5.26.亜依國精神〜あなたにもセルシーあげたい〜






イベントを終え、新大阪駅から新幹線に乗り込んだ私は、席に着いたと同時に眠りについた。
1時間後、ふと眠りから覚める。
たばこを吸い、今日の出来事を振り返る。
あの時の加護ちゃんの笑顔が声が鮮明に甦ってくる。
自然と涙がこぼれて来た。拭いても拭いても涙が止まらない。
隣りに座ってる白髪のサラリーマンに気づかれないように、あくびをするフリをして
サングラス下から流れる涙を必死に拭きまくった。

こんな事は今まで初めてだ。
加護ちゃんを応援して来て涙を流したことは何度もある。
でも、こんなに幸せな気持ちで自然に涙がこぼれたのは初めての経験だった。
幸せ涙。
自分でもビックリするぐらいの泣きっぷりだった。
一生忘れない。今日の加護ちゃんの笑顔、今日の加護ちゃんの声。
俺はこの思い出だけで一生を過ごしていける、そう確信した。
加護ちゃんと出会えて良かった。
加護ちゃんを好きになって良かった。
加護ちゃんありがとう!!






5月25日 大阪千里セルシー「愛の意味を教えて!」 スペシャルイベント ミニライブ&握手会


「がんばってください!!」

私がタワレコでの握手会の時に加護ちゃんに伝えた唯一の言葉。
あの時できるすべてを込めてこの一言を加護ちゃんに伝えた。
加護ちゃんが私に「ありがとうございます!」と言ってくれた時の顔も今ではハッキリとは覚えてない。
後悔の気持ちは無い、未練も無い、そう思っていたが、やり残した感が心の奥に残っていた。

タワレコで握手をするまでは、握手をしたいという気持ちはまったくなかった。
でも一度握手をした後は、もう一度加護ちゃんに気持ちをきちんと伝えたいという気持ちが
芽生えたことは事実としてあった。
自分の中でも矛盾してるのは重々承知してるのだが、握手会をやらないで欲しいという気持ちと
伝えるチャンスがあるのならば伝えたいとの気持ちが絡み合ってるというのが素直な気持ちだ。


前回同様、スーツ姿で参加するつもりだった。
私としては加護ちゃんの目の前に立つのであれば、きちんと正装で行くべきだと思っていたから。
しかし、でんでんがスーツはやめた方がいいとアドバイスしてきた。
私みたいな大男のおっさんは普通でも相手に威圧感を与えてしまうのに、スーツを着ると
その威圧感が増してしまうからという理由だ。
思い返して見ると、確かに加護ちゃんも辻ちゃんも私が目の前に立った時は、
他の人の時と比べると、若干固い感じというか、あまりフレンドリーな感じではなかった気がする。
敬愛する加護ちゃんに対してフレンドリーな姿勢で行くこと自体が失礼だと思っていたが、
握手会の時の加護ちゃんを見てると、とてもフレンドリーに接しようとする姿勢が見て取れたので、
私も考えを改めて、今回は加護ちゃんに対してフレンドリーな感じで行ってみようと方向転換することにした。

前回握手した人の感想の中で、2人が声をきちんと聞き取れなくて、途中で「えっ!?」みたいな
反応をされたという話もいくつか聞いた。
握手会の最中は周りの音もそれなりに大きいし、ゆっくりハッキリ大きな声で伝えないと
すべてをきちんと理解してもらえない。伝わらない。
この点は非常に気をつけようと心に決めていた。


イベント開始。
ステージに出た瞬間、加護ちゃんが満面の笑みで笑ってる。辻ちゃんも笑顔だ。
1曲目は「愛の意味を教えて!」(ショートver)。
とにかく笑顔!めっちゃ楽しそう!今日のイベントを存分に楽しんでるのが見て取れる。
途中、加護ちゃんが歌いまわしを変えてる部分もあった。
「お茶してるのかな↓」と通常は最後を下げて歌うのに、
「お茶してるのかな↑」と観客を煽る感じで歌っていた。
この部分だけでも非常にご機嫌な様子が伝わって来る。
昼の野外ライブが楽しくてしょうがない!といった感じ。
MCでも、久しぶりの野外ライブで楽しいと語っていた。

その後、「恋バカ」を歌い、最後に「愛の意味を教えて!」(フルver)を歌って
イベントは終了した。
今回は前回と違い司会者が居たので、2人きりのトークではなく、
司会者の質問に答えるというトークだったのが少し残念ではあったが、
終始2人が楽しそうにしていたので、イベントとしては十分満足だった。

そして遂に握手会!!
今回は前回とは逆でステージ向かって右から観客が進んでいくので
辻ちゃんとの握手が最初ということになる。
まずはお子様と女の子から優先的に握手に向かう。
スローペース。タワレコ以上にスローに進む握手。
子供の頭をやさしく撫でてあげる加護ちゃん。
女の子と笑顔で会話を交わしている辻ちゃん。
とても和やかな光景がステージ上で繰り広げられている。

続いて、本日のメインディッシュである野郎ヲタの順番だ。
スローペース。タワレコよりは若干短めではあるが、
3000人という人数から想像されたペースとは違い、かなりスローだ。
ヲタと笑顔で握手をし、去り際にやさしく声をかける加護ちゃん。
一人一人丁寧に楽しそうに握手をしてる。
心配していた辻ちゃんも、終始楽しそうに握手をしている。
めっちゃフレンドリーだ。今まで私が経験して来た3000人級の握手会とは
まったく雰囲気が違う。やはり2人は本当の意味で天使なのかもしれない。

隣りに居るでんでんの様子が徐々におかしくなってくる。
いまにもここから逃げ出したい表情だ。
握手開始から10分ぐらいが経過し、私達もステージ横の列に並ぶ。
いよいよ握手の順番まで後わずか。
でんでんが「アカン!アカン!」と呟く。
「顔が引きつってるぞ!笑顔で!笑顔で!」と私が言うと、
でんでんは自分の顔を自らの手で力いっぱい叩きまくる。
前日まで強気だった彼はもうここには居ない。

階段を上り、ステージに上がる。
でんでんはここでも自分の頬を力いっぱいひっぱだく。
傍に居た係員が「大丈夫だから、そんなに緊張しないで!」と声をかけたが、
彼の耳には届いていなかっただろう。
まずはでんでんが握手に向かう。この模様は萌えの彼方でどうぞ(w


遂に私の番が来た。
目の前で無情にも撃沈するでんでんを見て、「俺は行く!」と心に誓い、辻ちゃんの前に立った。








コンサートの「ね〜え?」の“欽ちゃん走り”※1すごいおもしろかったよ!

※1・「ハロ☆プロパーティ〜!」で辻ちゃんが「ね〜え?」を歌う時に、
あややがちょこちょこっと横歩きするあの部分を、辻ちゃんは欽ちゃん走りに変えている。



きゃっはぁ〜♪(うれし恥ずかしそうに笑いながら)

ありがとうございます!!



辻ちゃんにはストレートにぶつかると決めていた。
直前まで何を言うか考えず、頭に浮かんだことを素直に言おう!
その作戦が見事に決まった。渋谷の時よりもかなり前進したと言えるだろう。
前回は加護ちゃんで玉砕し、次の辻ちゃんもその流れで玉砕に近い形となってしまった。
今回はファーストステージをクリアできた!見事に第一関門クリアである。
辻ちゃんありがとう!!

そして、遂に加護ちゃんの目の前に俺は立った!!
とにかく、元気に若々しく!フレンドリーに満面の笑顔で行くべし!!
俺の亜依國精神をすべて出し切るんじゃゃややああ!!







加護ちゃんのおかげで今人生が凄い楽しい!!
(走召フレンドリーにフレッシュな感じで満面の笑顔で)






本当にぃぃいい〜!!
(満面の笑顔で私を見つめながら走召大きな声で!)





うん!ありがとう!!
(この時点で加護ちゃんの前から体はちょっと左に移っている。手は握ったまま)







(笑顔で私を見つめながら「うん!うん!」と頷く)





ありがとう!!
(係員に体を押され、体は加護ちゃんからかなり離れているが手は握ったまま※注2)

※注2・私は手が長いので、握手したまま体が離れても、無理に加護ちゃんの手を引っ張ってる形にはなってません。
     その点は心配なさらず。




(体は離れているのに、伸ばした手を握ったまま
笑顔で私を見つめて「うん!うん!」と再度頷く。)
おっさん必死すぎーと思ってたとは思うw



加護ちゃんと結ばれていた手を離すと、そのまま体を反転させ降りる階段に向かおうとしたが、
足がガクッと砕けて、そのまま階段から落ちそうになる。
勢い余って下にかけ落ちると、目の前にでんでんが居たので、そのまま彼の背中に抱きついた。

やったよ!!俺やったよ!!加護ちゃんが!!加護ちゃんが!!

そう彼に声をかけたが、彼は朦朧としたままその場から走り出してしまった。この模様は萌えの彼方でどうぞ(w






加護ちゃんに伝えたかった事がきちんと伝えられて、
加護ちゃんもそれを分かってくれた。
加護ちゃんが私の顔を見つめたまま、何度も頷いてくれた。
あの笑顔は今でも鮮明に残っている。絶対に一生忘れない。

これが握手ってもんだよ!!

本当にうれしい!!今まで生きて来て一番うれしい!!
加護ちゃんありがとう!!


本当にありがとう!!(涙)












私の相棒であるでんでん氏。
今日ほど彼を相棒として選んで良かったと思ったことはない。
Wの2人を彼ほど心の底から敬愛してる人物はいないだろう。
握手した後に、一心不乱で走り出し、
人知れず泣き、そして嘔吐した男。
マジヲタ中のマジヲタだ。

でんでんファイト!!









☆お知らせ☆
亜依國精神のバナーが新しくなりました。
今回もささかまぼこさんが描いてくれました。
今回は初めて私から絵のリクエストを出しまして、
見事に私の希望通りの絵を描いてくれました。
ありがとうございます!!

ささかまぼこさんの過去の作品がまとめて見れるサイトが出来ましたので
ぜひみなさんご覧下さい!!
亜依國精神の歴代バナーもすべて展示されています。

ササカマスパイス