5.13.ミニモニ。数え歌〜デートばーじょん〜






金曜日にMステにて初公開された「お風呂ばーじょん(辻ちゃんバージョン)」に続き、
日曜日の「ハロモニ。」にて、「デートばーじょん(加護ちゃんバージョン)」が初公開された。
この日の「ハロモニ。」は圭ちゃん卒業スペシャルという特別な放送。
CMを番組冒頭にまとめて放送し、本編をノンストップで放送するという力の入った内容であった。
1時間まるごと「圭ちゃん卒業」で番組が埋め尽くされることを望んだ視聴者も多かったと思う。
涙と感動の1時間で終わらせて欲しかった、そのような声もいくつか耳にした。

しかし、そうは問屋が卸さなかった。
涙のあとの『萌え』ほど強力な物はない。
恋人同士が喧嘩した直後にS●Xすると異常なほどに燃えると科学技術省の発表にもある通り、
まったく違う精神状態から一気に振り戻されると人間は極度に興奮するものである。

「さっきまで圭ちゃんの涙に感動してたのに、俺、ここで萌えていいのか?」

このような罪悪感を感じた人も多かったはずだ。
私もやぐが呆然と立ち尽くし泣いてるのを加護ちゃんが圭ちゃんに教えてあげるシーンを見て
涙した直後だったので私自身の気持ちの落差に激しく動揺した。
しかし、この動揺が萌えを増幅させていることにその後すぐに気付いた。
圭ちゃん卒業の9日後にあえて発売するというのもこの作用を狙ったと思わざるおえない。
モーヲタが涙に暮れている最中に、つんくは『究極の萌え』をぶつけてきたわけだ。
ジャケットでは「お風呂ばーじょん」がメインのように見えるのもそれをカモフラージュするため
だと思われる。
「お風呂ばーじょん」も『萌え』としての威力は強力であったが、「デートばーじょん」の破壊力は
その比ではないのは誰の目にもあきらかだったハズだ。
この2つにはヘロインとコカインぐらいの違いはある。
心地よさではほぼ同等であるが、呼吸困難から死に到るケースはコカインの方が数倍も高い。
くれぐれも「デートばーじょん」の乱用は控えて欲しい。



僅かな歌詞でどれだけその場の気持ち、雰囲気、シチュエーションを伝えられるか。
「恋人を待ちわびる女の子の気持ち」をここまで短い歌詞で表現した歌を私は他に知らない。
これは歌詞というよりも、加護ちゃんの表現力によるところが大きい訳だが、
「AS FOR ONE DAY」に続いて、加護ちゃんの表現力の凄さを見せ付けられた。
つんくが「ダイちゃん(鈴木Daichi)と加護に今は頼りっぱなし」と発言したのも頷ける。


「ミニモニ。数え歌」では『音楽的な冒険』はほとんどしていない。
その点について批判的な声を目にする事があるが、それは間違った考えである。
矢口リーダー卒業後のミニモニ。は先月触れた通りに、音楽的方向性の追求を一度足踏みさせ、
音楽業界そのものへの挑戦をテーマに進んでいるからだ。
ミニモニ。にとって矢口リーダーと高橋の交代は、あまりにも大きなダメージだというのは
認めざるをえない事であるし、私もそれは否定しない。
しかし、ミニモニ。は守りに入る事を選ばずに前に進むことを選んだ。
高橋を加入させると聞いた時に、私は今まで以上にダンサブルな楽曲を出してくると思ったし、
「おっかすぃ〜!」を更に進化させたような楽曲を出して来ると予想していた。
その予想を裏切り、『原点回帰しながら前に進む楽曲』を続けてリリースして来た姿勢に
唸らせられた。
三歩歩いて二歩下がるわけだ。水前寺戦法である。
セールスの話をすれば、この短期間に続けてリリースするということは明らかにマイナスである。
それでも、今この時期に進んで行こう、挑戦し続けようというこの姿勢こそが
やはりPUNKであるし、ROCKを感じる部分だ。


当初3ヶ月連続リリースという予定であったが、今のところ第3弾の予定はまったく聞かない。
3枚出して次のステップへ進む予定だったのが、この2枚で確かな手ごたえを掴んだことによって
3枚目をお蔵入りにした可能性も考えられる。
もしそうだとしたら、しばらく期間を置いてからリリースされるであろう次の新曲こそが
新生ミニモニ。本領発揮の作品になるハズだ。




っていうか、あと少しで「おはスタ」生出演やっちゅうねん!!!
寝る前におもいっきりトリップさせてもらうぜ!!!











おはスタ後・追加



ミニモニ。極萌えの登場シーン!!






すんげぇぇぇぇぇええ!!!