8.2.メラとJOEYとSTEVENとMOTO〜Missラブ探偵〜


2004年8月1日。あれから1年が過ぎ去った。
この1年間Wとしてたくさんの活躍を我々に見せてくれた2人。
しかし、まだまだ2人の才能が十二分に発揮される場には巡り合っていない。
合コン・・合コン・・合コン・・・下半期は合コンづくしでスケジュールが埋め尽くされている。
何年後かに2005年という年を振り返った時、Wにとっての2005年とはどんな年だったと思えるのだろう。
今週末からスタートする「HIGH SCORE」。そこで2人はどんなステージを見せてくれるのか、
期待と不安が入り混じった気分だが、今はそこで起こる奇跡を信じ会場に赴きたいと思う。


その「HIGH SCORE」でおそらく初披露されるであろうW待望の新曲『Missラブ探偵』。
第2期Wの幕開けを飾る記念すべきシングル。寺田斬り一発目のシングルだ。
当初『愛の救世主(仮)』との仮タイトルが付いていたが、『Missラブ探偵』で本決まりのようだ。
寺田に代わる新たなブレーンの名前も公表された。

『Missラブ探偵』
作詞 森村メラ
作曲 JOEY CARBONE/STEVEN LEE
編曲 MOTO G3

『FRIEND SHIP』
作詞 森村メラ
作曲 JOEY CARBONE
編曲 MOTO G3



すでに話題になっている通り美勇伝3rdシングル『紫陽花アイ愛物語』のc/w曲『曖昧ミーMIND』と
まったく同じ布陣である。
80年代のユーロビート系のサウンドが印象的な楽曲で、ライブで初めて聞いた時にも
かなり気持ちの良いサウンドと気持ちの良いダンスで好感を持った曲だった。
作詞・作曲・編曲すべてこの曲と同じ。この4人で1つのチームということなのだろう。



作曲 JOEY CARBONE/STEVEN LEE

JOEY CARBONE氏のインタビューがここに載っている。(シャレモニより)
LA在住の音楽プロデューサーで今までにも数多くの日本人ミュージシャンに曲を提供しているようだ。
(小柳ゆき、玉置成実、MAX、SMAPなど) 
「カバー・モーニング娘。ハロー!プロジェクト!」にも参加しており、
「青春時代1.2.3!」「SEXY BABY」「乙女パスタに感動!」「DO IT!NOW」「Mr.Moonlight」等の
プロデュース&アレンジを手がけている。
職人作曲家といったところだろうか。そつなく仕事をこなす「海外版・鈴木Daichi秀行」的存在と言える。

JOEYとタッグを組んでいるのがSTEVEN LEE氏。
メイン板でのンボイア氏からの情報によるとアメリカにSTEVEN LEE GROUPというのがあり、
この人ではないかという予想であるが、サイトの曲を試聴してみたがどうやらジャンルがJAZZなので
『曖昧ミーMIND』を作った人とはとても思えないので別人の線が強い。
2003年に「Shake It」という曲でフロアを沸かせたUKのDJチーム「Lee Cabrera」のメンバーでもある、
STEVEN LEEがおそらくこのSTEVEN LEEで間違いないと私は考える。
「Lee Cabrera」の曲はいくつか試聴することができたので聞いてみたが、
『曖昧ミーMIND』に通じるディスコサウンド(テクノ/ハウスよりだが)なので、
メロディはJOEYが作り、それを味付けする役目がSTEVENなのではないだろうか。
『FRIEND SHIP』にはSTEVENが参加していないので、こちらはテクノ的アプローチが
若干抑え目の曲となってると予想される。
LAの音楽職人とUKの実力DJとのコラボ。非常にアバンギャルドなタッグチームだ。

Voodoo Love (Remixes)/Lee Cabrera Presents Phase 2
G Minor -Pacific D'N'B Mixes-/Lee Cabrera
Shake It(着メロバージョン)



編曲 MOTO G3

この人は正直わからない。『曖昧ミーMIND』の時はMOTOだったのに、今回はMOTO G3と改名している。
調べた感じ可能性があると思われるのは、ユニコーンのプロデュース等でもお馴染みの笹路正徳氏の
愛弟子である篠田元一氏。「MOTO 編曲」でググッたら一番最初に出てきたって理由だけだが。
7/20(水) のメッセージでは「最近は今秋に出す打ち込み関係の制作仕事を中心に行っていました。」
とあるのでこれが『Missラブ探偵』の事について書いてあると捉えることもできなくはないが、
ちょっと無理があるかもしれないので、正直な所わからない。

※後日追加修正
上記のMOTO氏は別人でした。
GaGGalinGというグループの小野 モトヒロ(MOTO)氏が正しいようです。
参加作品に『曖昧ミーMIND』やLISAGOのアルバムが記されているので間違いないです。
LISAGO繋がりでこのチームに参加してるようですね。


作詞:森村メラ

LISAGO(呉梨沙)という名前で活躍している在日中国人三世のシンガー・ソングライター。
森村メラという名は作詞家名らしい。
オフィシャルページに掲載されているプロフィールを読んだが、かなり怪しい雰囲気を持った女性である。
今までのハロプロ系作家人とは一線を画していると言える。
今までのハロプロ系作家人はいわゆる職人と呼べる人達ぱかりであったが、彼女は職人と言うよりは詩人。

何故、彼女のようなタイプのアーティストがハロプロと関わることになったのかは分からないが、
第2期Wが我々のまったく予想できない新たな展開をしていくのであれば、彼女のようなタイプの作家を
起用した事はかなり攻撃的でアバンギャルドなことだと言える。

彼女の私的なブログに興味深い日記があったので以下にいくつか紹介させてもらうが、
この日記を読むと彼女にとって今回のプロジェクトがいかに異種格闘技的なものだったのかが良く分かる。
日記からは彼女が苦悩葛藤している様子が生々しく伺うことができる。
おそらく「愛の救世主(仮)」という仮タイトルは彼女が最初に考えたタイトルだったのではないかと思われる。
Wにとっても森村メラという人は今までとはまったく違う未知なる遭遇だと言えるし、
ある意味彼女の魂が込められたこの詞をWが歌うことによってどのような科学反応を起こすのか非常に楽しみだ。
第2期Wの幕開けを飾る「Missラブ探偵」。「HIGH SCORE」初日の本庄で聞けるのを今から心待ちにしたい。
ちなみに私はでんでんさんが鬼引きした最前ど真ん中の席で初日初公演を見てきます。堪能してきます。
と、最後にちょっとした自慢を交えたお茶目な感じで本日の講義を終わらせていただきたいと思います。チャオ♪




引用元:『LISAGODDESですけど 何か?』 LISAGOブログ 

2005/06/08
詞はイケナイ・・何故?
詞は複雑になり過ぎて 純と不純が曖昧でアベコベに。


2005/06/11
今日は雨で どーりで 寝起きが悪いと思った。
ケダルイ状態で電話を幾つかし かかってもくる。
  (------中略------)
そんな日に限って 詩直しの依頼。
ポップス+ラップの詩を書きつつ 唄うブランディボイス。
物凄く良い声でラップ・・・気持ち悪い。
何か やたらと疲れて 目の前に★が飛んだ。


2005/06/15
要求されたテーマが だから一体どぅーしたいのか さっぱり見えなくて
お陰で1回書き直しの 全然違う2パターン書く事に・・・
いつも通り 結構サクサク書けた方だけど 
目覚めてはいつつ 夢の中で言葉を綴った記憶しかない。
上の空であり もの凄く集中してたとも言える。
前回も違うテーマで書いた詩だから 結局1曲に4つの詩を書いた計算です。
とりあえず要求は満たしたので セーセーしました!!


2005/06/17
仮唄を入れに恵比寿へ。
高級カラオケ?してきた気分。
  (------中略------)
そんな私は 今から明日歌うかもしれない 歌を覚えます。
R&Bです・・・・めちゃ早口で メロが超特急で過ぎていってます。
どこまでがメロなのか コーラスなのかが分かりません・・・・
なまむぎなまごめなまたまご っにしか聞こえてきません・・・・

2005/06/18
宗教外音楽・・・って何が?
譜割の打ち合わせに行ってきました。
昨日 朝の5時まで メロ覚えてたから すっごく眠かって
でも 集中しまくって 短時間で詰め込んでみました・・・
明日 仮唄なので 今も尚 猛練習中。

  (------中略------)
洋楽的フェイク嫌いなあたしとしては 明日鬼のような
コーラスワークとフェイクに泣き 2キロ 減量出来る予定。
細かいニュアンス 縦ノリ 横ノリ スウィング シンコペーション ブレス 
様々だなぁって 改めて歌の奥深さに 1唸り。


2005/06/19
ふらっふらです・・・何でって・・・。
この2週間 音楽の海にドップシ浸かって 鱗もピッカリ
本日でそんな日々も 一旦終るんだろぅと覚悟していました。
とんでもない・・・・まだ やることがチラホラそこかしこに。
嬉しいやら 何やら 日々勉強やら かんやら。


2005/06/21
せいぜい・・・なんだ。
音楽漬けの 自分内的怒涛の2週間は 答えを待つのみ。
やるだけ 尽くしました。