4.15.後浦なつみコン@富士〜その男、キャラメル症候群につき〜









『異例ともいえる約1000人のファンが全国から集結した。
突如矢口不在となったモー娘のコンサート。
東京・八王子市民会館前は会場に入れない人であふれ返った。
30分押しで開演した。舞台裏はバタバタだった。
本来矢口が担当する歌やダンスの変更でリハーサルに4時間かかった。
幕があがると、やはりそこには矢口の姿はない。
メンバー10人がそろって登場し、横一列に整列。みな神妙な面もちだ。』





『静まり返るコンサート会場。ファンはかたずをのんで見守っていた。
新リーダーの吉澤ひとみ(20)は
「報道ですでにご存じの方もいると思いますが、
私たちモーニング娘。のリーダー矢口真里は4月14日をもって
モーニング娘。を辞めてソロ活動を行うことになりました」とあいさつ。
続けて「納得できない方もいると思いますが、
私たちメンバーはヤグっつぁん(矢口の愛称)らしい潔い決断だなと思いました。
そんなヤグっつぁんの気持ちをくんで下さい」と話すと
約2000人のファンからはどよめきとも歓声とも取れる声と拍手が起きた。』





やっぱ娘。達の生のコメント出ると強いよなぁ。
モヤモヤしたものが少しすっとした感じがするわ。
よっすぃ〜めっちゃカッコええわ!
吉澤リーダーだったら、最大のピンチを切り抜けてくれそうやな。
とりあえずモーニング娘。は心配なさそうや。
やぐもこれで少しは気が楽になったんやないやろか。


あとはやぐ本人やけど、今の時点じゃなんとも言えんわ。
待つ事しかできないこの歯がゆさ、やっぱやぐの口から語って欲しいって
思うのはヲタのエゴなんかなぁ。
今まで他のメンバーの卒業について、いつもファンに
いち早く報告してくれたのはやぐだった。
それなのに本人の件に関して、やぐから何も聞けないってのは辛すぎる、
やっぱ寂しすぎるわ。いつかやぐの口から何か語ってくれるのを
今は待つしかないんかなぁ〜。
はぁ〜引き篭もり生活がまだまだ続きそうやで。




<リリリリリ〜ン♪リリリリリ〜ン♪



もしもし、おふぇですが、ピストルの旦那ですかおふぇ。
まだキャラメル症候群とかで引き篭もってるんふぇ?
今日は旦那を真人間に戻すために、ええ話持って来たんだっふぇ!
矢口さん脱退の件も、キャラ&メルの事も、
一切忘れて楽しめる場所があるんだふぇ。
こんな時は一人で家に篭っててもなーんもいいことなんかないんだふぇ。
お外に出て遊びーまーふぇー!





あんたと話てるとバカがうつるからマスクするんだふぇ。
お外に出るったってどこ行くねん!
キャプテン公演までは、もうどこにいも行きたないで。
もう何もしたくない病なんや。
ほっといてくれんかな。




あんたこのまま廃人として終わる気なのかふぇ!
ピストルの旦那は現場に出てナンボなんだふぇ。
家に篭ってたらただの寂れた35歳のおっさんだふぇ。

脳みそ空っぽにして、楽しめるライブがここにあるふぇ。
とにかく、騙されたと思って来るんだおふぇ!
富士で待ってるふぇ!
おふぇふぇふぇふぇー!!(ガチャ)





おい!富士ってどこやねん!!おい!!

はぁ〜しゃあないな、1週間ぶりに現場に行ってみるか。
これでダメなら、キャプテン公演まで完全に引き篭もったるわ!









富士へ出陣じゃゃやあああ!!!














レポの前フリでこんだけ長いのってどうなのよ!って感じですが、この後も更に長いです(w
とりあえず全てを一旦棚の上に置いて、何も考えずに頭の中空っぽにして参戦してきました。
富士山が間近に見える絶好のロケーション、会場近くにはコンピニぐらいしかなく、
めっちゃめちゃローカルな場所って事もあり、余計な事を一切考えずに無心で参戦することができました。
初日のレポを読んだら、「カラオケコン」だとか「何をしたいのかわからない」など批判的な意見を
多く目にしましたが、私としては非常に楽しめたライブでした。
今のこの心理状況で見るには、ある意味ではもってこいのライブだったと言えます。
後浦なつみコンサートを一言で言い表すなら、

キチガイコンサート

かなりのガイキチっぷりでした。
ライブの意味は?とか、目的は?とか、コンセプトは?とか、そんな事は一切すっ飛ばして、
ただ単純に強者参人衆のステージに酔いしれる。これぞこのライブの醍醐味です。
なんつったって、なちごまの復活です!
なちごま、なちごま、言ったって、本当の意味でのなちごまなんて今まで実現してなかったわけです。
それが遂に目の前で繰り広げられる。そしてそこに松浦さんまでもが絡んで来る。
まさにクレイジーすぎる設定です。LOVE LIKE CRAZY!です。

なっち推し、ごっちん推し、あやや推し、それぞれの推しにとっては正直微妙なライブでしょう。
こんな合同コンやるぐらいなら、フルライブ見せろや!!って言うでしょう。
分かる!分かるよ!君たちの気持ちはいたーーーーーいほど良く分かる。
僕はそれを去年たっぷりと味わってきましたからね。先輩面させてもらうぜ!(w
っていうか、これからも散々味わうんだけどナー(涙)
やはり推し純度100%のライブこそが、その推しにとって最高の空間であることは間違いないわけです。
合同コンもええやん!って言ってる奴だって、それが1番か?と問われれば、1番とは言えないハズです。
もし推し純度100%のライブよりも合同コンの方が最高だなんて思ってる輩が居たら、
もう何も言えません。お前はすでに死んでいるって言ってあげたいと思います。

そうそう丁度いい機会だからついでに書いとくけど、合同コンに文句あるなら合同コン見に来るな!とか
良く言うてる奴いますが、ハッキリ言っときますよ。

アホか!と。
加護ちゃんがスーテジで歌ってるんだったら例えどんな場所だろうと行くに決まってるっちゅうねん!!
合同コンだからイカネーとかそんな事する方がハンパだっちゅうねん!!
スーパーの屋上だろうと、どっかの前説だろうと、加護ちゃんがステージに立つならどこでも行きますよ。
それと合同コンがスタートしたら、文句言わないですよ。参加しといてグチグチ言うのはダメやと思います。
始まったらそのライブを全力で盛り上げる。これはヲタとしての最低限のマナーですからね。
クソヲタの文句は書くだろうけど、ここだけはなんとしても守ります。
と大人な対応が取れる「良い空間」である事を期待したいです。
すでにキャラメルのステージ上でWの2人からは参加命令が出ましたので
文句言ってる場合ではなくなりましたしね。

そんな合同コン反対派の私ですが、Wが絡まないと合同コンって楽しいって事に気づきました(w
つっても、このメンツだからですけどね。どんな組み合わせでもいいって訳ではないですよ。
強者参人衆の強力なステージだったからこそ楽しめた、圧倒されたということです。


3人それぞれ自分の色、自分の空気を持ってますから、ソロコーナーになると完全に
自分の空間を作り上げます。
そのソロステージの繋ぎにデュオがあってMCがあるので、次から次へとステージ上の雰囲気が
チェンジして行く感じを受けます。まったくもって統一感は感じません。
あややが「香りダンス」「ドキLOVE」とあややワールドを作りあげたと思いきや、
間髪入れずに「モーコー」が始まるわけですよ。そこに立ってるのが本家なっちにごっちんですよ。
さっきまで「あやや〜いっぱい!」って叫んでたと思ったら、その数分後は「なっちコール」ですよ。
どんな空間やねんちゅう話ですよ!キチガイにならなけゃやってられっかちゅうーねん!
なっちが「男友達」歌った直後に、ごっちんとあややがステージ上に出てきて
「BE HAPPY 恋のやじろべえ」を歌ったりするわけです。
足パカパカ広げるめちゃキュートなフリで、ごっちんがめちゃかわいらしい歌声で歌うんですよ。
もうキチガイにもほどがありますね。楽しすぎる!!

正月のハロコンを楽しめなかった人の中で「曲への思い入れ」を理由にしてた人がいましたが、
今回はそんな思い入れてる暇はないです。思い入れてる隙に間違いなく殺られます。
見所は色々とありましたが、特に良かったと思った曲についてだけ触れておきます。
まずは「DO it! Now」。
これをこのメンツ、っていうか、なちごまに歌われたらもうぐうの音も出ません。
なちごまの絡みを最後にして一番堪能できた娘。シングル曲。
なちごま代表曲と言っていいこの曲を2人が並んで歌ったのは、当時たったの3ヶ月ですからね。
それが約3年ぶりに再び見ることができる。母さん!夢じゃないんだね!って感じです。

なちごまで歌う「宇宙でLATATA」も素晴らしい。
娘。の曲をカバーすると、やっぱ昔の面影とか、ノスタルジックな感じも覚えるんだけど
こういった他人の曲をこの2人で歌ってる姿ってのは新鮮でいいですね。

私は元モーヲタなのでどうしても「なちごま視点」でこのライブを見てしまいます。
あややのソロやデュオは当然あややにも目が行くんですが、3人で並ばれると
やはりなちごまに目が行っちゃうんですよね。
「サマナイ」なんかも3人で歌ってるんですが、あややの事はまったく記憶に残ってないです。
この曲をオーディションで歌ってるごっちんを見て私はモーヲタになった口なんで、
この曲をなっちとごっちんが歌ってる姿はかなり感動ものでしたね。
娘。在籍中にも何回かライブでこの曲歌ってますが、そんなにメインパートを歌ってる訳では
なかったですからね。
ごっちんがきちんと「サマナイ」を歌い上げてる姿を見るのは、あのオーディションの映像以来と
言ってもいい感じで、とても感慨深かった。
横になっちが居ますからね、ソロコンで歌われるよりもこっちの方が来ますよ。

一番良かったのは何かと言うと「LOVE LIKE CRAZY」。
この曲はシングル出た時からかなり好きな曲で、シツレンジャーよりもこっちを聞きまくってたぐらい。
「BE HAPPY」でとてもほんわかした空間を作り上げた後、一旦ステージが真っ暗になって、
中央にある通路みたいな所から3人が駆け出して登場してきます。
これが戦隊ヒーローが出撃してくるみたいでカッコイイ!!
かなり激しくダンスしながら歌うんですが、めっちゃCOLLです。
ヲタ乗りがまったくできない曲なので、観客も棒立ちで見惚れてる感じ。

で、この時のごっちんが物凄いんですよ!
この曲をA面にしなかったのは、あきらかにごっちんだけが目立っちゃうからでしょうね。
後藤真希with浦なつみです。
完全に主役。っていうか、1人だけ別の生き物なんじゃないか?って思うぐらい、
この曲のごっちんは凄まじいです。
肩パットみたいなのが入った衣装で、肌の露出も物凄いってのもあるので、
日本人レスラーの真中にブロディーが立ってるような印象を受けました(w
この手の曲をやったら、ごっちんには誰も歯が立たないですね。
シツレンジャーじゃなくて、この曲をTVでやったら世間に与えるイメージはかなり違ったでしょう。
ハロプロの凄さを見せれたハズなんで、かなり惜しまれます。

アンコールのコールや声援は、ごっちん6 なっち3.5 あやや0.5ぐらいでした。(ピストル調べ)
ビックリするぐらいあややコールが少なかった。
今ソロツアー中でハワイ明けっていうハンデがあるとしても少なすぎですね。
参加予定の無いあやや推しの人はぜひ参加して盛り上げて欲しいですね。ちょっとかわいそうです。
ただ、あややがアウェーで闘ってる姿を見れたのは非常に貴重でおもしろかったです。
対バンの客を食ってやるぜ!的なイキフンを感じれたし、私の魅力にあんた達なんで気づかないの?的な
挑発的なイキフンも随所に垣間見れました。


今のこの時期に、とにかく全てを忘れて楽しむ!には持って来いのライブでした。
MCで「後浦なつみで全国制覇!」って言ってましたが、
このツアーはあっという間に終わってこそだと思います。そんなに長くやるもんじゃないと思う。
突如現れて、あっという間に居なくなっちゃった!って感じの、
そんなカッコイイ幻のユニットとして伝説になって欲しいです。
次は中野サンプラザに参戦したいと思います。