5.8.LAST DANCE〜石川梨華卒業コンサート〜






石川梨華と吉澤ひとみ。
「ザ☆ピ〜ス!」が終わり、全員での最後の挨拶が終わった後、2人だけがステージに残った。
2人で会場の花道を手を振りながら走り回った。
一本目の花道、そして二本目の花道。
二本目の花道で手を振ったあと、ちょっと遅れて歩く梨華ちゃんによっすぃが優しく手を差し伸べた。


(0^〜^0) <Shall We Dance?

\(^▽^) <はい!



よっすぃが優しく差し出すその手をギュッと握る梨華ちゃん。
最後の最後、客電が付いた明るい会場で1万人のファンが見守る中、LAST DANCEを踊った2人。
大好きな吉澤ひとみとあれだけ素晴らしいLAST DANCEを踊れたことは石川梨華にとって
最高の思い出になったことだろう。

あの時、日本武道館が日本舞踏館に変わった・・・ 



(^▽^) <このダジャレおもしろくないですか?w








(^▽^)<ハッピ〜♪

彼女が最後の最後まで私達に伝えようとした最高のメッセージ。
そのメッセージが全編に渡って溢れてる素晴らしい卒業コンサートだった。
「応援してくれたみんなへ」と手紙を書いてきて読み上げる姿は、
あまりにも彼女らしく、その手紙の内容も含めて会場中が幸せな空気に包まれた。

石川梨華の魅力ってこれだよなぁってつくづく思った。
メンバーからもファンからも突っ込まれ、笑われて、
本人が真剣に一生懸命やればやるほど、そこに笑いが生まれる。
彼女が笑わせようとするとそこに笑いはあまり生まれないんだけど、
彼女が真剣になるとそこに笑いが生まれてしまう。とてもあったかい笑いが。

「ハピサマ」を最後の曲として選ぶと思ってたが、彼女が選んだのは「初めてのハッピーバースデイ」。
デビューステージである思い出の武道館で初めて歌った思い出の曲「ハピサマ」。
「ハピサマ」なら旅立ちの歌でもあるし誰もが納得する選曲でしっくり決まるところだけど、
そこはやはり石川梨華、過去の卒コンの流れなんかお構いなしで「初ハピ」を選曲。
この選曲の時点でお涙頂戴では無いハッピーな卒業式が確定したようなもの。
明るいお別れにピッタリの選曲だった。

なっち卒コン以降、ハロコンでの卒業が続いてたけど、やはり娘。コンでの卒業は格別。
オープニングからラストまで、彼女と彼女の愛するモーニング娘。のみだけで繰り広げられるステージ。
ハロコンの卒業は卒業セレモニーだけがクローズアップされてしまうので、
卒業するメンバーがモーニング娘。として最後に歌い踊り完全燃焼する姿が薄れてしまう。
今回の卒業コンは石川梨華と残りのメンバーが歌い踊る姿が卒業セレモニーよりも鮮明に頭に残ってる。
それはモーニング娘。の石川梨華が完全燃焼する姿を最後の最後まで見届けられたからだろう。
セレモニーのコメントが無くても良かったぐらい素晴らしい卒業コンサートだった。

その中でも最後の最後にやった「ザ☆ピ〜ス!」は凄まじかった。
すでにこの曲を歌ったオリジナルメンバーは2人しかいないが、そんな事はまったく気にならない
「ザ☆ピ〜ス!」の完成形を見た気がした。
この曲が持っているメッセージがステージ上から眩しいぐらいに伝わってきて、
会場がザ☆ピ〜ス!な空気に包まれた。
こんな幸せな空気に包まれた終わり方って今までなかったし、石川梨華って人ならではだと思った。
終わった後いつもだと心の中にズドーンと重いものが来るんだけど、
今回はハッピー!な感情がかなりのウエイトを占めてた気がする。
同時にモーニング娘。がハッピーな雰囲気を出すためには、
石川梨華という人の存在が必要不可欠だということも今更ながら思い知らされた。


  


石川梨華さん、今までたくさんのハッピーをありがとう!
美勇伝で新たなハッピーが見れることを楽しみにしてます!