2007.4.29.横須賀青春絵巻


娘。コン行ってきました。初日と二日目の座間を見て以来、約一ヶ月ぶり。
よっすぃ〜のコメントを聞いて改めて卒業まで8日しかないんだなと実感したり、
まだまだ先のような気がしてましたが、もうすぐなんですね。
今日のコンサートは高橋ちゃんが負傷退場するアクシデントがありました。
アクシデントが起こったこと自体はまったくもって喜ばしいことではないですが、
夜公演での復活劇を見て、モーニング娘。の素晴らしさ、温かさが感じられて
終演後はとても良い気持ちで帰ることができました。

昼公演で高橋ちゃんが転倒して負傷し、それを見た新垣ちゃんが袖のスタッフに声をかけ、
スタッフに担ぎ出されステージ裏へ退場して行ったそうです。
私は踊りまくってたのでその瞬間はまったく気づかず、
アンコールの時点で1人居ないのにやっと気付いたって感じでした。
アンコール終了後、新垣ちゃんが1人でステージに出てきて挨拶する場面がありました。
その挨拶で「愛ちゃんは大丈夫だから」と説明があり、大事ではないことが告げられました。

夜公演、スタート時点で高橋ちゃんの姿はステージにありません。
2曲歌い終わってのMC、ここで吉澤リーダーから高橋ちゃんが現在病院で治療中だという事が
告げられます。治療が終わり次第戻ってくるとの説明もありました。
その後、1人少ないままステージは進み、7曲目「シャニムニパラダイス」。
ここでステージ上に高橋ちゃんが登場します。客席からは大歓声。
ステージ上手にある♪形の椅子に腰掛けて歌いました。
右足首をテーピングで固定しサンダルを履いて、左足はスニーカー。

その後は気丈にステージ上で歌い続けていましたが、本編ラスト近くの「歩いてる」。
この曲の途中で高橋ちゃんが号泣し始めます。
4階席から見てた私にもハッキリと分かるぐらいの泣き方でした。
目の前のお客さんの応援してる姿を見て泣いてしまったのか、「歩いてる」の歌詞と
今の自分の姿とオーバーラップして泣いてしまったのか、正しい理由はわからないけど、
見てる人の心を打つ姿でした。
それを見た新垣ちゃんが高橋ちゃんの傍によってきて慰めようとするけど一緒に泣いてしまう。
さゆや絵里も泣いてる。「歩いてる」の曲と目の前で繰り広げられるこのシーンが重なって、
とんでもなく美しい世界がそこにありましたよ。私もボロボロ泣けちゃったもの。青春だわ。
で、この流れで「青空」ですよ。もぉ〜たまんなかったね。会場中が凄いことになってた。
去年の秋コンラストで紙吹雪が降って来た時の「歩いてる」も感動的だったけど、
今回の「歩いてる」も更に素晴らしい空間が出来上がってた。
こうやって色んな思い出が加わって曲って成長してくんだよなぁって思い知らされました。


アンコールのMCでは「きちんと早く直します」と元気な言葉もあり、
ラストの「ここにいるぜ!」では頑張って立って歌う場面もありました。
最後の9人手を繋いで挨拶する場面では♪に腰掛けてる高橋ちゃんのもとに新垣ちゃんが寄っていって、
全員きちんと手を繋いで挨拶するという、これでもかってぐらいの青春ストーリーが繰り広げられました。
こんな素晴らしいコンサートを3000円で見ちゃってごめんなさいって感じでしたw

今日は横須賀という事で新垣ちゃんの凱旋コンだったわけですが、客席のアンコールの声も
「ガキさんコール」で統一されていて、昼も夜もアンコール終了後に新垣ちゃんが1人でステージに出てきて
挨拶する場面がありました。
昼は高橋ちゃんの怪我が心配だって事もあったんでしょう、そんなに大喜びな感じではなく、
アッサリした感じに見えましたが、夜は高橋ちゃんが復活したこともあり、非常にうれしそうに
挨拶してました。
「たくさんの奇跡が起きた、見えない力を貰った」みたいな発言をしてたと思うんだけど、
その表情がスクリーンに抜かれてて、顔は凄いうれしそうなんだけど、涙が絶え間なく流れてるその顔は
とても素晴らしく感動的でした。彼女にとって一生忘れられない凱旋コンになったんじゃないでしょうか。
よっすぃ〜の卒業コンまでに高橋ちゃんが完治するのかはとても心配ですが、
彼女ならなんとかしてしまう気がします。無理はしないで欲しいですが。


こういったアクシデントは無い方が良いに決まってる訳だけど、その事が起きたことによって、
そこで起こる物語というのは、この後もずっと頭の中に残る訳で、事件が起きた悲しさよりも、
その時のメンバーの温かさというか、そっちの方が印象には残っていくものですよね。
一番に思い出すのは、一昨年のハロプロパーティー。
加護ちゃんが途中で退場したり、あややがステージ上でバタッとぶっ倒れたり、
辻ちゃんが腰を痛めて泣きながら最後登場した事とか、辛いことではあるんだけど、
それを周りのメンバーが一生懸命カバーしようとしてた姿の方が今となっては印象に残ってて、
真のプロフェッショナルとは呼べないのかもしれないけれど、こうゆう人間臭さがステージ上から
感じられるのがハロプロの魅力だなとつくづく感じました。
そんな素晴らしいコンサートが見れたので、明日のさゆイベに落選した無念も吹き飛びました。
うん、吹き飛んだ。綺麗さっぱり吹き飛んだ。くやしくない。くやしくなんかないさー黒田アーサー。