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なれのはて

亜依國精神記事

元祖天才JAZZぼん

更新日:

どうも5ヶ月ぶりに帰って来ました、D・亜依・Jのピストルです、こにゃにゃちわ。
巷でたまに見かける「アイドル好きのピストルおじさん」とは別人ですのでよろしくどうぞ。
最後に書いたのが2月6日に行われた「合法ライブ」のレポで、あの後もボスの現場には
顔を出してます。全部ではないけど外せないイベントにはきちんと行ってますよ。
娘。楽宴から追い出されてしまったので、辞めてしまったと思ってる人も居るかと思いますが、
そう簡単に辞めません。ここは遊びじゃなくてライフワークなんでね。
それと禁煙始めました。2ヶ月続いてまーす♪

この5ヶ月の間に「カンフーシェフ」が公開され、初主演映画「呪怨 黒い少女」も6月に公開、
映画「華鬼」への出演も新たに決定と、女優・加護亜依としての仕事はとても順調に進んでいて
喜ばしい限りです。
ボス本人、「歌手よりも役者」というのを明確に打ち出してるので、歌仕事がほとんど無いのは
仕方ない事だけど、俺個人としては、やはり歌が聞きたいって気持ちが強くあるわけで、
ここの所立て続けに生歌を聞く機会がありとてもうれしいです。
うれしくなったので5ヶ月ぶりにおじさん日記更新しちゃうぞーみたいな。

6月24日越谷レイクタウン、6月28日新宿タワーレコードで『no hesitAtIon』発売記念イベントが
ありました。『no hesitAtIon』に関しては去年の11月に初めて聞いてから7ヶ月以上も
経ってるわけでどんだけ待たせんねん!どこが新曲やっちゅうねん!みたいな気持ちが
心の中にはあったりなかったりするわけですが、発売後はヘビロテで毎日鬼リピしてます。
特にカップリング曲『children of the night』は半分が英語詞という大胆な試みで驚かされました。
僕世代で『children of the night』と聞くとイギリスが誇るヘビーメタルバンドWHITE SNAKEの
曲名と同じだったりするので、ギンギンなロックチューンを想像していたのですが、
Vanessa Carltonの『A Thousand Miles』を彷彿とさせるピアノが印象的なポップソングで、
ボスの歌声がとても心地よく、今の等身大の加護亜依が表現された名曲となっています。
「加護亜依」と聞くと今でも「元モームス」と答えるようなそこらの一般人にこそ、
この曲を聴いて欲しいんだけど、なかなか聴かせる機会がないのが歯がゆいばかりです。

ちょっと前置きが長くなりましたが、空白の5ヶ月間をとりま埋めないと先に進めないのでご勘弁。
ここからが本題となる天才JAZZぼんデビューライブのレポとなります。

 

 

 「春風亭小朝とジャズ界の女王寺井尚子の夢音楽会in名古屋」(7月5日)

なんでいきなりJAZZライブなの?と思う人も多いと思うので少し説明を。
今年1月に行われた小朝師匠との二人芝居出演時に、JAZZ鑑賞を趣味としてる師匠から
「JAZZを歌ってみない?」と誘われたのがきっかけ。
「声質が向いてるし、JAZZは似合うと思う」というのが理由。
JAZZヴァイオリニスト・寺井尚子さんがメインの音楽会(師匠主催)にゲストシンガーとして
今回参加することに。
ボスに集客力があるならば客寄せとして呼ばれたと言えるかもしれないけど、
今のボスには集客力と呼べるものはほとんどないので、師匠の好意で呼んでもらったと言える。
仕事で色々と悩んでるボスに対して助け舟を出してくれた形ですね。ありがたい話です。

会場は名古屋市公会堂。キャパ2000人。
客席は9割方埋まってたけど、その内の8割程度は60歳オーバーw
俺やでんでんが若手に入る超シルバーな客層。
ハローのライブにハゲが数匹紛れ込んでるとよく馬鹿にされるけど、そんなレベルちゃうからw
ボスにとってアウェイ中のアウェイだし、おそらく寺井さんにとってもアウェイだったでしょう。
ほとんどの客が“小朝目当て”だったと思われる。

入り口で本日のパンフレットが渡される。
中を見るとプログラムが載っており、曲目のネタバレをされた。
ボスが歌うのは2曲。絶賛発売中の期待の新曲『no hesitAtIon』の文字はそこにはなく、
JAZZのスタンダードナンバーと思わしき曲名が書いてある。
そして驚くべきは、このパンフに載ってるボスの肩書きだ。

特別ゲスト ジャズ・シンガー加護亜依

横に座ってるでんでんがそれを見つけて大笑いして俺に見せてくる。
「ちょwwwジャズ・シンガーってwwwwww」
失礼な男だなと思いながら、俺も少々笑ってしまった。失礼!w

どうやら今日は「あの加護ちゃんがゲストで歌いに来ちゃったよぉ~♪」っていう、
軽いおふざけレベルではないようだ。
「新曲出したのでちょろっと歌わせてもらいます。」みたいなPR的な出演では一切ナシ。
ガチ中のガチ。ガチJAZZライブにガチJAZZシンガーとして出演するのである。

 

 

 1部開演

1部開演。幕が開くとまず小朝師匠が1人で登場。
さらっと挨拶を始めるのかな?と思いきや、ここから30分に渡るトークショー。
ほとんど寝ずに遠征したので、うつらうつら聞いてたけど「SMAPの草なぎくんが
公園でポコチン出して何が悪い!」とか「食べるのが早い(雑な)男はSEXもヘタ」とか
高齢者向けのY談で笑いを取ってました。きみまろ風味。
下ネタで笑い取るとかさすが日本を代表する落語家さんですよね。

続いて本日のメイン、寺井尚子さんの登場。
1988年にJAZZヴァイオリニストとしてデビュー。
以来、20年以上に渡り日本を代表するJAZZヴァイオリニストとして活躍。
ハービー・ハンコックら、錚々たるミュージシャンと共演して来たツワモノ。

【寺井尚子カルテット】寺井尚子(Vln)、北島直樹(Pf)、店綱邦雄(B)、中沢剛(Ds)

30分に渡り華麗な演奏が続けられ、1部終了。
15分の休憩タイム。
モノホン中のモノホンのステージを見せられて、ここにこの後ボスが登場してくるとか
ちょっと想像がつかない。
期待で胸が膨らむというよりも、この世界の中にボスが入っていけるのか心配の方が強かった。

 

 

「寺井尚子と加護亜依の世界」

休憩が終わり、「寺井尚子と加護亜依の世界」と題された2部がスタート。
まずは寺井尚子カルテットの演奏から。
4曲ほど演奏した後、いよいよボスの登場する『Blue Moon』が始まった。
寺井さんのヴァイオリンがイントロ部分を奏でると、ステージ下手より真っ赤なロングドレスを
着たボスが歌いながら登場して来た。
その華麗なる変身っぷりに驚かされる。まさにJAZZぼん名古屋に現る!だ。

Blue Moon, you saw me standing alone

Without a dream in my heart

Without a love of my own

BLUE MOON
1934(Lorenz Hart / Richard Rodgers)

『Blue Moon』

アウェイな会場、生演奏でのステージってこともあってか、物凄く緊張した様子で歌ってる。
見てるこちらもボスの歌に酔いしれるというよりも、ミスしないか心配で見守るといった気分。
全編英語詞なので途中で歌えなくなるんじゃないかとドキドキもの。
だって去年12月のクリスマスパーティーで歌詞忘れした時に、
「自分で書いた詞だったら大丈夫。」って言っときながら、越谷のイベントでは
『no hesitAtIon』の歌詞おもいっきり飛ばした人ですからね、信用できないよw
しかーし、なんとビックリ!英語の歌をつまずくことなく完璧に歌い上げましたよ!

よくよく考えて見ると、ボスが客前で生バンドを従えて歌うこと自体、過去に1度もない。
ボスの音楽活動歴で初めての生演奏を見れるってだけでも素晴らしいのに、
その相手がこのツワモノ・寺井尚子カルテットっていうのが凄い、贅沢過ぎる。

演奏が終わると、寺井さんが一言「スペシャルゲスト、加護亜依!」

ここからボスのMC。喋る声も若干震えててかなりの緊張がうかがえる。


どうもみなさんこんにちは、加護亜依です。
初めてJAZZに参加させていただきましたが、えっと凄く緊張していて、
リハーサルも寺井さんのバンドのメンバーと一緒にやらせていただいて、
もうこんなことってないな!ってくらい凄く感動しています。
この私がJAZZを始めることになったきっかけがですね、
今年1月に小朝さんと一緒に2人芝居・舞台をやりまして、その時に小朝さんから
「ぜひJAZZをやってみたらどうですか?」と言っていただき、それがきっかけで
このステージに立つことができました。どうもありがとうございます。


こちらこそ!出会いって素敵ですね。歌ってみてどうでしたか。


あのぉJAZZはあまり聞いたことがなくて、今回この話を聞いてから
ずーっと聞くようになったんですよね。


そんな風には思えないですね。


それからJAZZの魅力にはまってしまい、今ではお掃除する時とか、お料理する時とか、
JAZZがチャララチャラン♪みたいに流れてるんです。


おしゃれなお掃除ね。


はい、おしゃれなお掃除(笑)。すごく今気持ちがいいです。


それは私も幸せ。こうゆう共演ができてね。


ありがとうございます。
これからも少しづつですが、JAZZを歌っていけたらなと思います。


素晴らしい!

--会場から拍手--


おお!どうも(照)
それではもう1曲聴いていただいてもよろしいでしょうか。

--会場から拍手--


この曲は本当に亜依さんの声に、亜依さんしか持っていない特別な声にピッタリな曲だと
リハーサルから感じていました。


それでは歌わせていただきます。よろしくお願いします。
『Someone To Watch Over Me』です。

『Someone To Watch Over Me』

「BLUE MOON」と比べるとこちらの方がキーが高いのでボスの歌声に合ってる。
寺西さんが「亜依さんしか持ってない特別な声にピッタリな曲」って言ってたけど、
まさにそんな感じで、ボスの歌声を存分に聞かせて貰えた。
ボスは特別に歌が上手いわけではないし、リズム感が良いわけでもない。
ボスの歌の一番の魅力はこの「歌声」だと俺は思ってるので、バックの演奏の音が声に
過剰に被る曲ではなく、バックの音をなるべく抑えて限りなくボスの歌声のみを際立たせる曲
ってのが究極の理想なんだよね。この曲はそれにかなり近かった。

この曲に近いテイストの曲ではW時代の『17才よさようなら(ARRIVEDERCI)』。
あの曲を大人な雰囲気で歌ってるところが見たいなぁなんて思ってたけど、
曲は違えどそれが実現した感じだった。それも物凄いミュージシャンの演奏をバックにね。
ボスの歌声とこの素晴らしいバックの演奏が交わってる様は圧巻。

今回見て改めて思ったのは、強い相手と交わった時のボスはやる!って事ね。
周りに合わす才能がピカイチだから周りがダメだと合わせて一緒にダメになるし、
2流3流と仕事すると2流3流の結果しか残さない。
集中力も持続力もあまりないけど、瞬間的なパワーは持ってるし、クリエイティブな才能は
潜在的に持ってるので、それを引き出せる相手、環境、仕事と巡り合った時には
その威力を発揮するって思ってる。今でもこれだけは信じてるし、ずっと期待して待ってます。
今回のライブでは加護亜依の才能の片鱗を久しぶりに垣間見れてとてもうれしかったです。

JAZZぼんは芸能活動を今後続けて行く上で間違いなく武器になると思うので、
すぐにお金には繋がらなくてもこれからも継続して欲しいですね。
復帰してからの活動はどうも「継続」がされてないようなので、
このJAZZぼんの活動は事務所の方もぜひ長期的な視点で捉えていただきたい。
よろしくどうぞ!

去年の8月にMelody gardotっていう女性JAZZシンガーのCDをボスにプレゼントしたんだよね。
年齢も近いし、生い立ちもちょっと似てたりしてて、カムバックして成功した人なんで、
こんな人も居るんだよって事を手紙に書いて渡した。
こんな感じの音楽をやってくれたらうれしいなって思いもあってね。
今回少しそれに近づいた姿が見れてうれしかった。あげた時はこのCD聞いてなさそうだけど、
料理しながらとか掃除しながらとか今になって聞いてくれてたらうれしいなw

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