8.9.「HIGH SCORE!」感想 



ネタバレあり

※本日の書き込みは青少年保護育成条例に基づき、一部匿名でお届けします。







以前、亜依國で宣言したように、工房に関しては「見猿 聞か猿 言わ猿」で通すと決めている。
工房のメンバー自体に何か嫌な思いがあるわけではないが、工房を取り巻く大人達のたくらみや
仕掛けが気に入らないから。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」って言葉通り、このまま行くと袈裟まで憎くなってくるってのが本音だ。
だから、工房に関しては見ないし聞かないし文句は言わない主義で行く事に決めた。
まったく関知しないのが一番良い選択だと思うから。

「HIGH SCORE」。工房との合同コン。
合同コンってことを理解した上で私も参加しているので、ここでWと工房がジョイントして
曲を歌うことに対してとやかく言うつもりはないし、工房の演目に対しても何も言うつもりもない。
あくまでも合同コン。その中で行なわれるWのステージを楽しみに私は参加すると決めていた。
工房の時はそれを楽しんでる人の邪魔をしないように大人しく身を潜めていようと。

私の中での「HIGH SCORE!」は以下のセットリストとなる。
ジョイントの曲も半分以上含まれてはいるが、曲数だけ見れば15曲と、それなりの数にはなる。

01.あぁ いいな!
02.ピリリと行こう!
03.Missラブ探偵
04.SEXY SNOW
05.待つわ
06.ロボキッス
07.抱きしめないで〜日記付き〜
08.渚の『・・・・・・』

09.Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜
10.打武留友女子高等学校校歌
11.ハピネス〜幸福歓迎!〜
12.デコボコセブンティーン
13.恋のフーガ
14.愛の意味を教えて!
〜アンコール〜
EN01.18〜My Happy Birthday Comes!〜
〜Hello!のテーマ〜


「Missラブ探偵」「SEXY SNOW」などの初披露曲についても触れたいとこだが、
それは明日以降にまわし、今日はこの黄色字の3曲のみについて書く。



06.ロボキッス
ハロプロパーティ〜ではあややと3人で歌うバージョンであったため、
純粋に2人で歌う姿を見るのは「キャラ&メル」のミニライブ以来となる・・・ハズだった。

一番が終わりに近づくと、ステージ左右に少女Aと少女Bが現れる。
そしてステージの隅っこに下を向いて座りだした。
「ロボキッス」はPVでも工房が後ろで踊っているので、ダンサーとして出てきたのかと一瞬思ったが、
それにしては様子がおかしい。
加護ちゃんが右手、辻ちゃんが左手に分かれ、それぞれ少女の後ろに立ち、空気を入れ始める。
すると、その少女がむくむくと立ち上がり歌い始める。
その様子を確認した加護ちゃんと辻ちゃんはそのままステージ袖へと戻ってしまう。
ステージ中央には加護ちゃん辻ちゃんよりもはるかに背の高い少女Aと少女Bの2人。
最前で見ている私達の目の前に少女がそびえ立っている。でも曲は「ロボキッス」。
何が起きているのかわからないで呆然と立ち尽くす私をよそに、少女達は歌い続ける。

(現場の声@携帯板書き込みより)
>ロボキッスはWが前半のみ(最前の背の高い人が途中から沈んでいきました)


おもいっきり沈んだ。力石のアッパーを喰らってマットに沈んだ矢吹丈並に沈んだ。
甘かった。「スタンバイ」と違い頭の2曲がジョイント形式だったので、
今回は頭と終わりだけがジョイントなんだろうと、勝手に安心してしまっていた。
それがまさかの「ロボキッス」。とてもじゃないが見てなれない。

「ロボキッス」はここ数年の寺田作品の中でも一ニを争うポップソングだ。
親しみやすくカラフルな楽曲でいい意味でのハロプロらしさが存分に出ている曲。
それもあってかシングルリリースから1年も経ってないのに、FCイベでカバーされたり、
パーティーでもあややとのジョイントで歌ったりと、かなりのスピードで乱用されている。
おそらく巷でもブサイクな女どもが調子に乗ってカラオケBOXで踊りながら歌ってることだろう。
しかし、この曲ほどカバーでは本来の持ち味が出ない曲はない。
コミカルなダンスなので他のメンバーにやらせて見たいと安易に思うのかもしれないが、
あの天下のあややであっても「エロス」な感じに様変わりしてしまい、本来の魅力は半減した。

あいのの以外には歌えない、あいののが歌うための曲。
少女Aと少女Bの「ロボキッス」は一瞬しか視界に入らなかったが、とても痛々しかった。
彼女達には罪はない。寧ろ彼女達が一番の犠牲者だと言える。お悔やみ申し上げたい。
夜公演、あいののが少女達とチェンジする時、私達は体を前後するサビの振りを踊りながら
後ろに後ずさりして横の扉から出ようかとも考えたが扉が封鎖されてたので断念した。


07.抱きしめないで〜日記付き〜

少女A少女Bによる「ロボダッチ」が終わり、その後工房演目が1曲続く。
この辺はほとんど記憶がない。ただ、呆然としていただけ。
すると突然聞きなれたイントロが流れてきた。
ぐったりとうな垂れてた私は、そのイントロを聞いた瞬間に
日記帳キタ━━━(゚∀゚)━━━!と雄叫びを上げ、隣りでうな垂れてるでんでんを叩き起こした。
まさかライブでは実演不可能と思ってたこの曲をここで聞けるとは思わなかったので、
このイントロが流れた瞬間の興奮度は「SEXY SNOW」が始まった時以上だったと言える。
辻ちゃんがかわいらしい衣装を着て、ちょっとはにかんだ感じで左から歩いてくる。
あまりのかわいらしさにしばし辻ちゃんに見惚れていたが、すぐに我に返り右手に居るはずの
マイハニー加護ちゃんに目をやる・・・























なあ坊主、この時の気持ちが
お前にわかるかい?











レイプだよ。
愛する曲を目の前でレイプされたんだよ。




こんな事まで覚悟しないといけないのかい?
このレイプを考えた奴は、たかがアルバムの中の1曲だと思ってんのかもしんない。
辻ちゃんが日記を読む部分さえあればお前ら満足なんだろって思ってんのかもしんない。
っていうか、何にも考えてないんだろう。

雑誌のインタビューで加護ちゃんも語ってたけど、
恋愛ソングって形にはなってるけどW2人の事を書いた曲でもあるわけだよ。
寺田が斬られる前に2人にプレゼントした大事な曲なんだよ。
日記の朗読部分で悶絶するだけのただの萌えソングとは意味合いが違うねん!!
曲を作った寺田だって、
「加護の少し、ハスキーな青春感溢れる声、辻の透き通った蒼い色気のある声。   
これらがマッチした、すばらしい曲となりました。」

そこまで言っといて、なんで生でマッチさせないねん!!なんで少女Cが出てくんねん!!
どっちも関東出身で生まれも訛りも一緒やん!!全然意味わかんねーから。ありえねーだろ。

でんでん用に持ってきたゲロンパ袋を思わず自分のために使いそうになるぐらい目まいがした。
目の前に辻ちゃんが居るのも忘れて思わず椅子に座りかけたけど、でんでんに起こされて
ぼーっとしながら辻ちゃんに集中して見続ける。
この曲は2人のための曲ではあるけど、どっちかと言えば辻ちゃんの曲ってイメージが強いので、
辻ちゃんが歌ってる姿を見れたってだけでも、感動するものは当然ある。
相当複雑な気持ちで聞いてたのは事実だが。

棒立ちで辻ちゃんの歌声に聞き入っていると、ステージ右袖に人影が!!

加護ちゃん!!


まさかの加護ちゃん登場ですよ!!
なんで途中からなん?とはその時は思わなかった。
加護ちゃんが目の前に見えた瞬間、ただただうれしくて泣けてきた。
加護ちゃんはステージの右端に腰掛けて、歌い終わった少女Cが裏に帰って行くと同時に
詞の朗読を始める。続いて、辻ちゃんの朗読。

好き 好き 好き 好き 好き・・・はぁ〜〜〜〜好き! ののヲタ即死。

その後、やっと愛し合う2人が見つめ合って歌う場面。
この時の辻ちゃんの表情が本当にうれしそう。少女Cの時とはまったく違う表情で微笑みながら歌う。
見てるこっちも、ここでやっぱこの2人じゃねぇーとダメだよ!!ってグッとくる。
最後は横並びに座ったまま、照明が消えて、2人が観客に向かって「大好きだよ!」と言って終わる。
最初の衝撃を最後は忘れてしまうぐらい素晴らしいラストだった。

終わり良ければすべて良しかと言われれば、そんなことはない。
この演出の意図が、わざと最初は別の少女Cに歌わせといて、ロミオとジュリエットのように
離れ離れになってた2人が最後は手を取り合って見つめ合って幸せになるみたいな、
そんな演出なんだとすれば、あまりにも少女Cに対して残酷な仕打ちだ。
正直、この曲で少女Cはなーんもおいしくない。
俺達みたいなW推しにはなんでやねん!って思われて、途中まで中途半端に歌わされて、
最後はステージ上から消えてるわけだ。消えたあとにはステージ上に幸せな空間ができあがってる。
一生懸命、前戯頑張ったのに、おいしいとこはいただかれたみたいな、そんな感じ。
彼女にはまったく罪はない。寧ろ彼女が一番の犠牲者だと言える。お悔やみ申し上げたい。




08.渚の『・・・・・・』

愛し合う2人の素晴らしい歌、その感動の余韻に浸っていると、
すぐさま次の曲のイントロが流れ始める。「渚の『・・・・・・』」だ。
このラブラブモードからこの曲が始まるいう最高にハッピーな流れ!
今までの鬱憤を晴らすかのように飛びまくる俺たち!!
すると左袖から人影が・・・
辻ちゃんは一小節も歌わぬまま、その少女Dとチェンジしてステージ裏に戻っていく。

天国と地獄をこれだけ短い時間に行ったり来たりできる経験ってそうないよ。ある意味貴重だよ。
新手のジェットコースタームービーよ!悪酔いしまくるよ。
「ロボキッス」が途中からチェンジした時点で、このブロックはこうゆう展開なんだって
きづかなけゃいけない訳だけど、ピュアな僕にはそんなの無理。
笑顔の2人が目の前に居れば、それが永遠に続くって思うわけよ。
そんな純粋な僕の心を次々と引き裂いていくスプラッタシャッフルコーナー。

結局は工房のメンバー8人を4つに分けて、それにWをくっつけるって事をやるブロックって事だ。
最初からこうゆうコーナーがあるって分かってれば、多少は心の持ちようもあったかもしれない。
二度目、三度目と見ていくうちに、ショックが薄らいでいくのは事実としてあったし、
ステージに2人のどちらかは居て、好きな曲を歌ってるので、覚悟を決めれば見れるちゃ見れる。
ただ、こんなもんを誰が見たいんだって話だよ。
何の意味もない、何のプラスアルファもない、ただただマイナスだけを並べたコーナー。
10人全員でやるジョイント曲は前回と比べれば全然良いし、合同コンである意味を
少なからず見出せた。それプラスお互いが持ち歌を歌うって形であれば何も文句はない。
そのぐらいはさすがに覚悟してたし、それがベストなハズ。

1年間単独コンが見れなくて、今年も合同コンでなんとか我慢して参加して、
あげくの果てにはそこで持ち歌さえ2人だけで歌うことすら許されない。
本人達がどんな気持ちで居るのか考えて欲しいね。
あれを見て、「大事な後輩とデュエットできて、先輩としても楽しいハズだよ。」なんて
呑気なこと言ってる奴いたら、頼むから死んでくれ。





ただ、俺みたいにこんな愚痴言ってるのは、あの会場に居た中ではもう少数派だと思いますよ。
会場の8割、9割はこのコンサートに満足してるんだろうなぁって正直感じた。
愚作続きのアップフロントが久しぶりに成功した作戦が、
「W好きなら工房も好きだろうから一緒に廻らせちゃえ作戦」ですからね。
そんな作戦俺は信じられなかったけど、1年経ってみたら向こうさんの思うツボの人ばっかですから。
私の知り合いも今じゃ工房ヲタが一番多いと思うし、それだけ大きな勢力になってますよ。
「初めまして、W推しの●●です!」って挨拶されたって、携帯の待ち受けが工房メンバーって人
わんさか居ますからね。本当の意味でW推しだな同志だなって思える人はもう一握りしか居ない。

そんな中、今、私が一番尊敬してるW推しというか加護ちゃん推しが居るんですよ。
梨音ちゃん。
ミニモニ。戦士中のミニモニ。戦士です。生まれたときからミニモニ。どっぷりで育ってきてる。
いつも叔父さんと一緒に参戦して、加護ちゃんにもハッキリと顔を覚えられてるスーパーガール。
この土日も本庄・愛知と遠征するのにも関わらず、前日の夜中3時まで「河童の花道」のDVDを
見てたっていう筋金入りのファンですよ。
この前の握手会の時、加護ちゃんを目の前にしたら緊張して固まっちゃったらしく、
加護ちゃんの方から手を差し伸べてくれて、胸のポケットに入ってた加護ちゃん宛ての手紙を
加護ちゃん自身が取ってくれたってエピソードもありますからね。
梨音ちゃんを見てると純粋に心の底から加護ちゃんを好きなんだなっていうのが伝わってきて、
うれしくなるんですよ。

その梨音ちゃんが今回この「ロボキッス」を始めて見た時、
少女ABにチェンジした瞬間、手に持ってたサイリウム振るのを止めたらしいです。
この時、どんな思いだったか考えると辛いですよ。
ヲタはいいんだよ。どうせ、かわいい子に流れるだけだから。小さい子だいすっきなんだから。
結局は「そこ」で好きになってる奴が大半なんだろうし。
でも、子供達は違うよ。加護ちゃんの魅力に惹かれて、加護ちゃんに憧れてファンになってる。
そんな子供達の楽しみも目の前で壊されていくわけだ。
加護ちゃんが大好きでWが大好きな梨音ちゃん。
彼女の心にキズが残らないといいなと思いますね。


アップフロントのおっさん達よ!
これ以上、子供の夢を壊さないでくれよ!







(ピストル)
「ロボキッス」見せてあげられなくてごめんなさい!!


(梨音ちゃん)
おじちゃんの頭ベトベトしてる。(マジ発言w)







叔父さんの許可は取ってるけど、やっぱりモザイク入れました(w