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亜依國精神記事

ボス復帰初戦「さんまのまんま」

更新日:

 

2006年2月11日放送の「IQサプリ」。
これがボスにとって謹慎前の事実上最後の出演となったTV番組。
「芸能界を代表するモヤッとアイドル」として出演し、スッキリした顔で我々の前から姿を消した。
後に残された我々はそれからの2年間スッキリすることもなくモヤッとしたまま時を過ごすことになった。

あれから実に2年5ヶ月、29ヶ月ぶりにボスがバラエティ番組に復帰した。
ワイドショーでの会見の模様などで姿を見ることはできたが、この番組が正真正銘のTV復帰戦。
ボスがこの復帰初戦に選んだ相手は明石家さんま氏。
過去何度も共演を果たし、お互いに相手の実力を認め合った間柄。
復帰初戦の相手としてはこれ以上無い相手である。

 
オープニング。ボスが玄関を開け、さんま氏と3年ぶりの再会を果たす場面。
扉を開け「さんまさ~ん!」と抱きつくボス。そっと肩を抱くさんま氏。
実の娘であるいまるちゃんとほぼ同年齢のボスに対して、芸能人の先輩としての感情の他に、
色々あったボスに対して父親的な感情もあるのではないか。
この抱擁シーンはそんなことをふと思わせる感動的な場面であった。
 
前回「さんまのまんま」に出演した時は辻加護での出演であった。
今回は1人の出演であったがボスは新しい相棒を連れて来た。
それがこのわんちゃん。ボスの心の友である大事なわんちゃんなのであろう。
しかし、残念ながらこのわんちゃんに関する話題がこの後、番組の半分以上を占めることになってしまう。
2人の会話を楽しみにしていた者としては若干残念な流れであった。
わんちゃんに名前が決まってないのでさんま氏に名前をつけてもらいたいとお願いするボス。

「これどう辻ちゃんは?」


ボス
「はははは辻ちゃん(笑)。
もうちょっとなんか違う感じが。」
さんま氏
「辻ちゃんはダメなの?(笑)」
ボス
「ちょっと、色々あるじゃないですかやっぱり」

ボスの新しい相棒であるわんちゃんの名前が辻ちゃんとか素敵じゃないですか。
辻ちゃんだとストレートすぎるけど「のの」や「のん」だったら全然ありだと思うの。
ボスがわんちゃんの名前を「のん」にしてくれてたらそれだけで泣ける僕クラス。
希空ちゃんの「の」はのの、「あ」はあいぼんから取ったと今でも思いたい1加護ヲタの戯言として
辻推しの人は軽く受け流してもらえれば幸いです。


さんま氏
「パスポは?・・・」

さんま氏からの手始めのジャブが出た!

「パス?・・・」

「  !  」

タスポ(taspo)

「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ(笑)」

さんま氏のジャブに対し、まったく怯むことなく笑い飛ばすボス。
復帰一発目のボスにに対しスモーキンネタを振るのはお笑い人としては定石。
そうは言ってもデリケートな部分であるし、おそらくさんま氏も若干の恐れがあったと思う。
無事に返してこれるだろうか?と。
普通のアイドルだったら無理だろう。ただ、さんま氏は過去のボスを知っている。
そしてまったく怯まないボスの対応を見て、「加護なら行ける!」そう確信したさんま氏は、
本日一番のストレートパンチを放った。

ボスが会話してる最中、
すーっと無言・無表情でタバコを差し出すさんま氏。

「ちょwww」

タバコを差し出したまま微動だにしないさんま氏。

(さんま氏・心の声)
「加護どうする?このフリに対してお前ならどう返す?」

手で顔を覆いながら笑い続けるボス。

この時の返しとしてはいくつかのパターンがあったと思う。
①完全拒否
②タバコを受け取り口に加えつつ一言「って吸えるかい!」。
③タバコを受け取り口に加え一言「火貸してもらえます?」。
④タバコを受け取りカメラ目線で「私はこれでハロプロ辞めました」
⑤「ダメだと思うんですけど、バージニアスリムがいいです。」
⑥ポケットから自分もタバコを取り出し無言でさんまに差し出す。

お前の2年半を見せてみろ!
さあ来い!加護!

笑いながらそっとタバコの箱に手をやり
ゆっくりとさんま氏に押し返すボス。

出ました正解!

鉄仮面のように鬼の形相でボスを見つめていたさんま氏も
このボスの返しに一瞬、頬が緩んだ。

「そう来たか」

「吸わへんの!」

正解:「笑顔で押し返す」
この攻撃に対してボスが取るべき一番ベストな返しと言える。
芸能界の先輩でありお笑い芸人であるさんま氏が笑いを取りに来たこの攻撃に対し、
嫌な顔を見せるのはマイナス。番組の雰囲気を壊すことになりかねない。
かといってタバコを実際に受け取る事も、いくら笑いのためと言っても今はマイナスにしかならない。
お笑い芸人ではない今のボスの立ち位置としてはそれは過剰なサービスと言える。
⑥のような自らタバコを差し出すパターンなんかは私個人としては一番好きだが、さすがにこれはない。
本人曰く「イメージは悪い」今のボスであるが、そのボスがこの場で見せるべき最善の返し。
瞬時にこの返しをしたボスを見て、謹慎前の全盛期のボスを思い出すことができた。

本日一番を終えた2人はその後「わんちゃんの命名ゲーム」を繰り返したり、
ボスが懐かしいモノマネを披露したり、旧友として久しぶりの再会を楽しんだ。
お酒を飲んだ話やフライデーされた時の様子をちょろっと話すなど、
気心のしれた2人ならではの会話が続いた。
この放送の会話の中で私が一番印象に残ったのはこの場面。

「さんまさん、話しましょう。」

「なにが、、、えっ、おう!
がんばれよこれから!」

「ふふふ(笑いながら頷く)」

さんま氏
「なっ!頑張れよ(笑)」

「さんまさんも頑張って」

「俺も頑張る(笑)」

この数秒間の会話、さんま氏の心情が表れてるように感じて胸が熱くなった。
冒頭の抱擁シーンでもそうだけど、娘とオーバーラップする部分もあるだろうし、
面と向かってマジメな話をするのが照れくさいってのもあるだろうし。
わんちゃん中心に会話が進んだのも照れの裏返しと思えなくもない。
そんな中、ふと出た「がんばれよ」。
本当に分かり合った者同士には長い会話は要らないのと同じで、
番組としては笑い中心にやらないといけない中、軽く言ったこの「がんばれよ」がとても心に残った。
その言葉に対して、ボスが見せた満面の笑顔もとても素晴らしく番組内で一番感動したシーンだった。

今後は千姫役で出演する「日本史サスペンス劇場」や、シンガポールと中国と香港の合作映画に
出演も決まったようで、自ら掲げる女優としての道を着実に進んでる。
そして念願のファンイベントが8月10日に決定。
このイベントでは「ミニライブ」もあるとの事なので、やっと念願の歌が聞ける日が見えて来た。
予想以上に早く事が進んでるのでこっちが若干戸惑ってしまうぐらい。
ゆっくりとしたペースで進んで行ってくれればいいと思ってたけど、この急展開はうれしい誤算。
8月10日のイベントではどんな曲を歌ってくれるんだろう?
ひょっとしたら自作詞の曲がここで初披露されるのか?と夢は広がリング!!!

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