2009.01.24.


AKBチーム研究生にマイメロすみれ

今週末はゆっくりしてようと思ったんだけど、
でんでんさんが「前フリしたんだからマイメロ書けよ!」と電話かけてきたので書くことにします。


4日間に渡って行われた「セットリストベスト100」の初日にチーム研究生20名が発表された。
ステージに20名が登場してお披露目。俺としては一番の目玉はやっぱあやりん。
12月のJCBホールで研究生候補はステージに登場したらしいけど俺は見に行ってないので、
あやりんを生で見るのは去年の7月以来。他の19人も一通り目を通したけど
エナジーをすぐに感じる子は居なかった。
1人だけちょっと気になった子が居たんだけど他人の空似かな程度で軽く流してた。
家に帰ってしばらくしたら公式ページにチーム研究生のメンバーがUPされてた。

 佐藤すみれ

マイメロすみれキタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

似てるなぁと思ってたのはこのマイメロのこと。
まさか本物だったとは!

2006年12月に俺たちを夢中にさせた八期賭博ことモーニング娘。8期オーディション。
光井愛佳1人のみ合格という波乱を生んだあのオーデには、吉川友、柏木由紀、増田絢美など
現在芸能界の道に進んでいる子達が複数参加していた玄人好みのオーデだった。
そこで存在感出しまくりだったのが彼女・佐藤すみれ。
当時中1の彼女はその愛くるしい笑顔で歌い踊る姿によって見るものを惹きつける反面、
独特な子役臭をプンプン漂わせていた事もあり違和感を感じ拒絶する人も多かった。





★当時の佐藤すみれ評

佐藤 すみれ(埼玉県・12歳)

こまっしゃくれガールことマイメロディすみれだ!
最初に断っておくが私のストライクゾーンからは外れている。
子役臭漂うこの雰囲気はまったくもって私の好みではない。
しかし1次オーデで歌った「マイメロディー」が頭にこびりついて離れないのも事実。
非常に強い毒性を持っている。まさにこんな気持ちメロメロディ♪
3次で歌った「大阪恋の歌」、ピョンピョンとリズムを取りながら
左右に体を揺らし笑顔で歌う姿、原曲の持つイメージを完全に破壊する
このアナーキストぶりは末恐ろしい。見る人が見ると不快に感じる毒性が溢れてる。



すでに舞台経験があり応募資格的に微妙との声もあるが
そんな黒い部分も含めてすみれの毒性は非常に魅力的だ。
上手くまとまっている今の8人娘。にすみれという毒を盛った時に
引き起こされる科学反応をぜひ見てみたい。
このぐらいの曲者を妹分として迎えた時こそ小春の新たな一面が見れるハズだ。
ドーピング(プロ経験)ぐらいで失格させるようなくだらん裁定にならないことを願う。
佐藤すみれ、ある意味で私の裏本命に位置づける。ふわふわふー。




★最終メンバー発表後

自宅にスタッフが訪問した時の映像でもマイメロらしさが存分に出ていた。
スタッフが「合宿に行けるのは6人です。」と告げるシーン。
「合宿に行けるのは」と言った瞬間、マイメロの左頬がピクッと動いた。
擬音を入れるとすれば「ニヤリ」だ。
「6人です。」と言い終わると即座にマイメロスマイル炸裂で
「うふふ スゴイ!少ない!」と吐き捨てる。まるでキューサインが出たかのように。
すべてはシナリオ通り。計算されつくしたセリフを完璧に喋るマシーンだ。
やはりマイメロの毒性は本物だ。子役臭が漂うってレベルじゃねぇーぞ!




「子役臭」「うそくさい」と嫌悪感を示す人が多かったが俺は寧ろこのすみれの毒性に惹かれ
始めていた。ぜひモーニング娘。にすみれの毒を注入したい本気でそう思っていたのだ。
吉川友たんが加入する前提なのは言わずもがな。
すみれの毒にやられかけてた俺は最終発表が放送される前にすでにあるブツを手にしていた。



マイメロディのCDだ。まったく興味なかったマイメロのCDをAmazonで注文してしまうくらい、
当時の俺はマイメロジャンキーになりかけていたのだ。
そして最終結果が発表される放送。
この放送を見て今まで俺が抱いていたマイメロのイメージが崩れたのだ。
己の合格を一番に考えライバル達を笑顔で蹴落としてくようなヒールとして捉えていたが、
画面に映るマイメロは相手を思いやる心を持つやさしくてキュートな女の子だったのだ。
おかま先生の厳しい指導に耐え涙を流す増田ちゃんをやさしく抱きしめ声をかける。
友たんとのキューティーツーショットには「このままデビューさせちゃえばええやん!」と
TVを見ながら思ったものだ。

 

マイメロをTVで見たのはこれが最後。
当時は友たん落選のショックがあまりにも大きかったのでマイメロショックには触れなかったが、
かなり残念な思いがあったのは事実である。
あれから2年が経過したがその間も2chでは「佐藤すみれファン倶楽部」というスレッドが
地味に存続するほど根強い人気をほこっていた。
過去のオーデ落選者の中では5期オーデの西田奈津美と並ぶ人気だったと言えるだろう。
マイメロの個人ブログをアンテナに登録して地味に定期観測していたのはここだけの秘密。
マイメロ日記はすでに閉鎖しており今は閲覧する事が不可能、更新履歴を見ると12月15日が
最後の更新だったようだ。マイメロが研究生候補生としてJCBホールのステージに立ったのは、
12月20日なので、その直前にブログを閉鎖したと思われる。

12月1日の日記にはこんなことが書かれていた。


(一部抜粋)

今日から12月
December 01 [Mon], 2008, 2:00

この一年は本当にあっという間でした。
それほど充実してたってことかな(´・ω・`)
今年の目標の『何事も全力投球ガール』達成できたでしょうか~?
31日に2008年のまとめとして発表します。

思い返してみれば2年前…今頃がんばってたな(つω・`)
ビデオを見ると何だかすごく懐かしい気持ちになります。
辛いことがあった時にはあの日のことを思い出して、「頑張ろう」って。
なぜか思い出すと頑張れちゃうんです、ふしぎ。
夢を諦めようって思ったこと、何度もあったけどやっぱり諦められない。
そんな風な自分になれたのは、きっとあの時からなんじゃないかな。
2年経った今でも、みんなの応援は今のパワーに繋がっています。ありがとーっ


そして…吉川ちゃん、がんばれ!エールが届きますように



マイメロの中であの八期オーデは今でも大事な思い出であり、あの日があったから今でも
夢を見続けられる。
そして、吉川友たんへのがんばれエール。2年経ってもライバルであり戦友である友たんの
成功を願う気持ち。マイメロいい子じゃないかマイメロ。
八期オーデ以降、モーニング娘。はオーディションを開催していない。
この2年間マイメロは再びモーニング娘。のオーディションを受ける事を目標に
頑張っていたのかもしれない。しかし、門が開かれることはなく、時代は変わった。
少女達の目指す場所は今やモーニング娘。だけではなくなったのだ。
寧ろ、そこよりも輝ける可能性のある場所、すぐに自分の実力が試せる場所が生まれた。
マイメロが愛するモーニング娘。入りを断念し、AKBに進んだという事は今のアイドル界を
端的に表した出来事と言えるだろう。

モーニング娘。で活躍する光井愛佳。
MilkyWayに抜擢され17歳になる今年こそブレイクが期待される吉川友。
オーデ決勝直前に進路を変えavex入りを果たしたが未だ沈黙を続けている増田絢美。
予選で落選した悔しさをバネに上京し、AKB48のエースの道を突き進む柏木由紀。
そして、高校入学と共にAKB入りを決断したマイメロすみれ。
八期オーデから2年、それぞれの夢を胸に今でも頑張り続ける少女達。
今でも八期賭博のドラマは続いているのだ。
八期賭博チルドレンの今年の活躍は要注目である!

 (OPV) Oto Melody ( Sumire Sato Ver)



 AKBチーム研究生にマリヤンヌ

マイメロAKB加入に浮かれてたらHMXの叔父貴から突っ込まれた。
「マリヤンヌもAKB入りしたみたいだね。」
えっ!と思いすぐに公式ページを確認。



マリヤンヌキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!

 

去年の夏に登場した3人組ユニットLe CHOCOLAT。
Chu!☆Lipsが昨年春まで所属していたクレバーライツが、
Chu!☆Lips独立後一番力を入れようとしてたのがこのLe CHOCOLAT。
8月後半からイベントに出始め、オリジナル曲を2曲ほど歌って活動してた。
衣装から楽曲コンセプトまでBuono!を意識してて俺好みのユニットだった。
ライブ映えするその楽曲やメンバーの愛想の良さなどもあり徐々に人気が出てきたが、
11月にFeamのメンバーが主演した舞台に出演したのを最後に突如解散。



メンバーの中で最年少のマリヤンヌこと鈴木まりえちゃんが一番のお気に入りで
すでに物販で何度も話もしてるしサインも貰ったりしてた。
11月に発表したピストルエナジーではデビュー前にも関わらず堂々52位にランクしており、
2009年期待の新星として大注目していたのである。

(ピストルエナジー11月)
51:佐武宇綺(16/9nine)
52:マリヤ(17/LeCHOCOLAT)
53:酒井瞳(19/アイドリング!!!14号)
54:熊井友理奈(15/Berryz工房)
55:Yu-ka(12/MaryAngel)
56:武藤彩未(12/可憐Girl's)
57:倉持明日香(19/AKB48チームK)
58:おっきゃん(15/キャナァーリ倶楽部)
59:宮澤佐江(18/AKBチームK)
60:板野友美(17/AKB48チームA)


AKB加入前から先輩である倉持/宮澤/板野よりも上にランクさせてるのを見ても
マリヤンヌのエナジーの高さが分かってもらえると思う。


1月9日渋谷でChu!☆Lipsのワンマンライブがあり、そこで久しぶりにHMXの叔父貴と会った。
叔父貴はLe CHOCOLAT結成のもっと前からマリヤンヌやメンバーの事は知っていて、
かなり親しくしてたし、クレバーの社長とも仲が良く色々な話しを教えてもらえる。
帰り道HMXの叔父貴に「Le CHOCOLATなんで解散したのよ?」と聞いたら、
「1人が他の事務所に移籍したから」と教えてもらった。
それを聞いた時に「マリヤンヌ若いんだからAKBに入ればいいのに。」って言ったのだが、
まさかその時点ですでにJCBホールのステージに立っていたとは思いもしなかった。
11月に突如解散したのも12月にJCBお披露目があったからと思えば納得がいく。


AXの最終日、15位の「ごめんねジュエル」でバックダンサーとして研究生がステージに登場。
その時、あやりん/マイメロ/マリヤンヌが3人並んでダンスする場面を目の前で見る事ができた。
数日前までは考えられなかった事が目の前で起きてる事実にめちゃめちゃ興奮した。
一度解雇され復活を遂げたあやりん。モー娘。入りを諦めAKB入りを果たしたマイメロ。
そしてLe CHOCOLATを僅か3ヶ月で解散させてまでもAKBに飛び込んできたマリヤンヌ。
それぞれ異なる過去を持つ少女達がこれからどんなステージを見せてくれるのか
俄然楽しみでしょうがない。すでにバックダンサーとして劇場にも出演を果たしており、
彼女達の姿がTVで見れる日もそう遠くはないだろう。

チーム研究生にはたくさんのドラマが詰まってるのであーる!これぞ青春ドキュメンタリー!





by・ピストル