2007.10.29.ごっちんが本当にやりたいこと


昨日はニュースサイトをあまり見てなかったんで気づかなかったんですが、
事務所もレコード会社も辞めないって発表されてるのね。ハローからのみ卒業って事なんだ。
でもこれじゃ大して変化ないですよね?せっかくごっちん本人が決心したんだったら、
完全に外に出る方が良いと思うんだけど。作品作る上でも完全に外部の人とやって欲しいけどね。

ごっちん本人のコメントは非常に伝わりましたね。ここには嘘が無い気がします。
っていうか、本人が出したコメントは基本そのまま受け取るのが俺のスタンスなんで
裏を読んだりしませんけどね。非常に伝わった。

>自分が本当にやりたいことを少しずつ思い描くようになってきて。
>今一度、じっくり自分と向き合う時間を作りたいと思い、卒業を決めました。

>後藤真希にしかできないことの追求、自分の音楽性について見つめ直していく中で、
>いろんなことを吸収し、自分の力に変えて行き、今より前へ確実に進んでいきたいと思っています。

>これからも、みんなと一緒にいたいんです。
>みんなが、私の支えだから。
>ハローの一員としてではなく、後藤真希として、自分らしく、頑張っていきます。

これだけハッキリと言ってくれてハローを出るって決めたなら、何も残念がることはないですね。
ごっちん推しの人達もこれからも全力で付いていくぜって思えたんじゃないですか。
うらやましい限りですよ。やっぱ本人の言葉がハッキリと聞けるってのはスッキリする。
辻ちゃんの会見もアレはアレで俺は納得したし、スッキリしたんだよね。
何も聞けずに居なくなった加護ちゃんに比べれば、本人の言葉が残るってのはケジメがつけれる。

このごっちんのコメントの中でも一番興味あるのがこの部分。

>自分が本当にやりたいことを少しずつ思い描くようになってきて

正直ごっちん本人が何をやりたいのかって部分は今まで俺にはあまり見えて来なかったです。
バラードを歌いたいとか、断片的なことは聞いたり読んだりした事あったけど、
どの方向を目指してるのかってのは非常にわかりづらかった。
去年「SOME BOYS!」が出た頃も、「今年は私セクシー路線らしいんで、頑張ってやってきます。」みたいな
発言もあったので、あまりそうゆう事は考えないで与えられた物に対して全力でやってくタイプなのかなって
思ってたし。

あややは非常に分かり易いじゃないですか、「気持ちを込められる歌を歌いたい。」って事なんだって
見てて伝わってくる。本人がストレートに発言してくるってのもあるし。
「歌詞に意味の無い物は歌えねー」とか「めちゃホリとか飽きた」ってぶっちゃけてくるからねw
こっちとしても本人がやりたい方向性はハッキリ分かるので去年のツアーとか今回のツアーを見てて、
それが一歩づつ進んでるなって感じられるから、非常についていきやすい。

去年からのごっちんはいわゆるセクシー路線にシフトしていって、俺の周りでも
熱いごっちん推しがどんどんフェードアウトして行く姿を見てきた。
個人的にはハッキリと路線を示して一つの方向に進んで行くのはアリだと思ってたので
そっちに行くならそれもアリだなと思ってたし、去年のツアーはそんなに悪くないと感じてた。
ただごっちん本人がこれを望んでやってるのかどうかってのが伝わってこない。
本当にやりたいことなのか?って事が見えてこなかった。
だから「こんな事をごっちんにやらすな!」って感情が沸いてくるファンがいるのも理解できたし。
本人が「私は世界で一番セクシーなシンガーを目指してます。」って発言でもしてくれれば、
「ごっちん最高!セクシー最高!」ってコールもできるんだろうけどさw

今回のアルバムやツアーは、この路線で進んでいくとするなら非常に良く出来てるし、
去年のツアーが実験段階だとすればある意味で完成形に近づいてると思えたしね。
俺個人としては、好きな方向性ではないんだけどね、これは好みの問題なんで。
今の路線がごっちん本人がやりたいと思ってることなら、ここで「自分が本当にやりたいことを思い描く」って
発言は出ないと思うんですよね。まったく別な物がやりたいんだなって思える。
この路線を望んでやってるなら、わざわざ外に出る必要ないしね、今のままでやれてるわけだから。

娘。卒業してからのシングルはどれも統一性が無かったし、つんく♂もどういった曲を
ごっちんに書けばいいのかって事で迷走しっぱなしだったと思う。
後藤真希らしさが出てるって曲は良い意味でも悪い意味でもあまりなかったと思うし、
そういった点では本人の口から、
>後藤真希にしかできないことの追求、自分の音楽性について見つめ直していく
って発言が今回出たのは非常に頼もしいと思うし、期待は膨らみますね。
本人が心からやりたいと思ってる事に向かって突き進んでくれるならぜひそれを見てみたい。
どんなものが出てくるのか非常に楽しみですよ。

ソロとして6年間もやってれば、それなりに色に染まっちゃうっていうか、パターンができちゃうもんだけど
ごっちんに関してはまだどの色にも染まってる感じがしないし、全然やりきれてないと思うので
チャンスはあると思う。
「元モームスのゴマキ」ってイメージを払拭するのは大変だと思うけど、音楽性って点に関しては
まだまだ未知数だし、実力あるし、可能性は多いと思うからね。
才能を引き出せる外部のプロデューサーや作曲家と出会ってタッグを組める事を期待したい。
そのためにも外に出ちゃえ!って思うんだけどなぁ。