11.1..「あの楽しそうなディズニーランドへ一緒に行こうよ」って


前回の書き込みから、べ〜やんと何度かメールのやり取りしたんですよ。
今週日曜日のあやや千秋楽で連番するのでチケットのやり取りするために。
でもべ〜やんはあの書き込みに関して一切触れて来ないんです。
触れて来ないどころか、事務的な文章しかメールで送ってこないんです。
早くあの書き込みを流さないと、日曜日会っても一切口聞いてもらえないかもしれないので
今日は無理矢理更新したいと思いますw




『ココリコ・ミリオン家族』
前回の出演に続き今回も辻ちゃんは大活躍で見事に100万円取り上げに成功。
「番組最強!破壊女王」という称号も手に入れ、この番組の最強助っ人として君臨してます。
詳しい番組内容については、でんでんさんの書き込みを読んでもらいたいと思います。

はい!読みましたか?
さてさて、でんでんさんのこの書き込みの中に、間違ってる部分があります。

>ピストル部屋のTVは40インチィィィーーー!!

この部分です。
私を金持ちキャラとして使用してる訳ですが、これ非常に間違い!
まず40インチって部分が間違いで34インチです。液晶とかじゃないただのブラウン管TV。
私の部屋にあるこの馬鹿でかいTVですが、これは私が20歳の時に
初めて大井競馬で万馬券取って買ったTVなんです。
もう16年以上使い続けてるんです。16年間で6回引越ししてますが
その間ずっと使い続けてるんです。本当は邪魔くさくて捨てたいのに。
どれだけ物を大事にする男かって事を分かってもらいたいエピソードでした。


私の家はかなりの貧乏でした。
中学2年に引っ越すまでは風呂無しのアパートに家族4人で暮らしてました。
部屋は2つ、6畳と3畳。それに2畳くらいの台所があるだけ。
辻ちゃんだったらそれこそ1分経たずに破壊できます。
私が小学生の時は、6畳の部屋に母と私と妹が寝て、父が3畳の部屋に寝てました。
夜中に目が覚めた時に、父の居る3畳の部屋に何故か母が居て、
2人が夜の営みをしてる姿も目撃した事があります。小4の時です。
しょうがないんです、狭すぎて隠しようがないんですから。

小学1年生ぐらいの時が貧乏のピークでした。ちょうど妹が生まれた頃だったので
出費が多かったんだと思います。
誕生日やクリスマスに友達がおもちゃをたくさん買ってもらうのを見て
とてもうらやましく思いました。
みんなは超合金やラジコンとか高価なおもちゃを買ってもらってましたが
私はソフビで出来てる怪獣の人形が唯一の宝物でした。
私は怪獣とウルトラマンの人形を戦わせて遊ぶのが大好きだったので
それでも満足だったんです。

誕生日プレゼントに何が欲しい?
そう母に聞かれた私は「怪獣の人形」と答えました。
怪獣大百科を母に見せ、この怪獣とこの怪獣が欲しいと母に教えました。
誕生日当日、朝起きると私の枕元に私が欲しがってた怪獣が3体ありました。
でもソフビの人形ではありませんでした。
母が紙に怪獣の絵を書いて、それをハサミで切り抜いた物が置いてありました。
でもとても嬉しかったです。この人形にお金はかかってないけど、これぞpricelessです。

小学2年生ぐらいの時、初めて家族で寿司屋に行きました。
近所に初めて出来た回転寿司屋です。当時は回転寿司屋自体非常にめずらしく、
友達から行ってきたと話を聞かされるたびにうらやましく思ってました。
念願かなって初めての回転寿司デビュー。
お寿司自体ほとんど食べた事のない私は回ってくるお寿司を見ても
どれを食べていいかわからなかったので、適当に何皿か取ってテーブルの上に並べてたんです。
すると母が「これはおいしくないから」「これはあなた嫌いよ」と言って、何個か皿を戻すんです。
良く見ると戻す皿の色が全部同じなんです。200円以上の皿を取ると母が全部戻してたんです。
その中には私がどうしても食べたかった物もあったんですが、母の意図がわかった私は
それからは黙って黄色い皿(100円の皿)を探して取るようにしました。


 

放送冒頭で辻ちゃんが賞金の100万円を家族のみんなに見せるシーンがありました。
三男の泰秀くん(6歳)はその札束を見て目を輝かせてました。
彼のうれしそうな顔を見てると子供の頃の自分を思い出しました。
初めてお寿司屋に行ってお寿司が回ってるのを見たあの時、
怪獣大百科で好きな怪獣を母に教えたあの時、当時の気持ちが蘇ってきたのです。


大人になったら欲しいものは全部買ってやる!食べたい物は全部食べてやる!
幼少の頃このような体験があったので、私はお金に対する執着心は非常に強いです。
無駄な物にはなるべくお金は使わないように心がけて生活しています。
でも欲しい物は買う、食べたいものは食べる、ここに関しては絶対にケチらないで生きてます。
決して金持ちではなく、子供の頃抱いた小さな夢を今現実にして生きているわけです。
そういった意味で、でんでんさんには私の事を誤解しないでいただきたい。
加護ちゃんを間近で見るためにヤフで高いチケは落とすけど、
他のライブでは極力安いチケで済ましたり努力はしてるわけです。


 

100万円が手に入れば、家族でディズニーランドに行ける。
その泰秀くんの思いは僅か30分で夢と消えたのです。
目の前にあった100万円の束を辻ちゃんが持ち去ってしまった後も、
彼は放心状態で泣いたままでした。
番組冒頭であれほど目を輝かせてた少年の変わり果てた姿。
この姿を見てちょっと前の自分の姿を思い出しました。
ハワイツアーやニューアルバムなど楽しみを目の前にして取り上げられたあの時。
大好きなあの人が一瞬にして目の前から消えてしまったあの時・・・


熊谷泰秀くん!涙を拭いて強く生きろ!
貧乏の辛さをバネに頑張って将来みんなを見返してやれ!
ディズニーランドに行ける日はすぐに来るよ!
その日までお互い頑張ろうぜ!