6.4.飯田圭織カジュアルディナーショー 



6月3日(金)の飯田圭織カジュアルディナーショーに参加して来ました。
知り合いのかぐ氏がチケット当ててくれたので、連れて行ってもらうことに。
圭織のライブを見るのは、あの横浜アリーナ卒コン以来、実に4ヶ月ぶり。
会場の広尾ラ・クロシェットって場所は、ライブハウスではなくレストラン。
私は開演10分前ほどに店に着いたので、入場するとすでにほとんどの人が
緊張した面持ちで着席してます。
普段はライブ会場でヲタT着たりしてヲタヲタしてるだろうと思われる人も
今日ばかりはスーツをきちんと着て参加してるってのがなんか笑えた(w

私の座席はステージからはちょっと離れた場所だったんですが、
私みたいな立場の人間にはちょうど良かったです。
ステージ真正面の席なんか、とんでもないです。
私達の座席の2つ隣りのテーブルには、モー神通信のTK氏が座ってました。
圭織が「彼女と来てくださいね。」と言ったのを忠実に守ったプレイなのかどうかわかんないけど
素敵なレディを同伴して参戦してました。やるな!(w

19時から、まず1時間のディナータイムが始まります。
前菜は「カジキマグロのフリット」。
レタスのサラダに焼いたカジキマグロが小さめに切られて
のせてある料理です。まあまあおいしかったです。
時価900円といったところでしょうか。
続いて「パン」が1つ出てきます。普通の焼いたパンです。
時価200円程度です。
メインディッシュは「網焼きポーク香草風」。ポークステーキです。
私の隣りの席には女性が座ってたのですが、
その人のステーキの方が私の1.5倍ぐらいの大きさだったので
激しく悔しかったです。
添え物のご飯(リゾットみたいなの)は不味かったので
残しました(w 時価1900円といったところでしょうか。
デザートは「ティラミス」。かなり不恰好でしたが味はまあまあ。
時価500円。ドリンク500円と合わせて合計4000円ってとこです。

このディナーショーの料金は14000円ですので、ディナー4000円のショー10000円といった感じです。
そう考えると妥当な値段だとは思います。


食事が終わり、しばらくすると飯田圭織ショーのスタートです。
まずはたいせー率いるバックミュージシャンが登場します。
この瞬間までたいせーが参加することをすっかり忘れてました(w
彼を生で見るのはキュービッククロスのライブ以来、実に2年3ヶ月ぶりですが、
別に何も感じませんでした。
たいせー達がスタンバイ終了すると圭織の登場です。
ドレス姿で大人っぽい彼女をこれだけ小さな会場で着席しながら
グラス片手に鑑賞するってプレイはちょっとしたブルジョアプレイだなと思いました。
なんか金持ちのおっさんがお金で圭織をパーティーに呼んで
自分達のためだけに歌わす密室プレイみたいな(w
表現は悪いけどちょっとそんな気がしたのは事実。

生演奏をバックに気持ちよさそうに歌う圭織。
3曲目に「無造作紳士」を歌ってくれたんですが、この曲は原曲も好きだし、
圭織が生で歌ってる姿をぜひ見たかったので非常にうれしかったです。
横に置いてる楽譜をたまに見ながら歌ってましたが、素直に上手いですね。
あの曲の持ってる色っぽさみたいなのが良く出てました。

MCはディナーショーって事で、大人っぽく喋ろうとしてるみたいでしたが、
時たま出る圭織流の天然ボケがおもしろかった。
料理の話をしてる時に「今日のリゾットは量多めにしてありました。みなさん食べ盛りですからね♪」
って、どう見ても平均年齢30歳超えてる観客掴まえて、「食べ盛り」は無いやろ!(w めっちゃ笑えた。
たいせーも後のMCでココ突っ込んでました(笑)
圭織が歌ったり喋ったりしてる間、最前に座ってる客が必死にメモを取ってたらしく(メモラー)、
圭織が「ちょっと気になってることがあるんですけど、
あなたさっきからずっと何か書いてますけど何してるんですか?」っていきなり突っ込んだんですよ。
その人もまさか圭織から突っ込まれるとは思ってなかったと思うんだけど
「ホームページで使うんです。」って、素で答えちゃってんの(w つーか最前でメモラーはねぇーよw
そしたら圭織は「あんまり悪いことは書かないで良いことたくさん書いてくださいね。」だって(w
そのやり取りがとてもおもしろかったです(w

前回のディナーショーでリクエストを取ってたらしく、「リクエストが多かった曲」との前フリで歌ったのが
「ラストキッス」。生でこの曲聞くのは私が初めて娘。コンに参戦した99年の秋以来5年半ぶりですよ!
これは感動しましたね。やぐと彩っぺの声は無いけど、ソロで歌っても違和感の無い曲なので、
非常に圭織らしさが出ていて、素晴らしかったです。今までのディナーショーで歌ってたのかな?

途中、観客のテーブルを回りながら歌うってプレイがあるんですが、かなり強烈でしたね。
圭織が傍に来てもみんな黙って静かに聞いてるだけなんだけど、
私としてはなんかしないとマズイかな?って衝動にかられてしまって、
テーブルの上に置いてあったロウソクを手に持って、サイリウム風に左右に振ったりして、
ちょっと圭織に和やかさを提供するプレイに走ってみました(w
傍に来た時は「ナイス谷間!」って叫びそうになったけど、理性が抑えてくれました。ナイス!俺の理性!
私の前で圭織が歌って、その先にTK氏って場面があったんだけど、
圭織なめに“逝っちゃってるTK氏”って嫌な絵面でしたよ(w 

毎回ゲストとしてルカさんって人ともう一人来てたようで、今までのいわゆる“当たり”としては、
裕ちゃん、なっち、圭ちゃん、やぐが来てたんですが、今回はルカさんのみ。
圭織のショーなんだから、ゲストを気にするのは下世話な話だってのは重々承知してますが、
ぶっちゃけ私は、可能性として「ごっちん」を期待してたので、ちょっと残念でした。
ただ、いわゆる“はずれ”(まこと、因幡晃、カトノリなど)に来られるよりは
圭織ワールドが堪能できて良かったなと(w

そのルカさんとデュエットしたのが、ドリカムの「LOVE LOVE LOVE」。
これは泣けたね。生ギターバックに歌ってるとこがまたイイ!
今のハロプロで大流行のカラオケコンでカバーやるのと、こうゆう場できちんとライブの色に合わせて
選曲した曲を歌うってのは全然違いますね。

圭織のCDをそんなに聞き込んでた訳では無かったので、ぶっちゃけ楽しめるか不安があったんですが、
終わった時に1時間ぐらいしかやってなかったんじゃないかと思うぐらいあっという間に終わりました。
それだけショーに集中して見れたし、座ったままじっと歌を聞いてただけなのに全然飽きなかったです。
歌をきちんときかせるというこのショーの目的は見事に成功してると思います。
圭織推しじゃない私がそう感じたんだから間違いないと思いますよ。


こういった少人数の規模でのライブを活動のメインにするって事は、私の好みではないんですよ。
加護ちゃんに、今こういった活動をしてもらいたいとはまったく思わない。
やっぱでかい会場でツアーするとか、TVにもたくさん出るとか、
あくまでもメインストリームで活躍してる姿が見たいって願望が強いです。
何事においても、私はメジャー志向が強い人間なんで。
そういった場で活躍してるアーティストやミュージシャンに憧れる傾向を持ってます。

ただ、飯田圭織って人にとって今のこの活動は非常に良いことだと感じたし、彼女自身にとっても、
彼女を一番に応援してる人にとっても、今はとても満足してるんだろうなとは思いました。
下世話な話だけど、こういった活動がメインだと客入りが悪かったり、収入も少なかったりで、
そのうち活動できなくなる人とかってたくさん居るわけじゃないですか。
金のために音楽やってんじゃねー!好きな歌を歌えれば金なんかいらねー!って、
売れないミュージシャンの言い訳として良く使う言葉だけど、
彼女は年収で1000万以上稼いでいて、尚且つ自分のやりたい事をメインに活動できていて、
ファンの人もその彼女の活動に満足している。
これって他のミュージシャンにはそうそう居るもんじゃないよなって思いますよ。
ある意味、音楽家として究極の地点に到達してるよなって感じがしました。
この活動が彼女が望んでいる間、続いてくれると素晴らしいと思います。


って事で、私は現在のハロプロメインストリーム「ハロ☆プロパーティー」に土日4公演参戦してきます!!




なぜか圭織と同じポーズで写真に写るピストル(w