12.12.奇跡の演奏会〜加護ちゃんは天才、僕は転載〜
12月9日深夜1時30分、そのラジオは放送された。
私は職場で猛烈に仕事中。
深夜2時、相棒よりメール着信。
「8ビート エリーゼ
電車の窓から♪ 見える赤い屋根は♪
小さい頃♪ 僕が住んでたあの家♪
日付更新前に帰宅したボクの耳に届いたのは天使の歌声でした。
あなたにもメリークリスマス♪」
猛烈に仕事中の私に届いた相棒からのこの浮かれメールですべてを悟った。
彼は当日までこのラジオに大した興味を示していなかった。
「ピアノとドラム同時に披露の段階で期待出来ん。俺はラジオよりディズニーの方が楽しみだね。」
クールに語っていた彼からこの浮かれメールだ。
間違いない!奇跡が起きたんだ!!
つぅーか、ネタバレすんなよ!相棒!!(涙)
今、この地球に奇跡が起きている。一刻も早くその奇跡を味わいたい!
でも、僕には奇跡なんて起きはせず、朝方7時まで仕事仕事仕事・・・
8時過ぎ帰宅。
急いでPCの電源を入れ、便利なインターネットさんの力を借りて、
その奇跡の音源をダウンロード。
かぶりつきでその音源を聞きまくる。
普段ならばWの2人のトークに心が躍るところだが、この時だけは
2人のトーク内容が頭に入ってこない。
奇跡との出会いをひたすら待ちつづけ音源を聞いていた。
28分のその音源もすでに26分を経過、
これ違う放送ちゃうん?との思いが強まってきたその時!!
今日のスタジオがあんまりにも広くてですね。ちょっといいですか?
いいですよ!加護さんのワンステージが始まります。
それではここで加護亜依のワンステージですどうぞ!
「ドンッ! ドドンッ!」
バスドラのキック音が響いた後、聞こえてきたのは8ビート。
合間におっそろしいフィルインを入れた8ビート。
凄い!これでのんの声は消されてないかな…
心配する辻さんをよそに加護さんはとにかく8ビート。
魂の8ビート。誰が何言おうと8ビート。(ここまで転載w)
偉大なる先人達の残した言葉、
ドラムはハートで叩くもんや!!
その言葉通り、ここで聞こえるドラムの音は魂の音、加護ちゃんのハートビート!
聞いてるだけで頭が勝手にヘッドバンギング!8ビートだけどヘッドバンギング!!
ドラムを叩くことが、魂のリズムを刻むことが楽しくてしょうがない!
その加護ちゃんの思いがドラムの一音一音から伝わって来る。
今あいぼんがドラムを弾いてるんですけどちょっと!ストーップ!
じゃあ最後にちゃんとするから!
ホントに大丈夫?
「タラタラタラタララ〜♪」
今度はピアノ!しかも『エリーゼのため』だ!
若干変則的な音色を醸し出すその音は誰の為でもない!
エリーゼだ!走召エリーゼの為に弾いてあげている!
ジェラシー感じちゃうぜ!エリーゼ!(ここまで転載w)
DVDのメイキング場面でも披露済みの「エリーゼのために」。
加護ちゃん走召お気に入りナンバーなのであろう。
「エリーゼのために」は元々ベートベーンがテレーゼのために捧げた曲と言われている。
しかし、百年以上に渡って繰り広げられたその「エリーゼ/テレーセ論争」も
今日で終止符を打つことになるだろう。
今日からこの曲は「亜依のために(not奥田民生)」に改名される事となる。
ベートーベン君!これで心置き無く成仏できるね♪
変則的なリズムを織り交ぜつつ気持ち良さそうに「亜依のために」を弾き続ける加護ちゃん。
その音色をBGMに辻ちゃんが締めのあいさつを続ける。
今週もこんな微妙なWでしたがそろそろお別れです。
今週のお相手はリーダーの辻希美と!
サブリーダーの加護亜依!
二人合わせてダブルユーでした〜!
それでは来週もお楽しみに♪
ばいば〜い!
弾いて!弾いて!・・・
……??あっ!あ〜〜!!
2人で打ち合わせしていた「何か」を、加護ちゃんが忘れていたようで、
加護ちゃんが足早に戻っていき、辻ちゃんが一人で締めの挨拶を仕切りなおし。
それでは来週もお楽しみに♪ばいば〜い!
すると、加護ちゃんのピアノ伴奏がスタジオに鳴り響き、
辻ちゃんが照れ笑いしながら唄いだす。
電車の窓から♪ 見える赤い屋根は♪
小さい頃♪ 僕が住んでたあの家〜♪(『赤い屋根の家』)
〜〜♪ ______ でんしゃ〜のまどから〜 \| (___
〜〜♪ |\ `ヽ、 みえる〜あかいやね〜は〜 |
\ \ @ノハ@| \ 〉 ( *‘д‘)|
\ ./. ノハヽヽ ‖/ つ つ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ (´D`*从
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||_ハ_ヽゝ
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(モロに転載w)
加護ちゃんがピアノを演奏し、辻ちゃんがその横で歌を唄う。
夢に見たその場面が遂に実現した瞬間。
演奏の途中で音源は途切れた。
でも、私の耳には聞こえ続けた。
いつまでもいつまでも楽しそうに2人の演奏会は続いている。
今から数年前、矢口さんのラジオをジャックしてアバンギャルドな演奏会を披露したあの時も
心から楽しそうな2人がそこにいた。
あの時以上に音楽を楽しんで演奏している2人がここに居る。
合同コン、パーティーと続いて、「ダブルユー」として2人で音楽を創り出して行く事に対する情熱が
薄らいでしまうのではないかと心配になる事もある。
ピアノやドラムに興味を持った加護ちゃんの気持ちも徐々に薄らいでしまうのかなと思うこともある。
でも、この楽しそうな演奏会を聞いた今、私の中の気持ちは固まった。
ひたすら待つ。信じて待つ。忍の一字で待ち続ける。
私待つわ、いつまでも待つわ、たとえパーティーが永遠に続いたとしても・・・
どんたくの昼公演が終わった後、加護ちゃんはあまりの楽しさに楽屋を走り回ったと語っていた。
このラジオの中の加護ちゃんも楽器を演奏する事が楽しくてしょうがない様子が伝わって来る。
加護ちゃんが心からやりたい事、心から楽しめること、いつか必ずその時が訪れるハズ。
加護ちゃんと辻ちゃんが音楽を楽しんでる姿、それが聞けただけで、来年に希望が持てた。
ありがとうABCラジオ!でも、最後ブチ切れはアカンぞ!
次回は全編Wワンステージを放送してぇぇ〜!!!!
この放送を聞いてない人は便利なインターネットを駆使して
ぜひ聞いてください。そこにハロプロの未来が詰まってます。
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