9.23.ロボキッス寸前〜寺田光男の秋、緊張の秋〜



「ロボキッス」というタイトルが発表されてかなりの日数が経った。
来週の「PJ」にWが出演するので、ここで「ロボキッス」が披露されることは鉄板。
出演メンバーにベリーズの名がないので、今回は2人だけで歌うことも確約されている。
今週は23(木)札幌、25(土)仙台とWスタンバイツアーが行われるので
ここでライブ初披露になることは十分考えられる。
本日の札幌が初披露の場になる可能性はかなり高いと予想しているのだが、
残念ながら私は札幌に参戦する事はできない。非常に無念だ。

現在、ピスコネのボスからもまだ音源が届いてないので、
私も「ロボキッス」がどんな曲なのかまったくわからず、日々妄想を繰り返すばかり。
タイトルが分かってから、これだけ長い期間どんな曲なのかまったく分からなかった事は
随分と久しぶりな事だ。
後から発売される娘。の新曲は今週のやぐラジオで初オンエアされるらしいが、
「ロボキッス」は今現在ラジオでオンエアされる日も不明。
早く聞きたいという気持ちは非常に強いのだが、タイトルとジャケ写だけで、
色々と想像するのもかなり楽しいものだ。

今、現在分かっている情報は以下のみ。
・作詞作曲・つんく、編曲・高橋諭一、田中直
 (C/W「SEXY SNOW」 作詞・作曲:鈴木Daichi秀行) もはアト情報なので真偽は不明

3rdシングルの発売日が判明したのは、娘。卒業前の7月28日。
まだ「あぁ いいな!」ですら発売される前にJBOOKで発売日の情報が掲載された。
この時点ではおそらくレコーディングはされていなかったと思われる。
曲が出来上がる前に、すでにリリースのスケジュールが確定していたのだろう。
今のハロプロはかなり先のスケジュールまでガッチリと決まっているらしいので、
来年の春ぐらいまでのリリーススケジュールは大方決まっているのかもしれないが。

「デュオU&U」という傑作の後、W初のオリジナル曲を作るプレッシャーでノイローゼ状態に
陥ってしまった寺田光男。
しかし、その逆境を乗り越えて寺田は「あぁ いいな!」という素晴らしい曲を完成させた。
命を削って書き上げた曲である。
「あぁ いいな!」を完成させ、吹っ切れた寺田が、その自身の気分を表現した曲が
「ハピネス〜幸福歓迎!〜」だということは、あまり知られていない話である。

波に乗りかけたと思われた寺田だが、その後も心に深い傷を抱えていた事が最近判明した。
シャ乱Q、モーニング娘。の元マネージャーである和田薫氏の日記が
QJ(クイックジャパン)に連載されているのだが、最新号の日記に寺田氏の事が書かれている。


↓以下コピペ
8月6日(金)
20時半。夜、「HEY!HEY!HEY!!!」のプロデューサー・Hさんの誕生日会が開かれる。
会場である山の手通りぞいの中華料理店へ行くと貸しきりパーティ状態で女の子も20人はいた。
なかなか雰囲気のある店である。下へ降りていくとDJブースとビリヤード、バカラのカードゲーム台などがあり、
みんなで盛り上がっている。つんく♂も登場。つんく♂、やがておそろしく酔い始める。
ベロンベロンになってDJブースへ行き、マイクを持ってワンマンショーを勝手に始め出す。
「こんなつまらんおっさんの誕生日やけど・・・」と言いながらみんなから金を巻き上げ始め、
「じゃんけんゲームをしよう!!!!!!」と叫ぶつんく♂。「じゃんけんゲーム」とは、
みんなでカネを出し合ってじゃんけんをして勝った人がそのカネを全部貰える、という単純なゲームである。
30万くらい集まった資金を持って「ジャンケン!」と威勢よく叫んでいるつんく♂を横目に、
「ひょっとしたら店の勘定が物凄い金額になっているのでは?」と思った俺はつんく♂の目を盗んで
じゃんけんゲーム用の資金30万円をこっそり幹事に渡し「これ、会費に回しちゃいなよ」と言う。
しばらくして30万がないことに気づき、あわて出すつんく♂。
しかし、いつのまにかそんなことすら忘れて今度はみんなでイッキが始まった。
某ベンチャー企業の会長がシャンパンを一杯飲んでぶっ倒れた。
「イェーイ!」とつんく♂もマイクで叫ぶ。そんなつんく♂に思いっきりヒイているGacktがいる。
それにしてもあんなにベロベロになってハジけているつんく♂は初めて見た。
ストレスでも溜まっているのだろうか。
宴は朝4時頃終了。Hさんはとても喜んでいた。
後で「金額、本当にやばかったですよ。和田さん。あの30万があってよかった」と幹事に言われた。

↑ここまで


6月の時点でノイローゼになりかかっていた事は、先月の亜依國で報告した。
その後は完治に向かっていると思われていたが、8月になりまた悪化した可能性がある。
躁鬱の状態を繰り返しているのかもしれない。いい時と悪い時がハッキリしている。
「美勇伝」などは彼がダウナーな状態の時に命名したとしか思えない。
日記に書かれている日付は8月6日。
あいののが娘。を卒業した週であり、Wの3rdシングルのリリース日が公になった後でもある。
「あぁ いいな!」発売前の雑誌インタビューなどで、2人がさかんに「作詞作曲をしたい。」と
寺田に圧力をかけていた時期でもある。
「あぁ いいな!」で「デュオU&U」の呪縛からは解放されたが、今度はWの2人から
激しいプレッシャーを受けはじめていた。
その苦しい時期を経て、寺田はWの新曲「ロボキッス」を完成させた。
後浦なつみのシングルに、ひらめきで作り上げた「シツレンジャー」という曲を
突発的に収録し、それを表題曲にチェンジしたあのトリッキーな行動を見ても、
今の寺田は全盛期の状態に戻りつつあると思われる。本能で動きはじめている。

私は寺田を信じている。
このプレッシャーを掻い潜って、氏が作り上げた曲が、素晴らしい作品であることを!



自身の気持ちを歌にした「ハピネス〜幸福歓迎!〜」の中に

WE WELCOME THIS HAPPINESS! TONIGHT
秋風の中で

WE WELCOME THIS HAPPINESS! TONIGHT
口付けの季節


という歌詞が出てくる。
彼の中には、秋は「口付けの季節」という思いがあるようだ。
今年の秋は「ロボキッス」という名曲が、日本中を席捲することになるだろう。