8.2.拙者、初日厨ですからシリーズ〜リボンの騎士〜



※ネタバレはたぶんそんな無い










モーヲタではない僕ですが、リボンの騎士初日観に行ってきました。
今日の参戦でハロー現場参戦数が記念すべき400回目を迎えました。
1999年11月27日市川市文化会館でハロー現場デビューして6年8ヶ月。
そのうちの約半分がここ2年っていう急激なペースなんですが、
早く加護ちゃんの現場で参戦数を増やして行きたいと切実に思う今日この頃であります。
加護ちゃん戻って来たら全部の現場行ったるからな覚えてやがれ!!ちきしょーー!!

そんな感じで感想を。
初日チケットは取っちゃったものの、ぶっちゃけ見るつもりはあんまなかったんです。
でもヤフで出品したら2000円でも買い手付かずに流れちゃうみたいな、そんな相場だったんで
じゃあせっかくだし自分で見るかなみたいなそんなダメテンションで参加してきました。
そんなダメな僕ですが、結論から言いますと、かなり楽しかったです。
「リボンの騎士」のストーリー自体知らないし一切のネタバレせずに観に行ったんですけど
一切だれることなく物語に集中できたし、さすがプロが作ってるだけあるなと頷かせてくれました。
過去の娘。ミュージカルは「ラブセン」以外はぶっちゃけヒドイもんだったじゃないですか?
メンバーの演技は置いといてストーリーとか脚本的なものがね。
あのハゲのおっさんが言ってた通りに各人にきちんと見せ場らしきものもあるし、
メンバーの個性を活かした配役になっててとても観やすかったです。

メンバーごとに感じた事を少しだけ書いてみます。
まずはさゆえり。私は最近の娘。を見る時、基本はさゆえりロックオンです。
若干さゆ寄りの傾向にはありますが、「今日はどっちがかわいいかな〜」みたいな
フラットな視点で最初入りつつ、その日イケてる方を多めに見るって感じです。
そんな僕ですが、この「リボンの騎士」で言わせていただきますと、圧倒的にさゆでした。
さゆが物凄くかわいい。さゆの活かし方心得てるじゃんハゲおやじ!って感じです。
そもそもお姫様みたいな服を着た時点でさゆが一歩リードな訳ですが、
淑女という設定自体もちょっとアーパーなギャルみたいな感じになってて(違うか?w)
そこにさゆのキャラがめちゃはまってるんです。無理してない感じ。あぁ〜さゆじゃん!みたいな。

さゆも絵里も2役演じてて、そのもう1つの役もさゆの方がいいんです。
絵里はフランツの仲間の王子(?)役なのでカッコイイ感じ。見せ場はありました。
さゆはかわいい男の子(?)の役。セリフもかわいい感じではまってます。
とにかくさゆの良さが無理せずに全開で出てる感じです。
さっきからかわいいしか書いてねぇーじゃねぇーかって感じですが、かわいいです。寧ろかわゆいです。
2役目はさゆとれいながまったく同じ役なんですが、れいなも子供っぽい感じでかわいいのですが、
残念ながらさゆのかわいさにかき消されてました。僕の中では。
今のモーニング娘。に僕が求めてるものは一にも二にも「かわいさ」ですので、
そういった意味では今回の「リボンの騎士@かわいさ選手権」はぶっちぎりでさゆ、道重さゆみです。

主役の高橋さん。凄い良かったです。とにかく終始、力の入った熱演を見せてくれて、
このテンションでやり続けたら千秋楽まで持つんかい?って思うぐらい。
サファイアは誰が適任?って言われてましたが、完成した舞台をあらためて見たら、
高橋さん以外は務まらなかっただろうなと思える説得力はありました。頑張ってください。

梨華ちゃんのフランツって役は準主役的なポジションなので、出番も多いし相当頑張ってました。
ソロで歌う箇所も何回かあって、ちょっとメロディがぼやける場面もありますが、頑張ってましたw
あややがやるフランツもぜひ見たいと思いました。たぶん歌の印象がガラッと変わる気がします。
梨華ちゃんだと元娘。メンバーなので同じステージに立ってても自然な感じですが、
あややがこのステージに立ってる姿はちょっと想像が付かないので、異種格闘技戦のような
おもしろい物が見れる気がします。

吉澤さんは舞台映えは一番だった気がします。宝塚の舞台にピッタリな佇まいで
ちょっとヒール的な役柄も似合ってて、女子ヲタさん達もメロメロにやられちゃう事でしょう。

歌うと一番貫禄があって、一瞬にしてステージの空気を変えてしまったのがミキティ。
出番は少なめだし、出てくるの遅いけど、それを補うほどの演技と歌でした。物が違った。

小春は小春な感じです。コミカルなおとぼけキャラが似合ってて良かったです。

あとの方達は、僕的にちょっと印象が薄かったです。ごめんなさい。

それと問題なのが、辻ちゃんが演じる役です。
辻ちゃんは三好さんの「牢番ピエール」という役を演じることになるそうですが、
出番は少ないし、見せ場的な物は少ないですね。辻ちゃんに合ってる役かと言われたら
ちょっとYESとは言いづらい。三好さんの演じたピエールとはまったく違った感じで
来るのかもしれないですけどね。何気にあのハゲおじさんは本人の個性を上手く出すように
キャラ作りをしてくれそうな気がするので、辻ちゃんらしさが上手く出る事を期待したいです。

ってことで、結構長くなりましたが、1回観れればいいかな?レベルの僕でも
あと数回足を運びたいなと思わせるミュージカルだったと言う事は激しく伝えたいです。
ただ、本編が終わった後に恒例のミニライブ的なものをやるんですよ。
ライブが見れるのはお得ですが、正直これは無かった方がいいですね。

娘。が「ラブマ」「アンビシャス」「アンビシャスのカップリング」の3曲。
歌が始まるってなった瞬間、ヲタが立ち始めます。まあ当然ですね。
でも係員が寄ってきて、「座ってください」と注意を始めます。
私は下手側だったんですが、こちら側の人は数人除いてみんな指示に従って座ったんだけど、
上手側はほとんど立ったまま。係員が注意したのかどうかもわかりませんが、
結局ライブ中、下手側はみんな座って、上手側はみんな立ってるっていう、
どんな○×ゲームだよって感じの異様な光景でしたw
あとから話聞いたら後ろの方はほぼ全員立ってたらしいですけどね。

今回は娘。さんのダンスも宝塚風にちょっと抑えた感じなんですよ。お上品な感じ。
だからヲタも勢いよく立ったはいいものの、普段のように一緒に踊ってみたいな乗りも出来ず
かなり中途半端な感じでした。あれなら全員きちんと座らせて娘。の踊りをたまにはゆっくり座りながら
鑑賞するプレイに徹した方がいいと思います。明日からどうなるのか要注目ですね。
で、凄いのが美勇伝。娘。が終わったと同時に3人がイスを引きずりながら出てくるんです。
さあ!これから真の歌舞伎町スタイルを堪能してもらうわよ!!ってな勢いで。
イスに座ってミニスカートからふともも覗かせて足組かえたり、いわゆるストリップショー的な乗りで
ダンスするんですよ。そりゃ僕だってさっき仕舞った双眼鏡を取り出しますですよ。人間だもの。
ミニライブ始まる前には感動的にフィナーレを迎えて、手塚先生のイラストの肖像画が
ステージに出てきてみんなで拍手したりするんですよ、その後にこれですよ。
手塚先生ごめんなさい!って感じw

梨華ちゃんだってめちゃめちゃ役になりきって頑張った後に、これやらされるのは辛いと思いますよ。
ライブ終わりのMCで梨華ちゃんが「みなさん何度も足を運んでくださいね!」って切実に訴えてましたが
チケットがあまりにも売れてないんで「みんなの大好きなライブ」も付けますので頼むから来てちょうだい!
って苦肉の策なのかもしれないですけどね。今日も会場で普通に一桁列の前売券買えたみたいだし。
ミニライブが無くても全然チケット代の元は取れる公演だと思うんだけどね。
ミュージカルの余韻が消されちゃう感じで勿体無いとは思いました。
次は来週の辻ちゃん初日を観て来ます。初日厨なもんですみません。