8.31.加護ちゃんと河童


昨日はBSまるごと大全集の「キジムナーを探せ!!」についてのみ
書いたんですが、この番組で私が一番書きたかったのは
実はあの部分ではないんですよね。
あのVTRが終わったあとに日本の伝統の妖怪についての話になった時の
加護ちゃんの『河童を見た!発言』
克明に河童を見た時の様子を説明する加護ちゃん、あのシーンがあの番組の
一番の見所だったんです。
ただ、これに関してはあの加護ちゃん発言を信じていない愚かなヴォケどもに
思い知らせるために十分調査する時間が必要だったんです。


まずは、見てない方のためにそのシーンを説明します。



宮本「河童伝説というのは全国にあります。河童というのは川で泳いでおりますと
    子供の足を引っ張って引き釣り込むという河童もいれば
    田植えを手伝ってくれるという役立つ河童もいるんです。
    どうです河童というのは、実際見たことないですよね?」

娘。たち「な〜〜い!」


すると、一人が手を挙げた!!


久保「えっ!加護ちゃんあるの!?」
高橋(驚きの表情で加護ちゃんを見つめる)


加護「あの〜これ誰にも信じてもらえないんですけど・・・」
久保「言ってごらん」
加護「加護が見た河童は緑色じゃなくて灰色をしてたんです。」
宮本「すいません場所はどこですか?」
加護「奈良県の吉野川です。」
宮本「いつ頃ですか?」
加護「えーとですね、6年前ぐらい。」
宮本「ということは、まだ、」
加護「8歳ですね。小学校3年生の時」
宮本「時間は?夜?」
加護「いや!夕方、昼から夕方です。」
宮本「昼から夕方、4時か5時くらいね。段々日が沈んできました、場所は?」
加護「あの、吉野川の川なんですけど」
宮本「あなたはどうしてたんですか?」
加護「私は一人で浮き輪に乗ってて、お母さん達が・・・」
宮本「つまり、川の中に居たわけね?」
加護「はい!」
宮本「泳いでたのね?」
加護「はい!泳いでたっていうか浮かんでたんですよ。」
   「そしてお母さん達が岩の方に居て、いかなきゃと思った瞬間に
   パッ!って見えたんですよ。」


宮本「どのくらい、どの距離でした?」
加護「ここからあの・・・猫のとこ」
宮本「猫という事は5.6メートル、もっとありますねぇ、10メートルちょっとあるな」
加護「それでびっくりして喋れなくなってぇ、お母さんに言おうとするんですけど言えなくて。」
宮本「河童は子供の足を引っ張るという」
加護「それはなかった。」
宮本「河童は何をしてました?」
加護「ただ、加護は後姿を見ただけなんです。」
久保「後姿だったんですか?」
加護「はい。」
宮本「灰色だったのね?」
加護「はい。それに点々があって」
宮本「ウロコみたいな?」
加護「ウロコじゃない、なんか変な模様、丸い。」
宮本「模様はどこについてるの?」
加護「甲羅」
宮本「甲羅が見えた?」
加護「で、加護よりちっちゃかったですよ。これぐらい。」


宮本「向こうを見て泳いでたんですか?」
加護「歩いてたんです。」
久保「歩いてたの?一人で?」
加護「だから、川のこっちの葉っぱの」
宮本「川岸の方に歩いてたの?」
加護「そうそうそう」
宮本「足が見えたんですか?」
加護「足見えてないです。もうパッって見て怖っ!と思って行った」
宮本「怖いと思って、一瞬見たわけねぇ」
加護「だからそこの川に行くと思い出すんですよ。だから一生行かないって。怖い。」
小川「お皿もあったんですか?」
加護「お皿は見てない。その甲羅だけ見たんです。」
宮本「頭のお皿は見なかった。どうしてそれが河童だと思いました?」
加護「どうしてでしょう(笑)なんか甲羅見たいなのが見えたから。」
宮本「地元のおじさんとかそんなんじゃないよね?」
加護「じゃないと思います。」
宮本「そんなんじゃないんだよね。絶対に河童なんだよね。加護さんは信じてる。」
加護「はい。」



当たり前やろが!
加護ちゃんがそこらのおっさんと河童を見間違えるかっちゅうねん!!


生放送中の番組を約3分間乗っ取って河童が実在するという事を熱く訴えた加護ちゃん。
あんなに熱い加護ちゃんを見せられては、黙ってられません!


多摩川のタマちゃんなんかで騒いでる場合じゃないねん!!
時代は吉野川の河童や!!





奈良県にある吉野川

でんでん氏は「加護ちゃんの聖地で働きたい!」という熱い理由で会社に移動願いを出して、
今は奈良で務めてるという漢です(w)。
放送後すぐに吉野川に行こうと思ったらしいんですが、めちゃめちゃ遠い山の奥の方らしいんですよね。
加護ちゃんの実家からでも何時間もかかるような場所らしいです。

↑の吉野紹介のHPを見ていたら、宮滝の辺りの「吉野川」という部分に
加護ちゃん発言を裏付ける記述がありました。


>「桜木神社」から「喜佐谷川」に沿って下って来て 「喜佐谷川」が「吉野川」に流れ込む
>「夢の和田」が写真の左で白くなっています。
また、青く澱んだ淵は昔河童がいた「夢が淵」です。


吉野川に河童キタ━━━(゚∀゚)━━━!!


加護ちゃんが河童を目撃した吉野川の「夢が淵」



座敷わらしが家に住み着いているという(「加護亜依100%」で加護ちゃんが発言)
由緒正しき「加護家」に生まれ育った加護ちゃん。
河童も神のオーラを感じて思わず顔を出してしまったに違いありません。
吉野川に河童はいる!
しかし、一般人では一生お目にかかることはないでしょう。
選ばれた者のみが、『神と呼ばれし者』のみが遭遇することができるのです。



もう一つ、加護ちゃん発言で興味深かったのが
『灰色の河童』という点です。

私の世代で河童って言うと、こいつなんですけどね(w)

やはり世間一般では河童は緑色という認識だと思います。
私も当然そうでした。
どうしてもこの点が気になったので、吉野川に河童が居たという事が証明されただけでは
満足できずに、更に色々と調べました。
色々と調べるうちにあるサイトにぶつかりました。
「超常現象研究最前線」というサイトです。
この中に、非常に興味深い記述を見つけました。

河童の正体


重要な部分を抜粋すると、

>伝承として伝えられる河童の特徴や性質は
 ・頭のてっぺんにお皿があって、いつも湿っている。お皿が乾くと死んでしまう。
 ・キュウリが好物。
 ・口は尖っており、クチバシを伴うこともある。
 ・尻の穴が三つあり、屁で空を飛ぶという。

など、現在伝わる河童像の大半は、後の伝説の中で想像たくましく付加されていったもので
私達が知っている河童もこのレベルの内容ですよね。


>現在一般に伝わる河童像は、江戸時代の妖怪ブームに便乗して脚色されたもの

まさにこれが私達の知ってる「河童」です。


>全国各地に伝わる河童の形態を比較し、その共通部分だけを見つけ出す
>それらを統合し、整理していくと、オリジナルの河童像は次のようなものに収斂する。
>【修正河童像】
 ・水辺に住む。
 ・身長は約1メートル前後。
 ・お皿のないものや甲羅のないものも存在する。
 ・普通は直立2足歩行。ときに、直立4足歩行。


加護ちゃん発言と見事に一致するではないか!!
・川岸の方に歩いていた
・加護よりちっちゃかったです、これくらい(1メートル前後)
・お皿は見てない


さらに、ここにはビックリすることが書いてあります。

>この修正河童像に完璧なほどマッチするのが、沖縄地方の『キムジナー』
>もしくは『ブナガヤ』という名の妖怪である。
>キムジナーは身長1メートル前後で、5歳くらいの人間に近い体型をしている。
>全身裸で、赤っぽい肌をしており、頭や目が大きく、指は4本、海辺や河口近くに住んでいるという。
どうだろう、まさしく河童ではないか!



河童とキジムナーツナガッタ━━━(゚∀゚)━━━!!



キジムナーに出会うと幸せになれると言われている。
小学3年生の時にすでに、河童(キジムナー)と出会ってる加護ちゃんは
その後、素晴らしい人生を歩んでいます。
今、とても幸せな生活を送っている加護ちゃんが今回キジムナーに会えなかったのは
これが原因だったからではないでしょうか?
もうキジムナーから幸せを貰う必要はないという事なんでしょう。
加護ちゃん-河童-キジムナーの運命的な繋がりを感じますね。




更に、この話しは日本だけではなく世界に進んでいきます。

>河童は日本だけに生息する希少な生物なのだろうか?
>いや、それは違う。河童は世界中で目撃されているのだ。
>欧米においても、オハイオ州ラブランド近くのリトルマイアミ川付近で、
>日本の河童に瓜ふたつの生物が目撃されている。
>人間の子供くらいの身長で、全身が灰色がかっており
>ヌメヌメとした皮膚で覆われていたことから、地元の住人に「カエル男」と名付けられた。



灰色河童キタ━━━(゚∀゚)━━━!!



加護ちゃんが見た河童はまさしくこれでしょう。
たまたま吉野川の河童に会いに来てたオハイオ州の河童だったんです。
加護ちゃんのオーラを感じてせっかく顔を出した河童が
なぜ加護ちゃんに話しかけずに後ろを向いて戻ってしまったのか原因がわかりました。



日本語が喋れなかったからです!!




今回の加護ちゃん発言のお陰で、世界各国・各方面の学者の方々が
今、吉野川に調査に向かってることでしょう。
世界に影響を及ぼす加護ちゃん!
「TIME」の表紙を飾るのも時間の問題でしょうね。







【過去の『河童を見た発言』について】

そういえば、加護ちゃんの河童発言は今回が初めてというわけではないんです。
過去にも何度か『河童を見た!』という発言はしてきました。
ただ、話が話なだけにほとんどスルーされてきました。
加護ちゃん自身も今回も言ってたように『誰も信じてもらえない』ので、
あまり力説することはしなかったんでしょう。まともに捉えてもらえないので。


昨年、2001年11月23日放送の『モーニング娘。のゴナゴト』でも
河童発言をしております。こちらを参照

>あのー 川で一回 カッパを見た事があるんですよー 
>なんか よく出てくる川だったらしくって そこでー なんか 泳いで
>カッパが… 泳いで… うわっ カッパが泳いで!って…
>そこから 川へ入れなくなったんですけどー
>なんか やっぱり あのお皿はいったいなんなんでしょうねー
>カッパの…深い謎です

この時はとても恥ずかしそうに河童を見た事を話してます。
この話をするとみんなが笑ったり、からかったりするので
消極的になってしまってるのでしょう。かわいそうな加護ちゃん。
だからこそ、今回のBS番組は加護ちゃんにとっては
「待ってました!」の企画だったハズです。
天下のNHKで全国のお茶の間に向かってあれだけ長時間に渡り
自らの目撃談を話せた訳ですからね。

なのにスタジオで笑ってたヴォケスタッフ!!
河童に足ひっぱられて氏にやがれ!!



更に半年前にも『河童を見た!発言』はありました。
2001年4月1日放送の『春満開!モー娘。10人の裏表みせちゃったスペシャル』
この中の「最新CMに密着」というコーナー。
スクーピーの河童CMの裏側を放送したやつです。




今となっては、この時に加護ちゃんが河童を演じたのも何か運命を感じます。
この中で加護ちゃんと仲の良いマネージャーさんがスタジオに向かう場面があったんですが
ここで『河童を見た!発言』があります。





マネ「河童の鳴き声」
加護「キー!キー!」
マネ「うそぉ〜(笑)」
加護「本当だよ。キー!キー!言うんだって」
マネ「それは河童を見たことあるから?」
加護(頷く)
マネ「えぇ」
加護「ちっちゃい時に川で遊んでた時に河童らしき人が居た!」
マネ「河童らしき人がいた?ははは(笑)」
加護「本当に本当に!」


大好きなマネージャーさんですら、まともに受け取ってもらえない。
どれだけ加護ちゃんが歯がゆい思いをしてきたのか...。
ごめんなさい!加護ちゃん!
私もこの時の発言を軽くスルーしちゃってました(謝)。




そして、加護ちゃんが初めて河童について語ったのがこの時!
『今日のタメゴト。(完全版)』DVDに収録されている「河童の川流れ」




「今日のタメゴトは河童の川流れです。」
「河童の川流れ、河童は川に住んでたんですよね。」




「河童は見たことないんですけどね。」





えーーーーーーーっ!!!!(゚O゚ ;)





一瞬、血の気が引いたんですが、違うんです!!
別に加護ちゃんがウソをついた訳ではないんです。
良く見ると分かるんですが、

「河童の川流れ、河童は川に住んでたんですよね。」と発言した後に
ニコリと笑うんですよ、「良し!河童について語ったるでぇ〜!」って感じで、

なのに、そこで一回カットされてるんですね。編集が間違いなく入ってます。
それで、その後に
「河童は見たことないんですけどね。」と繋がってるんです。
あきらかに不自然な流れなんです。
この時に間違いなく、『河童を見た!発言』があったんですよ!
なのに番組ディレクターが、
『それは使えないんで、河童を見たって話はナシでお願いします。』
とか言いやがったんですよ!!間違いない!!

アホか!テレ東!氏ね!うんこディレクター!!

「河童は見たことないんですけどね。」と言わされてる時の
加護ちゃんの寂しげな笑顔を見るととてもつらいです。

小学3年生の時から、誰に話をしても相手にされなかった『河童の話』
その悔しさを遂に今回晴らした訳です。
今回のBSまるごと大全集は、加護ちゃんにとって非常に重要な番組だったでしょう!
ただ、加護ちゃん自身はみんなに本当の事が伝わったのか心配しているかもしれない。
だから、私も加護ちゃんと一緒に声を大にして言い続けます。



河童はいる!!













※ちょと追加
 この番組では、キジムナーと呼ばれてましたが、キムジナーと呼んでる所もあるようです。
 どちらも正しいようですよ。
 ある方からツッコミをいただいたので、ここで弁明しておきます(w)

 キジムナー
 キムジナー