俺にとってとても重要なアイドルであった鞘師里保ちゃんのモーニング娘。としての最後のツアー千秋楽に行ってきたので久しぶりにブログを書こうと思う。
鞘師里保がエースを務める現モーニング娘。の集大成のライブ、カッコよく力強く完璧なライブだった。
パフォーマンス力という点で見てもプラチナ期と肩を並べて歴代No.1と言ってもいいレベル。
これだけ良いもの見せられると尚更「ここで卒業勿体無い」って思いは募るよね。
具体的な未来(将来)が見えてるならともかく卒業の理由が漠然とダンスを極めたいとか海外留学って言われるとね。
(「鞘師は9期メンバーとして2011年「まじですかスカ!」でCDデビューし、ここまで活動してまいりました。
自分のダンスの更なるスキルアップに専念したい、という話を受け、話し合いを重ねた結果、本人の意向を尊重し、このような結論に至りました。」公式卒業発表より)
モーニング娘。の卒業って卒業後どうしてくっていうビジョンが具体的に見えてるパターンの方が多い。それか完全に芸能界引退するパターン。
具体的に将来が見えずに辞めてった子って良い印象ないんだよねその後の活躍に関して。市井紗耶香しかり、小川麻琴しかり。
鞘師ほどのエース格でこんなぼんやりとした理由での卒業ってなかったからやっぱりそこが不安。
ここ2年くらいは鞘師ちゃんから気持ちが離れちゃってたけどデビューから2年くらいは大好きで夢中になって見てた。
>鞘師ちゃん達9期が入る前のモーニング娘。はいわゆるプラチナ期と呼ばれてた時代。
>9期が加入してからの2年間、モーニング娘。の成長物語は本当に面白かった。
>高橋愛という絶対的エースから新世代エース鞘師里保への引き継ぎ。
>過去最高のパフォーマンス力を誇っていたプラチナ期から、ほぼ新人で構成される新たなモーニング娘。へのシフトチェンジ。
>10年以上続いてるモーニング娘。という老舗グループが久しぶりに新人グループに戻ったこの2年間は貴重な時代だったと思う。
(以前書いた文章より)
3年目に突入した頃からは完全にエース鞘師時代に突入し、グループ自体もフォーメーションダンスを売りにしたパフォーマスンスグループとして新たな「プラチナ期」として完成されていった。
パフォーマンスを極めたグループのライブを見るのも楽しくはあるけど、ツアー中に何回も見たいとはなかなか思わない。
なので1ツアーで1回か2回見る程度になっていき、エースとして完成された鞘師ちゃん自体に対しても徐々に興味を失ってしまった。
後藤真希加入くらいからモーニング娘。の本格的にヲタになって行ったんだけど、いわゆるエースメンは過去推してこなかった。
というか、加護ちゃんと道重さゆみくらいだけどね推しと呼べる存在は。
鞘師ちゃんみたいなエース候補を推すこと自体が俺としては物凄くめずらしいことで、他のアイドルでもこういう強い子はほとんど推してない。
鞘師ちゃんの場合、エースとしての素質はあるけど、ステージを降りると物凄く子供でとてもかわいかった。若かったしw そんなギャップにくすぐられてた気がする。
鞘師ちゃんは最初の頃、「将来モーニング娘。のリーダーになりたい」って言ってたんだよね。センターではなくリーダーって。それがとても意外だった。
その言葉を覚えてただけに、リーダーになる前に卒業を選択してしまったことが意外だったし残念だった。
5年も経てば人間の考えなんて変わるちゃ変わるけど、5歳の頃から変わらぬ思いでモーニング娘。入りを叶えた子だっただけに意外だった。
5歳の頃からモーニング娘。になることだけを夢見てレッスンを続け、12歳でモーニング娘。に加入、17歳でそのモーニング娘。を去っていく鞘師ちゃん。
もうアイドルというフィールドに戻ってくることはないかもしれないけど、この先どうなって行くのかまったく予想できないので楽しみに見ていきたいと思う。
鞘師ちゃん別に今日で娘。卒業したわけではなく大晦日のカウントダウンコンサートまでいくつかのイベントはあるけど、俺が生で鞘師ちゃん見れるのは今日が最後だった。
最後の挨拶ですげー近くまで来てくれて見れたのでうれしかった。
最後1人でステージに出てきて無邪気な子供のように赤いサイリウム見て喜んでステージはけ際には「ひゃっほーい!!」を何度もやったり、俺の大好きだった頃のかわいい鞘師ちゃんがまた見れてとってもうれしかったな。
こんなスーパーアイドルが登場するのは何年後かな、なかなか出て来ないよ鞘師ちゃんみたいな逸材は。
鞘師ちゃんがピストルエナジーで初めて1位になった時に書いた文章。(2011.7.6.)
を最後に再掲しておきます。
1月2日中野サンプラザで行われた「Hello! Project 2011 WINTER」で
モーニング娘。9期メンバーの1人として鞘師ちゃんは選ばれた。
昨年の春すでに「Jc&Jk女優オーディション」に合格しモーニング娘。との
舞台共演を果たしていたり、オーディションでのダンススキルの高さもあり、
下馬評通りの合格だった。
小学生時代は地元の広島アクターズスクールに通っており、
さくら学院の中元すず香ちゃんとも一緒にステージに立ったこともある。
左・鞘師、右・すず香
小学生の頃からアクターズスクールでレッスンを積んで来たと聞いたので、
本来は本格派のダンサーや安室ちゃんみたいな歌手を目指してるのかと
思ってたが実はそうではないらしい。
幼稚園の頃にモーニング娘。の「Go Girl ~恋のヴィクトリー~」を見て、
「将来、モーニング娘。になりたい。」そう思い、親におねだりして
スクールに通いだしたのだ。
「Go Girl」発売は2003年11月。鞘師ちゃんが5歳の時である。
鞘師ちゃんが小学生だった6年間、モーニング娘。になるべくダンスの修行を
積んでた時期、2004年から2010年。
モーニング娘。ブームが下降の一途を辿ってた時期でもある。
2006年からは数々のスキャンダルが娘。内で溢れ出した時でもあった。
モーニング娘。を嫌いにならないでくれてありがとう。
モーニング娘。に入りたいという夢を捨てないでくれてありがとう。
子供の頃に憧れた場所がどんどん変化していくのを鞘師ちゃんはどんな思いで
見てたんだろう。
先輩であるPerfumeがブレイクし、ハロプロからAKBにアイドルの流れが変わっても
鞘師ちゃんはモーニング娘。に入る夢をずっと持ってくれた。
鞘師ちゃんが娘。に興味を持ってから、娘。のオーデションは何回かあった。
しかし年齢制限により応募することは一度もできなかった。
2010年「モーニング娘。9期オーディション」開催発表。
ようやく鞘師ちゃんが対象年齢となる娘オーデが行われた。
鞘師ちゃんが12歳、小学6年生の時である。
「Go Girl」で娘。入りを夢見てから実に7年の月日が経っていた。
鞘師ちゃんがモーニング娘。に加入して、初のライブを見れたのは
5月7日中野サンプラザ。鞘師ちゃんのダンスが凄い!と聞いてたので
楽しみにしていたが、このライブを見るまではさほどエナジーは高くなかった。
「ダンスが踊れる凄い奴」なら世の中にごまんといるからね。
どれどれお手並み拝見させてもらいましょうかね!みたいな気分で臨んだ。
先輩達に混ざって遜色の無いダンスを見せる鞘師ちゃん。
鞘師ちゃんの一番の見せ場は「Moonlight night ~月夜の晩だよ~」。
10年選手である高橋愛、新垣里沙と3人で激しいダンスを見せ合う曲。
小さい体を全力で動かし、2人に真っ向から挑む素晴らしいステージングだった。
ダンスが凄いってだけならそこまで惹かれない。
鞘師ちゃんの魅力は普段とのギャップ。
曲が始まるとダンスマシーンと化すけれど、MC中には普通の子供に戻る。
同期の香音や生田が堂々とMCを喋るので鞘師ちゃんの子供っぽさが際立つ。
お姉さんたちに混ざって小さい鞘師ちゃんっていう絵がかわいくてしょうがない。
なのに踊りだすと物凄いっていうね。
このギャップから飛んでくるエナジーはハンパないんすよ。
高橋リーダーと9期メンバー1人が日替わりでトークするコーナーがある。
「1年前の自分に声をかけるとしたら何といいますか?」と質問された鞘師ちゃん。
パッと立ち上がり、1年前の自分に向かって
1年後にあなたの夢が叶ってますよ!
満面の笑顔でこう言ったんですよ。これ聞いた瞬間涙ドバっとこぼれたね。
高橋リーダーもこれには思わず「かわいい!」。
そして「その夢ってなんですか?」と鞘師ちゃんに聞いた。
モーニング娘。に入ることです!
居るんだねこの時代にこんな子が。そんなに好きかモーニング娘。が。
モーニング娘。に今そこまで愛情を持ってない俺でもここまで感動したんだから、
ガチなモーヲタたまんなかったと思うよコレ。
モーニング娘。を一途に愛し、そのモーニング娘。に入る事を夢見て、
それを成し遂げた中学1年生。見た目は子供だけど、やる時は凄い!
萌えと驚きと感動と興奮とたくさんのものを感じさせてくれる鞘師里保。
新たなスーパーエナジーちゃんの誕生です!!