4.11.ハロ☆プロ パーティー!2006と「I WISH」


ハロ☆プロ パーティー!2006」多摩公演に参加してきましたので感想を。
娘。コンとかあややコンとか課外活動に気晴らしで参加する時は、割り切ってるので
かなり楽しめるんだけど、今回のパーティーは初日が近づいてくるにつれ、
気が重くなってたんですよね。居るハズだった場所に居ないって事実を目の当たりにするって
事がやっぱり嫌だった。
それでもステージに立ってる辻ちゃんの姿を早く見たいって気持ちは強かったし、
辻ちゃんやごっちんに久しぶりに会えるって事は楽しみではありました。

実際ステージが始まると、出だしからカッコイイ辻ちゃんの姿が見れたり、
盛り上がる曲が多かったので、かなり普通に見れてました。
ただ1曲終わるたびに、次はWの曲来るかな?みたいなドキドキ感みたいなのはあったけどね。
ごっちん、梨華ちゃん、辻ちゃんの3人で「恋ing」を歌う場面。
この曲はリリース当時はさほど思いいれもなかったし、2人が娘。に在籍してた時は
ライブで披露した事もなかったので、「普通にいい曲」って感じで好きな感じだったんだけど
去年の「娘。ドキュ」で2人でカラオケで歌ってる姿を見てから、あの絵が頭に浮かぶように
なってたんですよね。

W進行形

そうは言っても、このメンツでのコンサートで加護ちゃんの姿が浮かんでしまう事は覚悟して
参加してるから、歌ってる間は3人の久しぶりの競演に酔いしれて見てました。
歌い終わりの場面、3人が高くなってるステージの上に並んで立つんですよ。
辻ちゃんを真ん中に挟んで、横に居る二人が辻ちゃんに笑顔で寄り添ったりして、
いい雰囲気が醸し出されるんですよね、それ見たら急に泣けてきてね。
横見たらでんでんも泣いてる。ここまでは全然大丈夫だったんだけど、
この瞬間ぐわっと来ちゃいました。
すごいいい場面なんですよ、リアル・ハミルトンな雰囲気なんですけどね、
それゆえにここは辛かった。

本編オーラス。歌前の曲紹介のMC。
ここで5人の並びを見た瞬間に「来る!」って直感でわかりました。

「I WISH」
去年、このパーティーのメンツが発表された時点で、締めの曲で「I WISH」が来る事は
予想できたし、寧ろそれが楽しみでもあったわけです。
ほぼオリジナルに忠実なメンツで再び「I WISH」を聞ける日が来るんだって。
ただ今回のセットリストが、娘。時代の曲がほとんどなかったので、
途中すっかり忘れてたんですよね。その辺を感じさせないセットリストだったんですよ。
加護ちゃんの歌いだしパートを辻ちゃんが歌い、ごっちんが続いていく・・・
次から次へと色んな思い出が頭を駆け巡ってきました。

2人が卒業式で最後に歌った曲であり、さくら組のラストの曲であり、
ごっちん卒業SPで加護ちゃんとごっちんが手を繋ぎながら歌った曲
モーニング娘。時代を一番思い出させてくれる数々の思い出が詰まった曲
加護ちゃんの大好きなメンバーが目の前でそれを歌っていて、
本来はそこに加護ちゃんが居るハズだったのにそこには居ない。
「I WISH」が歌われる時に出来上がるあの独特な幸せな雰囲気が会場を包み込んでる・・・

この曲やりやがってふざけんな!みたいな気持ちではないんですよ。
とにかく色んな思いが駆け巡ってくるので普通には聞いてられないです。
最後の加護ちゃんパートもしっかりと辻ちゃんが引き継いで歌ってくれて、
それは凄いうれしいし感じるものもある、でもやっぱりとてつもない寂しさが襲ってくるんだよね。

夜公演は覚悟決めてキチガイみたいに盛り上がってやろうって思ってたんですよ。
出だしの部分は目をつぶって天井見上げて願いを込めて聞いてました。I WISHですから。
イエー!の部分からは、普段通りにGO!GO!で飛び上がったりやってたんだけど、
やっぱラストのパート、このパートが来ると体の力がガクッと落ちて、自然に涙が出てくるんですよね。
辻ちゃんも加護ちゃんの戻ってくるのを願って、このパートを引き継いで歌ってくれてるんだとか、
頭では色々と考えることはできても、やっぱその場は理屈じゃないんだよね。体がダメなんですよ。




全体の内容的は、去年のパーティーと比べると、よりカラオケコン色の強いコンサートになってます。
前回のパーティーはMCコーナーは長めだったし、遊びの部分もたくさんあって、
本当のパーティー気分で参加できたんですよね。
それが良いと思う人と、グダグダでダメと文句言う人に分かれてたと思います。
コンサートというよりはFCイベの延長みたいな雰囲気がありました。
今回は徹底してコンサートですね。去年のパーティーの客入りはお世辞にも良かったとは
言えなかったので、それを踏まえて、ファンが求めてる物に修正したって事なんですかね。
ハロコンの凝縮版って感じで、淡々と曲が進んで行く感じなので、
コンサート全体に強弱はあまりないですよ。本当に淡々と進んで行って終わったなって感じました。

MCが無いこともそうだし、前回のように観客とのコール&レスポンスをする曲もないんですよ。
前回のハニパイ〜絶対〜ラブマの流れは曲のパワーもそうだけど、途中に観客と一体になって
盛り上がるコール&レスポンスの部分があったのが大きいんですよね。
淡々と終わったなって感じたのは、MCコーナーが無かったのも大きいけど、
ステージと一体感を味わう場面が少ないってのもあると思います。
NEOなんかはそれだけが楽しみで参加してたようなもんなんでねw


去年、パーティー15公演、NEO27公演参加して来たパーティー名人の私から言わせてもらうと、
毎回内容が一定になりそうな今回のパーティーでリピーターになるのは相当厳しいなと思います。
それこそ推しメンが居るから行く!という強い信念が無ければ無理でしょうね。
逆に1回しか参加しない人なんかは、選曲も乗りやすい曲多いので、
去年よりも評価は高くなる気がします。
露出度の高い衣装とか、違った見せ場があるのでね、そういった物を求める人も
満足できるんじゃないでしょうか。その狙いもあるので今回はちゃんとスクリーンが用意されてますよ。
その点からしても一緒に参加するパーティーから、見るパーティーに変わったって
言えると思いますね。

とは言っても、私自身も去年始まったばかりの頃と終わり間際では、
パーティーに対する感想はガラッと変わりましたので、
このパーティーが今後どう変化して行くのか楽しみに見守っていこうと思います。
あと3公演ぐらいは見るつもりなので。(「I WISH」辛いので参戦予定減らした(^^;)