつつも頑張って笑顔で歌おうとしてるように見えた。
間奏の場面。辻ちゃんに声援があがる。

あやや「のん!ありがとうって!」

辻ちゃん「みんなごめんね〜!!(涙声で)」

あやや「また私達を・・・(涙で言葉が詰まる)、、、えへへへ」


なんとか涙を見せまいと踏ん張って歌い続けるあやや。
途中で力尽きたのか、ステージに座りこんで歌い始める。
体力、気力、すべてにおいて限界だったんだと思う。
それに気づいたメンバーが1人、2人とあややの横に座り一緒に歌う。
歌い終わるとステージにメンバーが座ったまま、幕が降りていった。
辻ちゃんは座ることができないので立ったまま。
横に居る柴ちゃんも辻ちゃんを気遣いながら立ったまま。

いつもはすぐに幕が上がるけど、なかなか幕が上がらない。
しばらくして幕が再び上がる。
メンバーはステージ中央に並んでいる。
辻ちゃんへの声援が観客からあがる。



はい。今日はですね、、、のん、おばちゃんだからさ、途中で腰抜けちゃってさ、
途中出れなかったんだけども、本当に最後までみんな応援してくれてありがとうございました。
あいぼんもパーティーのメンバーもありがとうございました。
でも、あのまだね、来週4日、千秋楽のコンサートがあるんでね、
そこでは!おもいっきり、おもいっ〜きりステージの中をね、走り回りたいなぁって思うので
みなさんぜひ応援しに来てください!!



はい、うちのリーダーがちょっとアレですけども、4日までには元気になって、
すごいカッコイイWを見せていきたいと思うので、今日はみなさんどうもありがとうございました。
そして千秋楽また会おうねぇ〜!!ありがとうございました!!
以上、サブリーダーの加護亜依と!


リーダーの辻希美!

2人合わせて〜・・・なんか逆だと(笑)

ダブルユーでしたぁ〜!!



(柴ちゃん)
のんちゃん、がんばったね!

(辻ちゃん)
ごめんね。

(柴ちゃん)
みなさん、本当に温かく一緒にライブをやってくださってどうもありがとうございます。
本当に・・・なんか・・・なんて言ったらいいのかちょっと出てこないんですけど、
本当に、本当に、心を込めてどうもありがとうございました。柴田あゆみでした。


(村田さん)
はい、本当にみんなのパワーに支えられて、ここまでこのツアーやれてきたなって思うんですけど、
本当にみんなって凄くやさしいなって凄く感じました。本当にどうもありがとうございました!
村田めぐみでした。



(大谷さん)
はい!なんかね、今日は聞き忘れたことがあります!
みなさん楽しかったですか!!


観客:いえーい!!

(大谷さん)
OK!!
色んな顔が見れる、それが生のライブだと思います。
故障しちゃった者もいるけど、でも次は全員元気なこの7人でまたライブをやりたいと思います。
めちゃめちゃ楽しかったぜ。みんなパワーありがとう!大谷雅恵でした!



(斉藤さん)
本当に最高のライブが出来たと思います。みんな最高のライブだったよね!!
最高のライブが出来たのも、ここに居る人一人一人の力だからね。
今日という日を絶対に忘れないでください!どうもありがとう斉藤瞳でした!
以上、メロン記念日でした!!



(あやや)
えーと、今日はですね、普段は元気な7人なんですけども、
まあそんな中でも、みなさんに温かく迎えてもらえて、本当に本当にうれしく思います。
ありがとうございます!
今日見せれるステージはちゃんと私達見せきったと思っているので、
それを少しでも感じていただけてればなと思います。
今日いただいたパワーを千秋楽の横浜でガツンと出して行きたいと思いますので
心の中での応援よろしくお願いします!以上、キャプテン松浦亜弥でした!!



全員の挨拶が終わり、いつもはステージ左右に挨拶に行く場面だけど、
この日はステージ中央から動かずその場で挨拶。
そして全員で手を繋いで万歳!

最後はみんな笑顔、辻ちゃんも笑顔。




「可能性の道」で辻ちゃんが出てきた時は無理しないでいいから休んでて!って思ったけど、
最後に辻ちゃんの顔が見れて良かったってのが1日経った今の正直な気持ちです。
あそこで辻ちゃんが頑張って顔を見せてくれたお陰でなんとか千秋楽を笑顔で迎えられるかなって思う。
辻ちゃん最後は本当笑顔だったんでね。一生懸命に観客に手を振ってた顔だけは今でも鮮明に残ってます。
横浜の千秋楽は辻ちゃんが元気な姿を見せてくれると信じて参戦したいと思います。
そしてキャプテンあややも今週1週間のハードスケジュールを無事乗り切ってくれる事を願いたいです。
色々と言いたいことはあるけども今日はこれで。