2007.10.28.後藤真希ハロプロ卒業


10/28・大宮・夜公演

通常通りのアンコール曲「愛のバカやろう」を歌い終えると、
いつものようにダンサーと共に挨拶をし、その後ステージ上にあるソファに横たわり、一旦幕となる。
ここで客電が付くはずだが付かないのでダブルアンコールがある感じ。
会場中からごっちんコール。
コールがしばらく続いた後に、ステージの明かりが付き、再びごっちんが登場。


「今日はみなさん本当にどうもありがとうございます。」

客席からごっちんコールが巻き起こる。

「ここで、みなさんに大切なお知らせがあります。」

静まりかえる客席。

「えー、本日10月28日をもって、後藤真希は、ハロープロジェクトを卒業します。」

「えーーっ!」と悲鳴にも似た声が客席から響き渡る。
「え?え?え?」「なんで!なんで!なんで!」などあまりの事に言葉にならない感じ。

「いきなりの発表で、びっくりした人もいると思います。
私も今、めちゃくちゃドキドキしていますが、
そうですね、ハロープロジェクトを卒業しても、
私は後藤真希として・・・これからもずっと、自分に合ったこと、
自分から何か作りだせたらいいなぁって、思ったりしてます。」


一言づつゆっくりと丁寧に語るごっちん。
巻き起こる拍手。

「本当に、今まで・・・(涙を堪えるのに必死で10秒近い沈黙)」

「がんばれ!」「どこまでもついていく!」「ごっちん!」などの声が客席から上がる。
そして会場全体で「ごっちんコール」。

「これからも、みんなと一緒に居たいって気持ちは、ずっと、変わらないので、
次に、もし、みんなと会う機会があれば(泣)・・・今よりも、だいぶ、成長して帰ってきたいです。」


会場中から拍手。

「本当に、本当にいきなりでゴメンね。」

「これからも、ハロープロジェクトのメンバーや・・・みんな、同士、元気でいられるように、
 一旦は、私も、今度はみんなを応援する側に回っていけたらいいと思っています。」



「ちょっと待ってね。(涙をふく)」


「それじゃ、みんなに最後に1曲、この歌を届けたいと思います・・・LIFE。」

アルバム収録曲で唯一今回のツアーで歌うことのなかったバラードを最後の曲として歌う。
歌い終わり、客席に向かいマイクを通さずに「バイバイ!」といってステージを去る。

客席呆然。
ごっちんコールをする雰囲気すら無い感じで、みんなただ呆然といった様子。
客電も付いたので終わりだと思って帰る客もチラホラ。

しばらくすると、ごっちんの声が再びスピーカーから聞こえる。
「バイバイなんて言ったけど、あと1曲だけ。みんな戻ってきて!」

ごっちん再登場。

「みんな揃ったかな?最後に1曲だけ!みんなも一緒に歌ってね、スクランブル!」

会場から大歓声。
PA卓に居たスタッフも「やった!」といった感じでガッツポーズ。
ごっちんと共にバックダンサーも登場し、最後の1曲「スクランブル」。

歌い終えると
「どうもありがとう!!」
最後は笑顔でステージを去っていった。


以上がダブルアンコールからの流れ。





どうもこんばんは、ピストルです。まずは記憶が薄れないうちに重要部分のレポから書きました。
噂は確かに出てましたが、こういった形で突然の発表がステージ上のごっちんから直接あると
その瞬間どうしたらいいのかわからなくなりただただ呆然でした。
ごっちんの口からは上記のように語られただけなので、今後どうするのか、どうして辞めるのかって事が
全然わからないわけです。聞いてても、まったく楽観的になれないっていうか、
これからも頑張れよ!って気持ちにはあの場ではなれなかったですね。先が何もわかんないんだもん。
どこ行っちゃうの?何があったの?って頭の中は?だらけ。
泣きながら報告するごっちんの姿が目の前にあり、「もう会えない」的な内容の話をされたわけです。
言うなれば理由も告げられずにいきなり別れを切り出され振られちゃった彼氏の気分です。

昼公演は見てないんだけど、弟の件で謝罪をしたらしいですね。
その時も何か言いたげな感じはしたって聞いてますが、卒業に関しては一切触れなかったみたいです。
夜公演は千秋楽って事を考慮しても、やはり通常とは違う感じがライブ中もしてましたね。

移籍するって噂は出てたし、ファイナルで何かあるかも?的な感じがあったので、
今日は通路席にも関わらず、双眼鏡使ってほぼタイガーで見てました。もしものために目に焼付けないとって。
PA前の客席にモーニング娘。のメンバー全員とよっちゃんが居るってのも途中からわかったので、
チラ見したりしてました。
韓国行ってたんじゃなかったの?って思ったんだけど、帰国してすぐに全員揃って観に来るなんて
ますます怪しいとか思えたし、よっちゃんの様子が非常に重い空気出してる感じがあって、
その様子をチラっと見ただけでもますます「何かある」的な空気はありました。

MCの時、突如ごっちんが足をつっちゃって、一旦ステージ横に座ってダンサーの人に
足をマッサージしてもらう場面もありました。
その時はわからなかったけど、結果からすれば、極度の緊張があって、ああいった事が起こったのかなと。
本人も初めてのことでビックリしたと言ってました。

ごっちんが卒業について語り出した時の会場の空気は、今までの現場で味わった事のないものでしたね。
今までも突如卒業が発表された事はあったし、その都度会場から悲鳴のようなものが響き渡るのを
見聞きした事はあるけれど、今後の進む道が同時に告げられたり、卒業式まで期間があったりしてたので
ここまでの空気ではなかった。
今日のは、何がなんだかわからないある種ハプニング的な空気に包まれてた。
「今日で終わりです。」っていきなり告げられたわけだからね。それもハッキリとした理由がわからず。
ライブ中に世間ではニュースの一報が入ってたみたいだけど、ライブ中は一切わからなかった。
俺の隣の客がライブ中に何度も外に出てったりしてたんだけど、今思えばあの人は誰かから連絡もらって
外に電話かメールしに行ってたんだなと思うけど。


報告された事を冷静に受け止めれば、これからも歌うことは続けるって言ってるわけで、
しばらく休んだ後に事務所移籍して心機一転再始動するんだろうから、悲観することではない気はするけど。
本人から涙交じりに告げられた時は、もう二度と会えないんじゃないかって感じがして、超泣けたよ。

最近はさゆ、まのえり、なっきぃなどなどの名前を多く使ってますので、誰にも信じてもらえないと思いますが、
「加護ちゃん1推し、辻ちゃん2推し、ごっちん3推し」ってのが今でも自己紹介する時の推しメンバーでして、
あややを含めたこの4人は僕の中ではやはり特別な存在で、遂にその中から3人も居なくなってしまいました。
今日はあややのアルバムイベントにも参加して来て、物凄い感動したんですが、
この件で一気に吹っ飛んでしまいました。
明日以降にごっちんの今後について明るい話が聞ける事を願ってます。