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早見あかり、ももクロLASTライブ直前/早見あかりとカート・コバーン

更新日:

 早見あかり、ももクロLASTライブ直前

早見あかりのももいろクローバーとしての最後のライブまであと2日。
3月5日から怒涛の9日連続全15イベントを敢行中に地震が起こり、
3月11日以降のイベントはすべて中止という事態に。
地震から16日後の27日に石丸閉店イベント&募金活動は行ったものの、
結局、ファンの前に姿を見せたのはあれが中野前の最後になってしまった。

あの一週間、6日のZeppTokyoでノドを潰してしまったり、
翌日のタワレコ渋谷では歌い終わると息をするのも苦しそうにしてたりと、
あかりの体調はかなり厳しい状態でボロボロだったと言える。
イベントがああゆう形ですべて中止になって良かったとはもちろん思ってないけど、
1月からノンストップで続けて来たイベントを一旦ブレイクし、
4/10の大一番にすべてを集中する流れに結果的になったことは運命なのかなと
思う部分もある。

物凄いテンションでツアーラストに向け突っ走ってたので、
あのままラストに到達したらどうなってたのか見れなかったのは残念だけどね。
あと心残りなのは3/11の新宿タワレコで、最後の6人ももクロとの写真撮影が
出来なかったことと、石丸ラストであかりに言葉をかける時に、これで最後だと
意識しないで会話をしてしまったこと。言いたかったことあるんだけどな。

 

木曜日にユーストリームで「夏菜子とペア」が放送された。
1月16日の脱退発表後、あかりに関してはいくつかの雑誌インタビューで
脱退についての心境を語ってるのを目にすることはできたけど、
その他のメンバーはあれ以来ほとんど語ってない。

放送では夏菜子とあかりが2人で語る場面があった。
2人で脱退について話したのはあかりがメンバーに告げた日1度だけだったらしい。
その後はお互いにあえてそれには触れないで過ごして来たと。

あの日、夏菜子は帰りの新幹線を1つ遅らせて、
マネージャーに離れてもらい、あかりと2人きりで話をしたらしい。
「ふざけんなよマジで」といった調子で最初は話し始めたけど、
お互い真剣に話し合い、そして泣き、最後はお互いに笑って終わったらしい。

あかりはメンバーに脱退を告げる前に夏菜子にだけは、
先に伝えようと思ったこともあったらしいが、それは辞めたと。

夏菜子はあかりがももクロを辞めたがってるのではないかと気づいた時があった。

その事をあかりに伝えようとメールを書いたけど、
最後の最後、送信ボタンを押すことができなかった。
ボタンを押して送信してしまうと、辞めるって事が事実になってしまうんじゃないかと、
それが怖くてボタンを押せなかったと語る夏菜子。

こんな青春ドラマみたいなエピソードがこの土壇場で放送されるなんて、
涙もろいおっさんには堪らなかった。

その後、しおりんとあーりんも登場し、みんな泣きながらの放送が続いた。

「6人で紅白に出たかった」

ももクロにとっての一番の夢である紅白出場。
この6人でその夢を叶えることはできなくなったけど、
あかりが残るメンバーに力強くこう言った。

「紅白出てね。私は審査員席から見てるから。」

ステージ上にももいろクローバー、審査員席に女優・早見あかり。

そんな夢のまた夢の話が実現することを願って、最後のライブを見届けてきます。

 

 

 早見あかりとカート・コバーン

 

1月16日に公開されたメンバーへの衝撃的なあかり脱退報告。
4月10日(日)18時まで無料で動画が見れるので見逃した人はぜひ。こちら

今更ながらこのあかり脱退宣言の映像は衝撃的だった。
過去に似た映像で思い出だすのがモーニング娘。の石黒脱退。

モーニング娘。の石黒彩が脱退を決めた時、マネージャーがメンバーを1人づつ
部屋に呼び出して「石黒脱退」を報告したシーンがTV番組「ASAYAN」で流された。
「LOVEマシーン」が日本中で大ヒットしてる最中(発売僅か3ヶ月後)に脱退する
という事は衝撃的だったし初めてそれを聞かされたメンバーのリアクションが
そのままリアルに流されるというのもドキュメンタリーとして凄い放送だった。
(当時の放送内容/1999年12月5日)

あかりの場合は本人の口から残りのメンバーに脱退を告げて、
それをすべて映像に残し、ファンに公開した。
柏の葉のイベントでファンに脱退を告知した夜に動画公開という用意周到さ。
メンバーが泣き崩れる様子もすべて包み隠さず公開した。
ここ10年のアイドル史の中でもここまで衝撃的な映像はそうそう無かったと思う。

アイドルの引退とはファンにとって死と同義。
ファンはその瞬間からもう二度とその子と会うことはできなくなる。
アイドルを引退したその子の人生はそのあとも続くけど、
アイドルとしての人生はそこで終わり。
あかりの場合はももクロからの脱退なので引退とは違うけど、
『アイドル・早見あかり』は4月10日でこの世から居なくなることに変わりない。

今だから書くけど、あかりの脱退宣言の動画を見た時、
NIRVANAのカート・コバーンの遺書を思い出した。
カートは94年4月5日に銃による自殺を図った。
まだNIRVANAが売れ続けてる時。

カートの遺書の中にこんな部分がある。

*****

自分はもうずっと長いこと、音楽を聴くことにも、曲を作ることにも、
何かを書くことにも、喜びを感じなくなってしまった。

例えば、ステージ裏に戻って、ライトがすべて消えた後、熱狂的な聴衆の絶叫も、
聴衆の愛と崇拝を喜び楽しんでいたフレディ・マーキュリーが感じたように、
喜び楽しむことはできなかった。
フレディ・マーキュリーみたいにできるのは本当に立派だし羨ましいと思う。

自分だってみんなに嘘をつくの嫌だ。ただの一人も騙したくない。
自分が考える最も重い罪とは、100%楽しいのだと嘘をつき、ふりをして、
人を騙すこと。
そう、時々ステージに出て行く前にタイムカードでも押しているかのような気分に
かられていたんだ。

*****

そして、あかりがメンバーの前で脱退理由を告げた内容

*****

気づいてたかもしれないけど、
あかりは、ももいろクローバーに居ていいのかな?って思うことがたくさんあったの。
みんなはそんなことないよって言ってくれると思うんだけど、
それは自分の考えとして、
性格とかみんなみたいに上手くアイドルをできないってところで、
あーりんみたいにかわいくできたらいいなって思ったりしたこともあるけど、
やっぱりできなかったから、クールビューティーに変わったし、
それで今までずっとみんなとやってきたんだけど、
やっぱり、ずっとずっと考えたんだけど、
やっぱり、私はももいろクローバーを4月10日に脱退します。

これは川上さんとかが決めたわけじゃなくて
私がずっと前から、ずっとずっと、「ピンキージョーンズ」のツアーの時に
泣いてるところをたくさんみんな見てたと思うけど、
自分で悩んで、ちゃんと考えて考えて、出した答えです。

みんなからしたら、何で?って思う気持ちもわかるけど、
分かって欲しいなとも思います。

*****

カートの場合、
ロックスターに憧れてバンドを始め、CDが売れいつの間にか自分自身が、
ロックスターになっていた。それは全然居心地の良いものではなく、
耐えられなくなってしまい、ドラッグに走り、最終的に自殺という結末を迎えた。

あかりの場合、
傍で見ていた大好きなももクロに途中から加入し、
みんなと一緒に楽しい思い出を作って来てはいたものの、
自分がアイドルとして向いてないんじゃないか?という思いも同時に芽生え始め、
最終的に自らの判断で脱退を決める。

2人とも非常に繊細な心の持ち主なんだなと思う。
もっと図々しく、スターとしてアイドルとして振舞えばいいのに、
求められてるんだから、求められてる通りに演じてればいいのにそれができない。

そして2人の言葉に共通してるのが、その道の達人について。

カートはクイーンのボーカリストであるフレディ・マーキュリーの名を挙げている。
フレディはロック史に残るエンターティナー。カートはフレディに憧れてた1人の青年
ではあったものの、自分はフレディのようにはなれなかったと嘆いている。

 

あかりはあーりんの名を挙げている。
あーりんは小学生の頃から芸能活動をしていて、
「おはスタ」出演の時点(2005年8月 - 2007年9月)で『アイドル・あーりん』として
すでに確固たるキャラクターを確立していた。
その才能は現在のももクロでも遺憾なく発揮されている。

 

ロックスターとはこうでなければいけない。

アイドルとはこうでなければいけない。

2人とも自分の中のロックスター像、アイドル像に自らを縛りつけてしまった。
ファンは彼女らの普通とは違う点に惹かれているのに、
本人はその違和感を受け入れる事ができなかった。
他人からすれば、なんでそんなこと、そのままでいいじゃない!と思うけど、
本人はその気持ちを偽ってまでも続けることは出来なかったんだろう。

ロックスターを放棄し、1人の歌い手として1人の人間として過ごせば良かったのに、
それを選ぶことは出来ずカートは自殺を選んだ。
誰もが望んでなかった結末。

あかりは『アイドル・早見あかり』を自らの手で終わらせてしまうが、
『女優・早見あかり』として生きて行く決断をした。
すでにその活動は始まっているようだし、元々スターダストは女優事務所、
元居た場所にに戻ったとも言えなくもない。
芸能界自体から引退することも考えたらしいが、それを選択せず、
別の道を歩む事を決めた彼女の今後に期待したい。

アイドル・早見あかりは4月10日で見納めだけど、
女優・早見あかりとしてはこれからがスタート。
ももクロと早見あかり、お互い別の未来へススメ!

  

カートコバーンの遺書を詠む

オマケ
※あの週末にまとめて書こうと思ってたけど、イベ中止により未完のままのレポ。
月曜日のだけ書いてあったので機会を逃してたのでついでにUP。

ももクロ怒涛の9日連続イベント続行中です。
週末ヒロインが今週だけは放課後ヒロインとして奮闘中!

 

 

 月曜日(渋谷タワレコ)「今、日本で一番握手の剥がしが早いアイドル」

平日シリーズはライブの前に物販(握手&チェキ)をやる。
物販が後だと21時までに切り上げることができない場合あるからね。
ライブが後なら時間足りなかったら曲数減らせば済むので。

という限られた時間内でのイベントってこともあり、握手が超高速。
柏の葉やZeppTokyoでの全員握手も早かったけど、更にスピードUP。
メンバーによっては会話1往復も不可能な時もある。

早い早いと言われてるハロプロも最近はやや低速になりつつある今、
ももクロちゃんが「今、日本で一番握手の剥がしが早いアイドル」に認定されました。
ももクロちゃん初の称号おめでとう!

メンバー私服で握手会に登場したのに、1人だけ「怪盗少女」衣装のれに。
全員の衣装を少しづつ使って1人ももクロ状態w

ライブセトリ
1.ミライボウル
2.chai maxx
3.全力少女

MC

4.words of the mind
5.気分は SUPER GIRL!
6.怪盗少女

EC
7.きみゆき
8.オレンジノート

この会場がめっちゃ熱い。
普通に立ってるだけでも汗だらだら。
メンバーも汗だくで「熱い!熱い!」言ってた。

前日のZeppでかなり体調の悪そうな姿を見せてたあかり。
重度の花粉症の影響もあり、この日も途中からかなり辛そうにしてた。
1曲歌い終わり次の曲に行く前で、横を向き苦しそうに息を整えてる姿があった。
「怪盗少女」に行く前とかかなりやばそうだった。

「怪盗少女」終えると最後のMCを待たずに、あかりだけ楽屋にはける。
5人だけでMC。
アンコールでメンバー出てくる前にあかりだけ1人でステージに登場し、
花粉症の影響で歌の途中で呼吸困難になったと説明。
その後、一旦戻り、6人で再び登場。

最後の「オレンジノート」歌い終えた時が20時58分。
お子様タイムリミットの21時ギリギリ。
歌い終わったメンバーに向かって、横に居たマネージャー川上さんが、
「あーりん戻って!戻って!」と大声でメンバーに叫ぶw

ぶっちゃけももクロは21時過ぎてもステージに居ることって何度かあるけどね。
この日はユーストリームで全世界に生中継されてますから、
21時過ぎてもお子様メンバーがステージに居る姿を見せるのは
さすがにマズイのか川上さんが必死に叫んでたのが面白かったw

 

 

 火曜日(川崎クラブチッタ)「個別握手5秒の時代、ハズレ付」

 

 

 

 水曜日(ららぽーと豊洲)「オリコンデイリー初登場3位」

ももいろクローバーがデイリー3位、サプライズ発表でメンバー涙(BARKS)

ももいろクローバー、「ミライボウル」オリコンデイリーチャート3位を記録!(msn)

 

 

 木曜日(新宿タワレコ)「これが売れてるアイドルの客層」

 

 

 金曜日(新宿タワレコ)

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