5.7.『封印解除』市井紗耶香・浅井健一








今日、俺は三度目の運命を感じた。














2000年4月27日・市井紗耶香・モーニング娘。脱退発表  
















その2週間後



















2000年5月9日・ブランキー・ジェット・シティ解散発表















2000年5月21日・市井紗耶香・武道館にて
モーニング娘。卒業ライブ
  













2000年7月28日・FUJI ROCKフェスティバルにて
ブランキー・最後のステージ










その会場には、モーニング娘。卒業2ヶ月後の市井紗耶香の姿が














2001年10月28日・浅井健一・ブランキー解散後2枚目のアルバム
「シャーベッツ/VIETNAM 1964」リリース
















その1ヶ月後

















2001年11月29日・市井紗耶香・復帰作「FOLK SONGS」リリース











そして





ブランキー・ジェット・シティ解散発表から約2年経過の
2002年5月3日

BLACK LIST011に、浅井健一(JUDE)として出演




ガソリンの揺れかた




SKUNK




ロメオ





後期ブランキーのライブ悶絶ナンバーを浅井健一が
ブランキー解散後・遂に歌う


































封印解除





















その晩、浅井健一及びブランキー・ジェット・シティのファンサイトでは








「ブランキーの曲やんなよ!なんのために解散したんだよ!」








「浅井にはガッカリした!」




「ブランキーの曲はやって欲しくなかった!」







などの罵声が飛び交った。



















その3日後



















モーニング娘。卒業から約2年経過の2002年5月6日
市井紗耶香 in CUBIC-CROSSコンサート・ツアー初日赤坂ブリッツ


















ちょこっとLOVE(イントロ)








恋のダンスサイト








真夏の光線








ふるさと







Memory青春の光








DANCEするのだ!








LOVEマシーン





ちょこっとLOVE











モーニング娘。在籍時代のヒット曲をメドレーにて
市井紗耶香がモーニング娘。卒業後・遂に歌う





























封印解除




























その晩、市井紗耶香及びモーニング娘。ファンサイトで










「モーニング娘。の曲やんなよ!なんのために卒業したんだよ!」






「市井にはガッカリした!」










「モーニング娘。の曲はやって欲しくなかった!」











などの罵声が飛び交った。






































おいおい!お前ら何様だよ!!



















お前らは、アーティストに意見できる立場なんかい?















彼(彼女)らは人生かけて歌ってんねん!!







その彼(彼女)らが、この曲を選んで歌ってんねん!!







ファンならありがたく受け止めろっちゅうねん!!








マジで。









彼(彼女)らに過去のものを歌って欲しくないだと









そんな風に心で思うだけならまだしも、口に出して言うなんざ











ファンのエゴだよ!!












お前らは何か?彼(彼女)の親か教師か雇い主かい?










俺は違う。ただのファンだよ。










俺は彼(彼女)の生き様すべてに惚れこんでついていってんねん!






彼(彼女)がステージで表現したものはありがたく受け止めるよ。






それが例えかっこ悪いことでもね







でも、今回のことはかっこ悪いことなんかではない









涙が出るほどカッコイイっちゅうねん!!







彼(彼女)だって、過去に振り回されたくはないハズ








そんなのお前らよりよっぽど身に染みてるハズや








過去が偉大であれば偉大なほど、その過去の幻影に苦しめられる









それをすべてひっくるめて、
俺達に向かって歌ってくれてんねん!!









ありがとう








俺はその言葉しかでない








ソロとしての1stステージ





そこで、あえてモーニング娘。の曲を歌った






今の彼女よりもとてつもなく巨大なグループの大ヒットナンバーを






これから彼女が常に比較され続けるであろう大きな曲を








避けることだって、できたハズ







もう、モーニング娘。は私にとって過去の物なんで歌いたくない!






って言うことはできたハズ








でも、彼女は歌った









満員の観客の前で満点の笑顔でね








彼女は、過去を否定しない










過去(モーニング娘。)も含めて「市井紗耶香なんだ」
と自覚してるんだと思う










ファンが否定すんのかい?
彼女が歩いてきた道のりを歴史を生き様を








モーニング娘。だったことは恥ずかしいことなのかい?









モーニング娘。の時の思い出は消し去りたい思い出なのかい?









彼女は大物だよ









そんなちっぽけなことに拘ってるちっぽけなモーヲタなんて
足元に及ばないほどにね











今日のステージでこの曲を聞いた時









ぶっちゃければ、びっくりした












でもすぐに、涙が出るほど感動した









彼女はすべてを背負い込んで
進んでいこうとしてるのがわかったから












そして、その大きな曲を歌ってる時よりも








自作詩の「空」をギター片手に歌ってる時








座りながら「Lovin' you」をやさしく歌ってる時









アンコールで「なごり雪」を感情込めて歌ってる時












その瞬間の方が数倍輝いて見えた













それが答えだと俺は思ってる














彼女はすでにモーニング娘。を乗り越えてるんだって感じたから









いつまでも、グタグタ言ってるやつの方こそ、
元モーニング娘。っていう幻影に振り回されてるんやっちゅうねん









「娘。の曲をやることに意味があんのか!」




「それはやってはいけない事だ!」




・・・

































アホかと!
























お前に何がわかんねん!!
























お前は神様か!!易者か(w)











































とんでもねぇ、私はミニモニ。だよ!























そうだよ!ミニモニ。なんだよ!
  
 (意味わからんちゅうねん(w)



























俺は加護ちゃんが娘。を卒業してソロになった時に
「ミニモニ。メドレー」やっても大いに受け入れるね。






ただ、「ミニモニ。メドレーをやってくれ!」と自分からは言わない。





そんなこと言うのも、ファンのエゴだと思うから。







加護ちゃんがステージで表現したものをすべて受け入れるだけ。








ただ、それだけ。










右翼なんでね。













      







ちゃむ!ベンジー!俺は一生ついてくぜ!


最高のステージをありがとう!!